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エアコンの取り付け方を自分でやるには?エアコン簡単DIY術を写真でご紹介!

2024.02.25

1年を通して今や必需品であるエアコン。業者を使うか自分でやってみるか悩んでいる方に、取り外し方から取り付け方真空引きまで写真付きで丁寧に説明します。取り付け方をじっくり見比べながら、経験値と達成感を味わえるエアコンDIYぜひチャレンジしてみてください。

  1. エアコンの取り付けをプロに頼むといくらかかるの?
  2. そもそもエアコンってどんな機械?
  3. エアコンを自分でDIYするメリットとデメリット
  4. エアコンを自分でDIYする取り付け方手順
  5. エアコンDIY取り付け方に必要な道具を揃えよう
  6. エアコンの取り外し方
  7. エアコンの取り付け方
  8. 取り付け方の中で最も重要な真空引きについて
  9. 見栄よく仕上げる
  10. 試運転する
  11. エアコン設置のまとめ
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エアコンの取り付けをプロに頼む場合、相場は1台あたり10000円から18000円と言われています。さらにエアコンの取り外しもプロに頼むと、1台あたり5000円ほどかかり運搬もしてもらうと別に料金が発生します。トータル最低でも15000円ほどかかります。
ルーム・エア・コンとも呼ばれる家庭用エアコンには、形態として、圧縮機・凝縮器・蒸発器が一体となった窓型と、圧縮機・凝縮器が一体となった室外機と、蒸発器が内蔵された室内機とで構成されるセパレート型(東芝では「スプリット型」という)の2種類がある。セパレート型では、日本などの東アジア圏では壁掛け型が主流である。一方、欧州では横長長方形の窓型がほとんどである。 さらにアメリカ合衆国では、一般家庭であってもダクトを使用して各部屋に冷暖房を行うダクト方式が普及してきたが、日本のエアコンに代表されるダクトレス方式も評価されつつある[4]。

日本の一般家庭でメジャーなエアコンは壁掛けタイプの室内機と、外に置く室外機のセットで1台の機械です。エアコンは部屋の空気を調整するエアーコンディショナーの略称です。

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引用: https://pixabay.com/go/?t=image-list-shutterstock&id=555972346

①エアコンの取り付け方DIYするメリット

エアコンを自分でDIYするメリットは、業者と連絡を取る手間が省けること。多忙期など順番待ちになってしまったら待たなければいけないので時間がかかるけれど自分でDIYすれば自分のタイミングで取り付けできること。家に知らない人をあげなくて済むこと。このように自分でDIYすれば人と関わらずに済むと言うメリットがあります。

②エアコンの取り付け方DIYするデメリット

エアコンを自分でDIYするデメリットは自分で作業するのでうまく設置できるか、故障不具合が起きても保証がないというところです。手間や時間もかかります。一度自分で取り付けるとそのあと同じエアコンの取り付けを業者に依頼しても断られることもあるので、自分でDIYするときは覚悟が必要です。
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まずは必要な機材道具を集めましょう。手持ちのエアコンを壁からとり外す場合は「ポンプダウン」と言う室内機に溜まっているプロパンを室外機に送り出す作業をします。そのあと壁から取り外して運搬→取り付け→真空引き→見栄えをよくする作業→試運転と言う流れになります。
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①使用頻度少なめレンタルがオススメの道具

日常生活において使用することがほとんどないのでレンタルを利用し安く費用を抑えましょう。レンタルがオススメの道具は、トルクレンチ、電動ドリル、コアドリル、エアコンダクトカッター、フレアツール、真空ポンプ、真空ゲージ、リーマー、パイプカッター、があります。真空引きキットとしてセットでレンタルできるものもあります。

②中古でもOK購入して揃えたい道具

身近な場所でも購入可能で、今後使うこともできるのでレンタルより購入がオススメの道具。中古なら激安価格で揃えることもできます。ドライバー、ペンチ、ニッパー、モンキーレンチ、六角棒レンチ、両口スパナ、パイプペンダー、ガス漏れ検知器です。

③エアコンを取り付けるときに必要な消耗品の部材

標準工事でエアコンを取り付けるときに必要な消耗品の部材は、室外機の設置に必要なプラブロック、配管パイプ、ドレンホース、化粧カバー、配管テープ、貫通スリーブ、エアコン配管用パテ、渡り配線用の電線、ボードアンカー、感電対策のアース工事用品です。

①室外機のバルブを外す

まず室外機のカバーをドライバーで外し、六角区ナットのバルブを二つともモンキーバナーで外します。

②ポンプダウンする

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環境汚染の原因になるプロパンガスを室内機やパイプから室外機へ送り出す「ポンプダウン」と言う作業をします。一番低い設定温度で冷房運転させファンを回します。冬場などファンが周りにくい場合強制冷房運転をすることでポンプダウンさせることができます。

③室外機のバルブを閉める

エアコンは冷房運転のまま、細いホースにつながっているバルブのみ締めます。細いホースのみ閉めることで、送られてきたプロパンガスを室内機に戻さず室外機に貯めることができます。この作業をして2-3分たったら今度は太い方のパイプにつながっているバルブも締めポンプダウン完了です。

④エアコン停止

冷房運転させていたエアコンを停止させ、コンセントを抜きます。

⑤室外機の銅線を取り外す

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引用: https://www.instagram.com/p/BjgsMtqH8FN/?utm_source=ig_web_copy_link
最初に外したバルブキャップを取り付け、銅線につながっているナットを2つ外します。プシュッと音がしたらポンプダウン成功の印です。

⑥電源コードを切断する

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引用: https://www.instagram.com/p/BkNegFJHrRS/?utm_source=ig_web_copy_link
感電する恐れがあるのでコンセントが抜けているかもう一度確認し、電源コードを切断します。付け根から10cm以上離し、黒白赤の順でコードを切断しましょう。

⑦室外機を外す

室外機を固定しているナットを外し傷つけないように室外機を運びます。

⑧室内機を外す

一般家庭にある室外機は壁のフックに吊り下げられています。少し持ち上げて内部にある配線を取り出し、薄いビニールテープが巻かれているので剥がします。薄いビニールテープの中には銅線とコードとドレーンパイプが入っているので、それぞれ本体から1m以上残して切断します。そのあと室外機を取り外し、エアコンキャップで穴を塞ぎます。

①エアコン配管用の穴を壁に開ける

賃貸の場合などエアコン用の穴が壁に空いていることがありますが、まだ壁に穴が空いていない場合はエアコンの配線を通す穴を壁に開けます。一度穴を開けると戻すのにもお金がかかりますので、十分に注意して開けましょう。

② 据付板の取り付け方

室内機を壁に設置するため据付板を取り付けます。地面に向かって水平にするよう注意しましょう。水平に設置する場所が決まったらネジで固定します。

③室内機の取り付け方

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引用: https://www.instagram.com/p/Bkzg1-dHYi_/?utm_source=ig_web_copy_link
本体を据付板に引っ掛け、据付板のツメも室内機にしっかり引っ掛けたら室内機のとつけは完成です。

④配管パイプをフレア加工する

配管の口をラッパ状に広げ「フレア加工」することでガス漏れや水漏れを防ぎます。フレアツールを使用しフレアナットを取り付け断面を確認します。失敗した場合はもう一度繰り返し、正しく配管が接続できるようにしましょう。

⑤ 冷媒の配管パイプを接続する

室内機と室外機を結ぶパイプを接続します。先ほど加工したものにフレアナットを取り付けしっかり締めます。締め方が緩いとガス漏れを起こす場合があるので気をつけましょう。

⑥ドレンホースの取り付け方

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引用: https://www.instagram.com/p/BgLYJ8XF1Vl/?utm_source=ig_web_copy_link
室外機をプラブロックの上に取り付け、エアコン排水の通り道である「ドレインホース」を取り付けます。水が出てくるので水が流れても大丈夫な場所まで伸ばしておきます。

⑦室外機の配管の取り付け方

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引用: https://www.instagram.com/p/Be2Q80gHA5-/?utm_source=ig_web_copy_link
室内機から伸ばした配菅を、室外機のカバーを取り外し接続します。バルブは2種あり、受け側と送り側があるので間違わないように注意しましょう。この接続工事がうまくいかないと真空引きが正しくできません。
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引用: https://www.instagram.com/p/BlzJ9U5BoJo/?utm_source=ig_web_copy_link
真空引きとは着圧レベルを下げ配管と室外機の中を乾燥させることです。真空引きすることで電気代を抑え故障を防ぐことができます。室外機に真空ポンプをつなぎ電源を入れ15-20分ほど真空引きします。真空ゲージのゲージ圧が-0.1MPaになるのを確認して終了です。変動しない場合空気が漏れている可能性があるので、フレア加工処理やナットを確認しましょう。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bi11fTrgSgf/?utm_source=ig_web_copy_link
配管も見栄えと断熱材保護の役割をするので、化粧テープを下からゆっくりシワにならないように巻きます。最後の仕上げに、室外機と室内機を結ぶ配管が通った穴から雨や害虫が侵入するのを防ぐためパテ埋めします。
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引用: https://www.instagram.com/p/BiWbc6zHxP8/?utm_source=ig_web_copy_link
最後にエアコンの試運転をし、取り付け工事が完成したか確認します。吹き出し口からきちんと風が出ているか、室内機の受け皿から水を入れるときちんと室外機のホースから流れるか、ファンが回るか、室内機から水滴が落ちてこないかなど確認しましょう。何も問題がなければ工事完了です。
一通りじっくり読んでもらえるとエアコンの仕組み、取り付け方がわかるはずです。道具を一から揃えたり、専門的な技術も必要としますので、注意するところも多々あります。しかし意外にもDIYでエアコンを取り付けることは可能です。時間と手間さえ惜しくなければ、自分でDIYし楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/Bj_xka0HyHX/?utm_source=ig_web_copy_link