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スピーカーの寿命は何年?劣化・音割れ・ノイズを防ぐ秘密の方法をご紹介!

2024.02.25

スピーカーは、部屋や車の中で、音楽を楽しむのに欠かせないものですよね。しかし、スピーカーにも寿命があります。音にノイズが入ったり、音割れがおきたりと年数が経てば必ず生じます。今回は、そんなスピーカーの寿命を長くするための方法や劣化原因についてご紹介します。

  1. スピーカーの寿命
  2. スピーカーに寿命がある要因ーエッジの劣化
  3. スピーカーに寿命がある要因ーボスコイルの劣化
  4. スピーカーに寿命がある要因ーコーンの劣化
  5. スピーカーに寿命がある要因ーダンパーの劣化
  6. スピーカーに寿命がある要因ースピーカーケーブルの劣化
  7. スピーカーの寿命を長くする方法
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スピーカーなどのオーディオ器機は、メーカーによって異なりますが、5年から20年と長く使うことができます。きちんとメンテナンスや管理をしっかりとすればさらに長い間使うことも可能です。
引用: http://maruja.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/05/20/img_7261.jpg
スピーカーのエッジは、ウレタンでできているものとそれ以外の素材に大きく分けることができます。それぞれの素材によって特徴があり劣化スピードが変わってきます。しかし、たとえ20年、30年まえに作られた高級品のスピーカーでも必ず劣化してしまうのが難点です。

素材ごとの特徴ーウレタン素材

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(メリット) ・素材が比較的安価で手に入りやすい。 ・これまでと同じ素材なので、安心感があり近い音質になる。 (デメリット) ・素材の性質上、修理から3~10年程度で劣化してしまうため、いずれ再修理が必要。 ・買い取ってもらう時に、中古価格が下がってしまう場合がある。 ・いくら同じウレタン素材でも、以前と同様の音が出るとは限らない。

素材ごとの特徴ーセーム皮

引用: http://ja8dni.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2015/09/07/p1040296.jpg
(メリット) ・専門店だけでなく、カー用品店などでも販売されている。 ・天然素材なので、ウレタンよりも音質の向上が期待できる。 (デメリット) ・自然素材であるがゆえ、ところどころ強度や厚さにムラが出てしまう。 ・水に濡らしてしまうと縮んで使うことができなくなる。 ・色を選ぶことができない。 ・ウレタンよりも少々値が張る。

素材ごとの特徴ーシリコンシーリング材

引用: http://www.geocities.jp/purojekuto21/CIMG01261.jpg
(メリット) ・他のどの素材よりも安い。 ・年数が経過しても、あまり劣化が進まない。 (デメリット) ・音質が他と比べてあまり良くない。 ・使うことができる接着剤が限られている。 ・有機溶剤で希釈する必要があり、扱いが面倒な部分がある。

引用: http://sdroxx.com/wp-content/uploads/2014/04/IMG_7747.jpg
ボイスコイルは金属ですので、空気に触れておくと錆びてしまいます。コイルとリード線をつけているハンダの劣化は、とても早いです。ボイスコイルは、発スピーカーに加えた電力の90%以上は音に変換されず、熱になるのでボイスコイルの巻いてあるボビンも劣化してしまいます。
引用: https://www3.jvckenwood.com/audio_w/woodcone/img/is/img_1.jpg
コーンの素材が何であれ、振動していれば必ず小さなキズが増え、硬度は低下します。小さな傷でも音割れやノイズなどの影響が出てしまいます。さらに、動いていなくても、素材の酸化等は避けられません。コーンは劣化しないように、色々な工夫がされていますが、あくまでも劣化のスピードを遅くするだけです。ですが、劣化が進んでいる場合でも、コーンを交換することでスピーカの寿命がのびる可能性があります。
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引用: http://1.bp.blogspot.com/-xciZAcp4pCY/VOCZm02EVfI/AAAAAAABFKs/i47AT27S8lo/s1600/R1039994.JPG
引用: http://www.diyloudspeakers.jp/picture/6000picture/20080131_0232danper.jpg
ボイスコイルを支えているダンパーも弾性が変化したり変形し、ボイスコイルの位置を正常に保てなくなる場合があります。他にも、ダンパーとボイスコイルやフレームの接着部が剥げてしまうこともあります。
引用: http://www.parc-audio.com/blog/wp-content/uploads/1(22).jpg
引用: http://www.r31.jp/img/counter_old/spc/spc_2972_001.jpg
ケーブルを包んでいる外側の被膜は、年数が経つにつれて劣化していきます。もし、外側の被膜が丈夫で傷も入っていなければ非常に長い期間使用することができます。ただし、末端の部分は、むき出しになっており、そこから空気が入ってしまい、銅が酸化すると寿命が短くなり、早く劣化しやすいです。スピーカーやアンプに繋ぐためにむき出しにしたものはやがて錆びてくると、抵抗値が高くなり音量が小さくなったり、ノイズが入ったりと劣化による障害がでてきます。

温度対策

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スピーカーの内部は、さまざまな精密機器が搭載されているので、急激な温度変化があると、スピーカー内部の装置に結露が発生し、回路の金属部分に錆が発生してしまいます。錆があると、音割れやノイズが入ってしまう原因になるので注意が必要です。対策としては、エアコンなどを使う際に、急激に温度変化が起きないようにゆっくりと部屋の温度を変化させてください。

湿気対策

引用: http://www.velonotte.org/wp-content/uploads/2015/09/%E6%B9%BF%E5%BA%A6%E8%AA%BF%E6%95%B4.jpeg
湿気は、スピーカーにとって一番の天敵です。スピーカーを置いてある付近・部屋の湿度が高いと、スピーカーの振動部や内部にカビが生えてしまうことがあります。それにより、機械が上手く作動しなかったりとトラブルが発生してしまいます。対策としては、スピーカーのある部屋・付近では、加湿器を使わなかったり、除湿器を作動させておくのがおすすめです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://www.eonet.ne.jp/~rire-franc/photo/photo-in/jbl-4344-right-w570-2.jpg