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場所(E)

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臓器の場所はどこ?人体の内臓の位置を図を用いてわかりやすく解説!

2024.02.25

人体の臓器の場所は難しいもの。どこに臓器があるか、内臓の位置や人体の構造をイラストや図を用いて説明していきます。また、体に痛みが出た場合は臓器の場所と関係があるのか、あるとしたらどこの内臓がトラブルを起こしているのかなども図を使って見ていきます。

  1. 臓器・内臓とは
  2. 人体の臓器の場所と構造の図
  3. 人体の臓器と痛みの関係
  4. 人体の臓器の不思議
  5. まとめ
体の中にある各器官のことを言います。呼吸器、消化器、泌尿器、生殖器、内分泌器の器官があります。ほとんどの器官は胸腔と腹腔内にありますが、口や鼻のように体の表面にごく近い場所に存在するものもあります。以前は脳や心臓も内蔵の一部とされていましたが、今では循環器系や神経系のものは内臓ではないとされています。

いろんな人体の臓器の図

臓器の場所はなんとなくわかっているつもりだけど、実際にそうかと言われると自信がない人も少なくないのではないでしょうか。横隔膜を境に、上は胸腔、下は腹腔に分かれていて、胸膜や腹膜でカバーされています。胸腔内には心臓や肺、気管支などがあり、腹腔内には食道、胃、小腸、大腸、胆のう、肝臓、すい臓などが存在します。その他にも脾臓、腎臓、膀胱、副腎なども臓器の一部です。イラストで確かめてみましょう。

人体の前面の場所に位置する臓器の図

引用: https://health.xgoo.jp/medical/img/new/medical/jintai/jin001.jpg?version=2018101201&
人体の臓器は、器官や肺などの呼吸に関わるものや、胃や十二指腸、小腸、大腸、膵臓、肝臓などの消化に関わるもの、腎臓や膀胱など濾過や排出に関わるものや、生殖器などで構成されています。

人体の後面の場所に位置する臓器の図

引用: https://health.xgoo.jp/medical/img/new/medical/jintai/jin002.jpg?version=2018101201&
内臓はそれぞれに重要な働きがあり、体にとってなくてはならないものです。例えば肝臓は、人体の中で最も大きな臓器と言われ、栄養素などを科学的に変化させる役割を担っています。肝臓が担う働きを人間が作ろうとしても未だに実現されていません。大腸は食べたものなどから水分や栄養を吸収して便を作る器官です。食べすぎたりストレスなどで下痢になる場合は、大腸で十分な水分が吸収しきれずに排便してしまうからだそうです。
人体を知れば健康にも興味が出てくることでしょう。健康によいと言われる炭酸水について書かれたものが下記の関連記事です。炭酸水や健康が気になる方は是非読んでみてください。

背中や腰の痛むとき体のどこの場所に気を付けるべき?

後腹膜部分に何らかのトラブルが起きると背中や腰に痛みを感じることがあると言います。膀胱炎っぽかったり高熱がある場合は腎盂腎炎の可能性があります。子宮内膜症の場合は下腹部の他に腰にも重い感じの痛みが出るそうです。大動脈のトラブルの場合も背中に痛みが出ます。この限りではありませんが、参考までに。

背中が痛むとき体のどこの場所に気を付けるべき?

背中の右上部に響くような痛みがある場合は肺炎や肺結核などが疑われます。背中き全体的に広がるような痛みの場合は気管支炎も考えられます。背中の右下が差し込む用に痛い場合は十二指腸潰瘍などが、同じ部分の痛みにだるさもある場合は肝炎など、痛みの他に発熱がある場合は腎盂腎炎や腎結石が疑われます。
背中の左上部にぎゅっと握られたような痛みがある場合は狭心症や心筋梗塞、同じ部分が引き裂かれるような痛みの場合は解離性大動脈瘤や大動脈瘤が、背中の左下部が我慢できないほどの痛みがあるときは膵炎やすい臓がん、同じ部分が発熱を伴って痛いなら腎盂腎炎や腎結石が疑われます。

腰周辺が痛みむとき体のどこの場所に気を付けるべき?

腰回りに出る、高熱を伴った痛みの場合は卵管炎や子宮外妊娠、間欠的な痛みなら尿路結石、下腹部が全体的に重く痛いなら子宮内膜症が疑われます。尿路結石は七転八倒するような痛みが突然現れては消えることを繰り返します。

再生する臓器

臓器は失われるとその臓器が新しく育ってくることはありませんが、肝臓だけは、手術で70%ほどとってしまっても2週間ほどで元の重さに戻ると言われます。肝臓は病気の症状が出にくい臓器なので、別名「沈黙の臓器」とも呼ばれています。

なくても生きていける臓器がある

どの臓器も内蔵も人体にとっては大切な存在で、重要な働きをし、なくてはならないものではありますが、実はなくても生きていける臓器があるそうです。肺は2つありますが、その一つがなくなっても十分に機能されるようです。また、肺が1つしかないにも関わらず、激しい運動は難しいのにマラソンをする人もいるそうです。さらに、胃がなくても小腸が消化をするため大丈夫だという人もいるそうです。小さな食べ物しか食べられなくなったり、サプリが必要になったりすることもあるようですが、基本的には大丈夫と言われます。
上記以外にも、脾臓や胆のう、腎臓の一つ、脳の半球が失われたとしても人は生きて行けるそうです。胆のうや腎臓はよく聞きますが、脳を半分失っても大丈夫と言うこともあるため驚きです。脳を失う治療はレアで、リスクのあるものですし、麻痺が残るケースもありますが多くの場合は手術前と同様に生活ができるそうです。
人体の構造や内臓のあれこれをイラストや図も用いて見ていきました。人体の構造は複雑で、知れば知るほど謎も深まります。しかし臓器の場所や情報が分かると役に立つ機会もあることでしょう。自分でイラストを描くとより臓器が身近になり理解も深まります。ここでの記事以外にもいろいろ調べてみて、その情報を活かしてみてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/oLp6zbJe3O/?tagged=%E4%BA%BA%E4%BD%93%E8%A7%A3%E5%89%96%E5%9B%B3