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お酒が強いと言えるのは何杯から?その基準と判別法を徹底解説!

2024.02.25

あなたはご自分がお酒に強い方だと思いますか?それとも、お酒に弱い方だと思いますか?お酒に強い、弱いの基準は一体どこで見極める事が出来るのでしょうか。今回は、アルコールの強さと弱さの基準、判別法を徹底解説していきたいと思います。

  1. 自分はお酒に強い方なのか?
  2. 1:日本人の約4割は弱い!?お酒に強いのは間違いなのか
  3. 2:お酒の強い弱いは遺伝に影響する!
  4. 3:お酒の強い弱いは「性別」によっても変わる
  5. 4:お酒の強い弱いは「年齢」によっても変わる
  6. 5:お酒の強い弱いは「体重」によっても変わる
  7. 6:お酒の強い弱いの基準が分かる方法は?
  8. 7:お酒の弱い人でも強くなれるの?
  9. 8:お酒の強い人は二日酔いも無い!
  10. 9:お酒に弱い人必見!二日酔いしない食べ物!
  11. 10:お酒に弱い人必見!二日酔いをしてしまった時の対策方法☆
  12. お酒が強い判断基準のまとめ
引用: https://tabizine.jp/wp-content/uploads/2016/08/88516-06.jpg
アルコールに強いのか、弱いのかの基準や判別は、どこでする事が出来るのでしょうか。
お酒が好きな人は多いと思いますが、お酒が好きな人=アルコール強いというイメージですが、本当にそうなのでしょうか。
今回は、アルコールの強さと弱さの基準や判別法を徹底解説していきたいと思います。
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日本人などのモンゴロイド系の人種は、ヨーロッパ系やアフリカ系の人種に比べて、アルコールに弱いと言われています。
人類が三大人種に分岐した後、モンゴロイドの中に突然変異が起きて、お酒を飲んだ時に発生する有害物質「アセトアルデヒド」を分解する酵素「ALDH2」の活性を失った人が出現しました。その後、時代が流れモンゴロイド系の人種には、お酒に弱い人々が次第に増えていったと言われています。
引用: https://cdn.shopify.com/s/files/1/1539/8719/files/aldh2_deficiency_liver_graphic_8529c91d-8561-4c87-ba65-c71be8a4b1dd.png?v=1513063546
今では、「ALDH2」低活性型の存在はモンゴロイドの特徴となっています。日本人に二日酔いが多いのも、この影響からだと言われています。
引用: http://gene-dna.info/wp-content/uploads/2016/05/44845230_m-718x658.jpg
なぜモンゴロイド系の人種がお酒に弱いのかは、ALDH2の活性が生まれつき弱い又は、欠けているという遺伝的な性質によるものです。
ALDH2の活性が弱い又は欠けている事で、アルコール分解産物である有害物質アセトアルデヒドを速やかに分解できない為、少量のアルコールでも悪酔いしやすくなったり、二日酔いになったりしてしまいます。
両親ともにアルコールに弱いと言う人は、「アルコールに弱い体質」を受け継いでいると考えられます。無理にアルコールに強くなる努力をするよりも、自分の体質を知って、周囲に理解してもらい、体質に合ったお酒の呑み方をする事が大切です。
引用: http://kanzo.tokyo/img/img18.png
引用: https://data.ac-illust.com/data/thumbnails/38/3827d170e39682a0790f19c8a03c9bc6_t.jpeg
女性は、体格の違いや女性ホルモンの影響によって、男性に比べてアルコールの分解速度が遅いと言う性質があります。女性は、体脂肪が多く水分量が少ないので、体内の血中アルコール濃度が高くなりやすい傾向があり、二日酔いなどになりやすいです。
引用: http://livedoor.blogimg.jp/laba_q/imgs/4/7/4739fc93.jpg
未成年者は、アルコールを分解する酵素が十分働かない為、飲酒をする事で心身にさまざまな悪影響をもたらしてしまいます。
その為、法律で未成年の飲酒が禁止されています。
引用: https://doctorsme-production.s3.amazonaws.com/contents/theme/thum_1967.jpg
そして、高齢になっていくとアルコールの代謝能力が低下しするので、酔いやすかったり、二日酔いになりやすくなります。
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体重の約7%が血液である事はご存知でしょうか?
血液中のアルコールの量で、酔いの状態が変わってきます。体重の軽い人は、体内の血液の量がも少ないと言う事です。同じ量のアルコールを飲んでも、血中アルコール濃度が高くなり、酔いやすくなってしまいます。
引用: https://sociorocketnews.files.wordpress.com/2016/05/alcholpatch2.jpg?w=640
お酒を呑むと、顔が赤くなるなどの症状を「フラッシング反応」と言います。フラッシング反応はお酒に弱い人に特徴的な症状なので、判断基準にすることも出来ます。
しかし正確なお酒の強い弱いの基準が分かるのは、遺伝子分析をする事ですが、自分でも簡単にお酒の強い弱いを知る事が出来ます。
「エタノール・パッチテスト」を自分で行う事で、自分がお酒に強いか弱いかの判断基準にする事が出来ます。
まずは、テープに少量のガーゼを貼ります。そのガーゼに消毒用アルコール「70%」を染み込ませていきます。
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そして、上腕部の皮膚の柔らかい場所に貼り、7分後にテープを剥がして皮膚の色を確認します。
そして、そこから更に10分後、もう一度皮膚の色を確認して反応を見て下さい。
貼った部分が、赤くなっていれば「アルコールに弱い体質」で、皮膚に変化がなければ「強い体質」という判断基準になります。
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よく、「お酒は呑んでいくうちに強くなる」と言う方が居ますが、これは本当なのでしょうか?
アルコール分解酵素であるALDHと違い、主に薬物を解毒する肝臓の酵素で、アルコールの分解が追い付かない時にアルコールの分解に働くMEOSはお酒を飲み続けると事で、多少は強くなっていくことが分かっています。
しかし、MEOSが活発になる事は危険である徴候なので、無理な飲酒は控えるようにしましょう。
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吸収されたアルコールは、血液に入ってすぐに肝臓に運ばれて分解が始ります。
肝臓に運ばれて「アルコール脱水素酵素」の働きによって、「アセトアルデヒド」に分解されます。そして、アセトアルデヒドは「アセトアルデヒド脱水素酵素」の働きによって、「酢酸」に分解さます。
酢酸は「アセチルCoA合成酵素」の働きなどを経て、水と二酸化炭素に分解されていきます。「アセトアルデヒド」が二日酔いの犯人と言われています。アセトアルデヒドは、「吐き気」や「呼吸促拍」などのアルコールよりも数倍強い生体反応を起こしてしまう有害物質なのです。
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飲酒すると、肝臓はアルコールを分解する間は糖分の貯蔵を行うことができません。糖分が不足することによって、二日酔いになってしまいます。
なので、お酒の強い人は二日酔いの心配も無いという事になります。
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二日酔いを予防する為に大切な事は、しっかりと「水分を取る事」です。
脂肪や水分で、体内のアルコールを調整することで二日酔いの対策をする事が出来ます。飲酒前や飲酒中、飲酒後にも積極的に水分は摂取しましょう。
アルコールには、利尿作用があります。飲酒によって飲んだ水分以上の水分が尿と汗で失われてしまいます。頭痛や脱水、疲労、倦怠感などの二日酔いの症状は水分が足りていない事で起こります。
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水割りやお茶割りにすると言ったお酒の呑み方の工夫も大切です。
マカダミアナッツやくるみなどは、アルコール吸収を遅くする働きがあるので、お酒を呑むときに一緒に食べる事がおすすめです。
肝臓の働きを高める効果がある、ウコンやかぼちゃの種、玄米、ごまも二日酔いの予防効果があります。
引用: https://www.sirogohan.com/_files/recipe/images/sijimi/sijimiyoko4.JPG
アセトアルデヒドの分解を促進する効果がある、「しじみ」「あさり」「はまぐり」「イカ」「タコ」「貝類」「ナッツ」「ごま」「むね鶏肉」「卵」「赤身の豚肉」「ひまわりの種」もおつまみの中に入れるのがおすすめです。
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二日酔いに利く特効薬は無いのが現実です。
しかし、アルコールやアセトアルデヒドの分解を促して、尿とともに早く体外に排出する為に、水分補給をして血液中のアルコール濃度を希釈することが大切です。
引用: https://www.oenon.jp/tantakatan/images/nomi/img_spe10.jpg
スポーツ飲料やフルーツジュース、グレープフルーツジュース、トマトジュースなどが効果的です。
引用: https://ovo.kyodo.co.jp/wp-content/uploads/2017/07/sub6-13.jpg
アルコールに強い弱いは、遺伝によるものなので呑めば呑むほど強くなるという事は無く、MEOSが活発になる事は体が危険な状態である徴候です。自分の健康を守るためにも、無理な飲酒は控えるようにしましょう。そして、お酒が弱い人への無理なお酒の強要は絶対に止めましょう。また、お酒に弱い人は二日酔いになりやすい傾向があるので、しっかりとお酒を呑む前や呑んだ後は、水分を取ることを心がけて、二日酔いの予防効果がある食べ物と一緒に飲酒する事がおすすめです。万が一、二日酔いになってしまった場合は、アルコールやアセトアルデヒドの分解を促して、尿とともに早く体外に排出出来る様に、スポーツ飲料やグレープフルーツジュースなどでしっかりと水分補給をして、血液中のアルコール濃度を希釈することが大切です。