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リモコンを自分で修理!鉛筆などの文房具でリモコンの感度が元通りに!

2024.02.25

反応が鈍くなった「リモコン」。電池を換えたばかりなのに、どうして使えないの?それは、リモコンと電池の接触不良かもしれません。もしも電池の接触不良なら、自分で簡単に修理をすることができます。これからリモコンの修理の方法を、解説いたします。

  1. リモコンの修理は、まずバッテリーのチェックから始めましょう
  2. リモコンを自分で修理!
  3. 【リモコンの修理の仕方】あっという間に、電池とリモコンの接点を改善!
  4. 【リモコンの修理の仕方】電池とリモコンの接点を修理
  5. なぜ、鉛筆でリモコンを修理できるのか
  6. 鉛筆の芯に迫る!
  7. 【リモコンの修理の仕方】押しボタンとリモコンの接点を修理
  8. 鉛筆の代用品は、アルミ箔
  9. 電池の接触不良は、接点復活スプレーを使ってみよう
  10. リモコンの修理も自分で簡単!
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リモコンが使えないとお困りのときは、最初に疑うべきことは、バッテリーです。リモコンの電池が切れているかもしれませんので、新しい電池と変えてみましょう。

便利なバッテリーチェッカー

引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51lw%2BjMCRQL._SX425_.jpg
電池の残量をチェックするには、「バッテリーチェッカー」を使うと簡単です。電池のサイズに合わせて、バッテリーの残量を測ることができます。電池の見た目でバッテリーの残量は分かりませんので、バッテリーチェッカーがあれば、簡単に測定できます。
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電池を換えたけれど、それでもリモコンが使えない!そんなときは、電池とリモコンが接触不良を起こしているのかもしれません。リモコンを修理するなんて、面倒だと思われるかもしれませんが、実は、意外と簡単にできるのです。

修理のポイントは、接点と鉛筆

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キーワードは、接点と鉛筆。電池とリモコンの接点、もしくは押しボタン裏の伝導体とリモコンの接点を修理します。必要なものは、鉛筆一本。たったコレだけで、反応が鈍くなったリモコンが修理ができてしまいます。
これから、その修理の仕方について説明します。
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この方法は、修理とはいえないほど、とても簡単です。

1.リモコンのふたを取る

リモコンを裏にして、電池が入っている部分のふたを外します。

2.電池を回す

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電池をリモコン本体から取り外さないで、収納された状態のまま、電池を3回ほど回転させます。

3.ふたを閉めて、完了!

電池のふたを閉めて、終了です。
たったコレだけのことで、接触不良が改善されてしまうことがあるのです。修理といえないほど作業で、簡単ですのから、まずはここからやってみてください。
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電池とリモコンの接点を改良してリモコンを使えるようにするための修理に必要なものは、鉛筆です。鉛筆の濃さは、HB、2B、4Bがおすすめです。

1.電池を取り外す

リモコン裏にある電池収納スペースの蓋を開き、電池を取り出します。

2.鉛筆で電池とリモコンの接点部分をこする

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鉛筆で、リモコンと電池の接点にある金具を、黒く塗りつけるようにこすります。
同じように、電池のプラスとマイナス極の部分も、鉛筆で塗ります。

3.鉛筆の粉を拭き取る

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鉛筆でリモコンや電池をこすったときに、鉛筆の芯の粉が出てきます。それはきれいにティッシュなどで拭き取りましょう。

4.完了!

リモコンの修理は、これで終了です。電池を戻して、リモコンを使ってみてください。リモコンの操作がしやすくなっているはずです。
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なぜ鉛筆一本を使った、たったコレだけの作業で、リモコンが修理できるのか分かりますか。
鉛筆の芯に含まれているカーボンが、伝導体の役割をするのです。カーボンは、電気抵抗が低いため、電気を通す粉ことができます。それを導電性と呼びます。電気を通すことのできる物質として金属がありますが、カーボンは金属と比べれば、導電性は高いとはいえません。
しかし、電池をリモコンのちょっとした接触不良程度の問題ならば、カーボンの導電性で解決できます。
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鉛筆の芯は、黒鉛と粘土でできています。この二つの物質を混ぜ合わせて、焼いて作られるのです。
この芯の材料である黒鉛が、炭素、つまりカーボンでできています。石炭やダイヤモンドも同じ仲間になります。黒鉛がカーボンでできているため、電気を通すので、鉛筆の修理に鉛筆が使えるのです。

色鉛筆は、使えない

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同じ鉛筆でも色鉛筆は、黒鉛が使われていないので、リモコンの修理には使えません。色鉛筆の芯には導電性がないためです。
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引用: https://www.instagram.com/p/B5K2wJQgbpQ/
鉛筆を使って、電池とリモコンの接点を修理してみましたが、まだリモコンが使えない場合、次は、リモコンのボタン部分の接点を疑ってみましょう。
リモコンボタン部分の修理を、今度も鉛筆一本でやってみましょう。

1.リモコンの基盤を外す

最初に、リモコンを分解します。
リモコンをひっくり返し、電池を収納するふたを外し、電池も取り出します。
すると、リモコンの基盤を止めているネジがありますから、それを全部ドライバーを使って外します。

リモコンを傷つけないように、注意して作業を進めましょう

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次に、基盤をゆっくりと取り外していきます。基盤を固定するツメがあるかもしれませんから、樹脂製のヘラやマイナスドライバーなどを使って、ゆっくりと外していきましょう。
この時のコツは、ツメを折らないように、優しく作業を進めることです。また基盤自体も傷つきやすい素材でできていることがありますから、傷つけないように注意が必要です。

2.ボタン裏の修理

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リモコンの基盤が外れると、押しボタンのちょうど裏側が露出されると思います。そこには、ボタン裏の伝導体があります。
その伝導体部分一つ一つを、鉛筆でこすっていきます。鉛筆をこすった時に出てくる粉は、ティッシュなどで拭き取りましょう。

3.完了!

これで修理は終了です。リモコンを解体したときとは逆の順序で、リモコンを組み立て行きます。細かな作業になりますが、根気よくなさってください。
また、リモコンの内部は特に、ほこり等の細かなゴミを嫌いますから、ゴミが入らないように気をつけてください。
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もしも以上の修理を鉛筆でしたのに、リモコンが治らなかったら、そのときはアルミ箔を使ってみてください。アルミホイルは、言わずと知れた金属でできていますから、鉛筆の芯よりも導電率が高いです。そのため、電池とリモコンの接触不良で起きた問題や、ボタンとリモコンの接触不良で起きた不全は、アルミホイルで改善できます。
修理の作業工程は、上記で説明したのと同じです。鉛筆の代わりに、アルミ箔を小さく切って、ボタン裏の伝導体に乗せていくだけです。
ただアルミ箔を使った修理は、鉛筆を使う場合に比べて、ずっと細かい作業になります。根気も必要ですので、落ち着いて修理を進めてください。
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電池の接触部分には、鉛筆の代わりに、アルミではなく、接点復活スプレーのほうが使いやすいです。接点復活スプレーは、ホームセンターで購入するか、ネット通販で買うことができます。価格は、500円ほどです。
準備するものは、接点復活スプレーのほかに、綿棒と、作業で汚れないように古新聞などを机に広げるのがいいでしょう。

リモコンには、綿棒で接点復活スプレーをつける

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リモコン裏の電池のふたを開けて、電池を取り出します。
接点復活スプレーの接着剤を綿棒に染み込ませて、リモコンの電池の接点部分に接着剤を塗ります。

電池は、ティッシュを使って

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電池のプラスとマイナス極の部分に、綿棒で接着剤をつけてもいいのですが、つける面が広くなりますので、接着剤を染み込ませたティッシュなどで拭くほうが、簡単でしょう。

電池をリモコンに戻して、完了!

電池をリモコンに戻して、電池のカバーを閉めれば、修理は終了です。鉛筆を使うよりも、必要となる道具が増えますが、作業工程そのものは、それほど難しくありません。
スプレーを使うので、窓を開けるなどして、換気には注意しましょう。
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リモコンの不具合を、自分で修理できて、しかもその修理の仕方がそれほど難しくないとしたら、ちょっとすごいことですよね。これなら機械オンチの方でも、できるのではないでしょうか。
リモコンの電池の接触不良は、たった一本の鉛筆でできてしまいます。鉛筆で駄目なら、アルミや接点復活スプレーも使えます。どれを使うにしても、修理方法は難しくはありませんので、もしもリモコンの調子が悪かった場合には、試してみてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/B4paax8lMDq/