引っ越し断捨離コツ9選！| 断捨離とは
まずは断捨離とは何なのかということについてまとめたいと思います。皆さんは「断捨離」という言葉をご存じですか？断捨離というのはよく"整理"の時に出てくる言葉ですよね。断捨離というのは、「入ってくる不要なモノを"断"ち、不要なモノを"捨"てて、モノへの執着から"離"れる」という意味がコメられているそうです。断捨離と聞くと「不要なものを処分・捨てる」という意味で取りがちですが、そればかりではないということがわかりますね。
皆さんの中にも断捨離に挑戦してみたり、普段から断捨離を行うようにしている人も多いと思いますが、結構"難しい"というのが本当のところなのではないかと思います。服や食器を始めとして、家の中にはありとあらゆるものが存在します。その中のものを先程挙げた意味でもって整理していくというのは、なかなかの精神がないとできないのではないかと思います。
引っ越し断捨離コツ9選！| 断捨離をする意義
では"整理する"時には必ず一度は叫ばれる言葉ですが、この"断捨離"にはどういった意義があるのでしょうか。断捨離というのは「生活に調和をもたらそうとする思想」とされており、断捨離を行うことで不要なものに囲まれていて何が大切かを見失っている状態から抜け出そうという意味合いがあるようです。
やはり皆さんも自分の部屋が汚く、どこになにがあるか分からないような状況で、友達の特にきれいな部屋にお邪魔した時、「あぁ、なんてきれいなんだろう」と思うと思います。当然ですが、人間はものが整理整頓された環境は居心地がいいと感じ、そのいい例がカフェや図書館なのではないでしょうか。
基本的に家で勉強ができない、家では集中できないというのは、その目的以外のものが散在しているからなんですね。それに比べてカフェでは「ドリンクや食べ物を置く椅子と机」というのが基本的なもので、それ以外のものは基本ありません。図書館も「静かに本が読める場所」を作れば良いのであって、それ以外のものはいりません。そのように部屋も「必要なものだけ」という基準でもって整理してあげれば良いわけですね。
引っ越し断捨離コツ9選！| 断捨離は引っ越しの荷造りの前に終わらせる
普段から「断捨離しよう」というよりは、引っ越しなどの大きな境目のときに断舎離して次こそはきれいな状態から始めようとするのが人間だろうと思います。皆さんの中にも引っ越しを機に断捨離をしようと思った人は多いはずです。引っ越しをする際に断捨離をする人に心がけてほしいのは「引っ越しのための荷造りの時に断捨離をしていては遅い」ということです。
断捨離というのは引っ越しをしようと決めたら、その1週間前くらいから段々と始めていき、片付いてきたら見積もりをしてもらって、ダンボールに詰めるという荷造りがスタートするというのが理想の流れです。ですから欲を言えば「普段から断捨離は行うべき」なのですが、それができないから困ってるんですよね。
ですから引っ越しを機に断捨離をしようと決めている人は、引っ越しの見積もりをする1週間前くらいから断捨離をするようにしましょう。
引っ越し断捨離コツ9選！| 断捨離を行う際に押さえたいポイント
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では断捨離を行うときにはどこに気をつけたら良いのでしょうか。ここでは断捨離を行う際の、全体的なポイントについてご紹介したいと思います。断捨離では基本的に「使っているか、否か」で判断していきます。個人差はあると思いますが、「必要か、どうか」で判断してしまうと「使う"かもしれない"」という感情が芽生えてきてしまうと思います。
その存在を見るまでその存在自体気づかなかったのに、見た瞬間に「要るかも？」と思うのは明らかにその感情が邪魔をしています。まずそう言った方におすすめな方法は大きく2つで、一つは「使っているか、否か」だけで判断するということです。例えば本を見た時に「1年は読んでいない」と思ったら処分する・売るなどするということです。この「1年」などの期間はモノによると思います。家電製品であればもっとタイムスパンは伸びるでしょうし、雑貨などであれば1ヶ月くらいに縮まるでしょうし、そこは臨機応変に対応させる必要があるのですが、基本的には使っているか否かで大丈夫です。
もう一つの方法は「どうも捨てて良いという判断ができないモノ」に関しては、一旦ダンボールにしまってガムテープで貼ってしまいます。そしてしばらくしてその存在を忘れ、そのダンボールに何が入っているかすら分からないなんてものに関しては「処分して良い」ということになるわけですね。
断捨離というのは「バッサリ処分する覚悟を持つ」という勇気が多少必要になります。ですのでできない人も多いのですね。ですが、ゴールは「整然としていて、必要なものだけが並ぶ部屋」ですよね？頑張りましょう！
引っ越し断捨離コツ9選！| 引っ越しの際の断捨離のコツのご紹介
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ここからは個別のモノに関する断捨離術をご紹介していきたいと思います。そこまで大差ないのですが、個別に見てあげるだけで随分断捨離の壁が低くなるかと思います。皆さんも一緒に見ていきましょう。
引っ越し断捨離コツ9選！| ① 雑貨等の断捨離
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まず断捨離を始めたときに、最も"断捨離しやすい"モノは「雑貨等」ではないかと思います。雑貨やアクセサリー、メイク用品や文房具、工具などのことです。例えば文房具。「使っていない」ペンやシャーペンなどはありませんか？ここでは「まだインクが残っている」などということはあまり重視しません。もちろんそこでもったいないと思い、学校などに寄付するのでも良いでしょうし、近所の子供にあげるというのも良いと思います。
ですが「まだインクが出るから持っていよう」という状態ではいつまで経っても断捨離はできません。おそらくこの「まだインクが入っているペン」をどうするかというのがこれから断捨離ができるかどうかに関わってくるのではないかと思います。「ペンが入っているから」ではなくて、インクはあっても"使わない"から処分しよう・子供にあげようというのが断捨離ができる人の考え方です。
買ってからまだ日が浅いならともかく、買ってからすごい日が経っているのに「インクが残っている」というのははっきり言って残しておいても"使わない"と思います。そう言った感情は断捨離には必要ないので捨ててしまいましょう！
引っ越し断捨離コツ9選！| ② 服の断捨離
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次に取り掛かれそうなのは「服」でしょうか。服は断捨離できないという人が多いのではないかと思います。特に女性の方は特にそうなのではないでしょうか。こちらもまずは「この一年で着たか否か」でざっくり分けていきます。何十着とある中でその服は着たのですから、何かしら"便利である"、非常に"効果が高い(暖かいなど)"があるということです。ですから基本的にその服は残すことを考えても良いということになります。
また「どんな服があったかを思い出す」というのも非常に有効です。思い出せない範囲にあるものは言葉を選ばず言えば「処分して良い服」です。購入当時はいろいろな思いで購入したのでしょうが、それを今振り返ってみると思い出せないわけですから、残念ながらそこまで自分にピンとこなかったということなんです。
もちろん服に関してはどんどん捨てれば良いというわけではありません。「夏・冬」で大きく違いますし、それによって下着等も変わってきます。そして"夏"の時期に冬の服について吟味するほど難しいことはありません。ですから1年を通して「着たか否か」で判断し、その上で「夏・冬」で種類分けしてあげます。
ここでもう一つ極端なことを言えば、1週間分の服があればしばらく過ごしていくことができます。この"しばらく"というのは1日や2日ではなくて、◯ヶ月・◯年というレベルです。ですから極論を言ってしまえば服はそんなにいらないモノなのです。ですがファッションに興味がある方、いろいろな服を着ることが楽しみの方、たくさんいらっしゃると思います。そう言った方は"服の入れ替え"を頻繁に行うようにしましょう。
新しい1着を買ったら、古い1着を処分する・売るというのを行うということです。こうやって新陳代謝のようなことを行っていかないとどんどん増えていくことになります。是非行ってみて下さい。
引っ越し断捨離コツ9選！| ③ 靴の断捨離
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続いては「靴」の断捨離です。靴も服と同じくどんどん増えていってしまうモノの一つなのではないかと思います。靴も基本的には服と同じことを行っていきます。まずは「1年間で履いたか履かなかったか」です。その判断で残しても良いモノと処分すべきモノを分けます。そしてそれでわけられたら今度は「夏・冬」で分けます。
例えば「今年は夏であっても結構寒かった」なんて年もありますから、"サンダルは去年1年間で一度も履いていないから処分"というのは浅はかな気がします。季節モノは1つ以上は確保して良いのではないかと思います。その上できちんと判断していくべきです。こちらもファッションということでいろいろなものを履くのが好きという方がいらっしゃると思います。
そう言った方は必ず、新しいものを買ったら古い何かを処分する・売るということを行いましょう。
引っ越し断捨離コツ9選！| ④ 本の断捨離
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続いては「本」の断捨離です。本も読む方に取っては引っ越しの際の悩みの種になると思います。本に関しても基本的には「この1年で読んだか読まなかったか」という判断をかけます。基本的に読まなかったものに関しては処分の対象になるのですが、例えば「この本は今年は読んでないが、人生を変えたバイブル」なんて場合もあると思います。そう言った判断は臨機応変に行っていってほしいと思います。
また本をたくさん読む方に非常におすすめな断捨離は「電子書籍に変える」という方法です。しかしこちらは向き不向き、好き嫌いがありますからなんとも言えないのですが、電子書籍にするだけで随分違います。例えば1冊目は普通の本を購入し、2冊目は電子書籍にして1冊目は処分するというのが非常に有効かと思います。是非行ってみて下さい。
引っ越し断捨離コツ9選！| ⑤ 日用品の断捨離
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続いては「日用品」の断捨離です。こちらも基本的には変わりません。まずは「使っているのか否か」で判断していきます。例えば柔軟剤などは「香り」でいろいろ試し買いしてしまうことは多いと思います。ですが、やはりすべてをとっておくというのは得策とは到底言い難いです。
ですので、ある程度の期間を過ぎたら処分していくようにしましょう。他のものに関しても同じです。2種類以上あるものは「両方共を使っているのか」という判断をして、それが"詰め替え"でない限りは処分の対象です。しっかり判断していってほしいと思います。
引っ越し断捨離コツ9選！| ⑥ 食器の断捨離
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続いては「食器」の断捨離です。食器もなかなか断捨離できないものの一つだと思います。特に食器なんていうものは貰い物で頂いたり、商品やプレゼントでもらうことがあるものですよね。気づいたらどんどん増えていったなんてことも考えられるわけです。
しかし基本的には考え方は同じです。まずは「使っているのか否か」で判断し、いわゆる"一軍"と、"2軍以下"に大別します。基本的に1軍は残し、2軍以下は処分の対象になります。例えば「コップ」なんてものは、相当な思い出がないものでないなら、１人一つで十分ですよね。おそらく家族で住んでいる方なんかはコップが何個もあるのではないかと思います。しかし歯磨きをする用、食事の時に飲む用などに分けていってもせいぜい2つか3つ
になるのではないかと思います。
食器も同じように分けていって見てほしいと思います。食器というのは柄が入ったものだとなんだか可愛い・きれいと感じてしまって捨てられないものが多いと思います。しかしそんな食器でも使っていない食器は眠っていると思います。あとは「料理別にきまっている」なんて場合もありますよね。ですからそう言った感じで食器はどんどん分けていってもらえればと思います。
引っ越し断捨離コツ9選！| ⑦ 家族のものの断捨離
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続いては「家族のもの」の断捨離です。家族の断捨離をする前にまずは「自分のものの断捨離」です。基本的に家族で住んでいる家が、不要なものだらけになっている場合は家族全員が断捨離ができない人である可能性が大きいです。その場合はまず自分の身の回りから断捨離していって、それを家族に見させるというのは効果的な方法です。
自分が断舎離したように家族にも聞いて、どんどん処分していく。特に服と食器。これが要になるのではないかと思います。食器も家族で兼用で使っているものなども多いと思います。食器などはよく家族と相談して行ってみてほしいと思います。
引っ越し断捨離コツ9選！| ⑧ 子供のおもちゃ等の断捨離
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続いては「子供のおもちゃ等」の断捨離です。子供のおもちゃは非常にかさばることから、断捨離を的確に行っていかないと大変なことになってしまいます。しかし大人の判断で断捨離していってしまっては子供が可愛そうなのも確かです。しかし子供と相談しながら行っていくというのも難しいと思います。みんな「要る」と言われかねません。
もうここはお母さんの腕の見せどこなのですが、子供のいない時にダンボールなどに一時的にしまってしまって"なくても分からないものかどうか"というのを判断していくというのが一番効果的な方法かと思います。子供のほうから「あのおもちゃ知らないか」と言われたら「あとで探しておく」と言って戻してあげれば良いでしょう。
段々年齢が上がってきたら「新しいものを買うときには古いものを捨てる」というのを教え込ませるというのも非常に効果的です。おとなになった時にその習慣が付けば自然に断捨離ができる大人になります。是非行ってみて下さい。
引っ越し断捨離コツ9選！| ⑨ 棚などの大きなものの断捨離
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最後に「棚などの大きなもの」の断捨離です。断捨離というのは上記で説明した小物以外に、テレビや棚、ビデオデッキ、机などのいわゆる「粗大ごみになるもの」も対象に入ります。ここでも基本的には「使っているか否か」で判断し、使っていないのであれば処分の方法を考えます。しかし本棚や食器の棚を捨てるとなると、その中のものはどうするんだということになるので、簡単には捨てるわけにはいきません。
その場合は「中のものも同時に捨てていく」というのが得策です。本や食器も合わせて処分していくことで、それを収納している棚なども処分することができます。大きなものが処分できると大分断捨離の進み具合が実感できると思います。是非行ってみて下さい。
引っ越し断捨離コツ9選！| 引っ越しの大まかな流れ
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ここからは「引っ越しの大まかな流れ」に関してまとめたいと思います。これから引っ越しを考えている人は是非参考にしてみて下さい。
引っ越し断捨離コツ9選！| ① 見積もり
まずは引っ越しの日付を決め、引っ越しにかかる費用を見積もってもらいます。もちろん自力で行うこともできるのですが、引越し業者に頼む場合は見積もりをする必要があるので、手順に入れます。この見積もりというのは見積もってもらった後にいくら荷物を減らしても値段は下がらないので、それまでに断捨離は行っておく必要があります。
引っ越し断捨離コツ9選！| ② 引越し当日
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そして見積もりが終わったら、ダンボールに新居に持っていくものを詰めるという荷造りを始めます。最初に言ったように、もうここでは断捨離は「終わっている」という前提があります。断捨離をしていない一般的な住宅の引っ越しには大体80箱のダンボールが必要とされていて、断捨離を行っているところは30箱前後で済むと言われています。
もちろん運ぶ数が少なければ少ないだけ料金も下がりますから、本当に必要最低限のものを持っていくようにしたいですよね。
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引っ越し断捨離コツ9選！| 荷造りのときに押さえたいポイント
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では最後に「荷造りをするときに押さえたいポイント」をご紹介したいと思います。最初にも言ったように、基本的には荷造りをする"前"に断捨離は終わっているのが理想です。しかし完全に断捨離を行うというのはやったことない人が行うとなるとうまくいかないものです。ですので見積もりには間に合いませんが、更に断捨離を行うということで、荷造りの際に「使わないものから詰めていく」ということを心がけましょう。
ここで注目したいのは「生活していける必要最低限のモノにする」ということです。例えば食器なども何枚もある状態ではなく、ギリギリ料理が出せるくらいであるとか、他のモノにおいてもそうです。必要最低限で暮らしてみるとおそらく「必要最低限でも全然十分生活していける」と感じることができるはずです。そうなってくると更に処分することができますよね。
そうやって更に断捨離を行っていきましょう。
注意点
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注意点としては「今あるものを断捨離する」というのも大事ですが、入ってくるものをいかに断つかという「断捨離後の状態を維持する」方もとても大事だということです。人間というのは恒常性という「快適な状態で有り続けたい」という機能が備わっています。その状態がある程度モノが散在した状態の場合、断捨離をしても段々元の状態に戻っていってしまいます。
ですので、モノが増えないように工夫するというのもとても大事です。モノが増えかけたらすぐに捨てるようにするとか、モノが入ってきたら断捨離のことを思い出して貰わないようにする・買わないようにするとかです。是非注意してみて下さい。
最後に
いかがだったでしょうか？今回は「引っ越しの際に行いたい断捨離のコツ」ということで、本当に細かいところまで見てみました。断捨離を行ったことがない方も少しは行えそうと思えたのではないでしょうか？是非引っ越しをするしないにかかわらず、行ってみてくださいね！
