ウニがまずいのはなぜ？
高級食材の1つであるウニは、独特の苦みや臭みからまずいと感じる方が多く、苦手意識を持つ方が多いです。なぜウニがまずいと感じるのでしょうか。ウニに独特の苦みや臭みがある原因は、「ミョウバン」が使われているからです。このミョウバンのせいでウニの味がまずいと感じてしまいます。
ウニがまずいと言うと、「新鮮なウニを食べれば美味しく感じる」などと言われたことがあるという方が多いのではないでしょうか。とれたての新鮮なウニであればミョウバンが使われていないので、独特の苦みがなく「甘い」「とろける」と感じられるようです。有名な産地である北海道や東北などに行く機会があれば、1度新鮮なウニを味わってみてください。スーパーで販売されているウニとの違いが分かるはずです。
ウニにミョウバンが入っているのはなぜ？
引用: https://www.instagram.com/p/BN8ZGtFDinf/
なぜウニにミョウバンが入っているのでしょうか。ウニにミョウバンを入れる理由は、ウニが溶けてしまうのを防ぎ、形を保つためです。また、ミョウバンは防腐剤の役割も果たしています。ミョウバンを使用していなければ、すぐに形が崩れ売り物にならず、すぐに傷んでしまいます。鮮度が大切になるので、ウニが採れない地域での販売は難しくなってしまいます。
ミョウバンが入っているウニは全てまずいというわけではありません。上質なウニが採れる産地はもちろん、おいしいウニを販売している生産者の方々はミョウバンの使用量も巧みに調整し加工が丁寧です。質の良くないウニであれば崩れやすく多量のミョウバンが必要となり、その分苦みや臭みがついてしまいます。産地や生産者の方々をチェックすることで、おいしいウニを見分けやすくなるでしょう。
スーパーのまずいウニのおいしい食べ方！
なぜウニがまずいのか原因が分かったところで、スーパーのまずいウニのおいしい食べ方を2つご紹介します。塩を使用した魔法のような方法で、スーパーのまずいウニでもおいしくなります。臭いも気にならなくなるので食べやすくなります。ぜひ試してみてください。
【スーパーのまずいウニのおいしい食べ方①】塩水につける
引用: https://www.instagram.com/p/t6zsmSvXPT/
まず1つめのおいしい食べ方は、「塩水につける」方法です。海水と同じくらいの濃度の塩水をつくり、塩水にウニをつけます。最低でも10分はつけておきましょう。気になるミョウバンの臭いが抜けてきます。つけ終えたらやさしくウニを塩水から引き上げ、軽く水気を切り、完成です。
【スーパーのまずいウニのおいしい食べ方②】塩をふる
2つめのおいしい食べ方は、「塩をふる」方法です。キッチンペーパーを敷いたお皿やバットにウニを間隔をあけて並べ、均等にかかるように塩をふります。ラップをかけて冷蔵庫で15分以上置きましょう。ウニから出てくる水分は嫌な臭みのもとなので、途中で上からキッチンペーパーで抑えて水分を取ったり、敷いてあるキッチンペーパーを替えたりしましょう。
引用: https://www.instagram.com/p/BmsjP7YBfXI/
どこの家庭にもある「塩」で難しい手間もかけず、簡単に気になるミョウバンの臭いを取り除くことができます。産地ではない地域のスーパーで比較的安い価格で食べられるウニは、どうしても「まずい」と感じてしまいがちですが、少しの工夫でおいしく食べられることができます。
スーパーで買うなら「板ウニ」よりも「塩水ウニ」がおすすめ！
引用: https://www.instagram.com/p/Bp0Mi7Lh2rb/
両方販売されているのであれば、スーパーでウニを買うなら「板ウニ」よりも「塩水ウニ」がおすすめです。板ウニは型崩れ防止のためにミョウバンが使用されていますが、塩水ウニであればミョウバンが使用されておらず本来の生ウニのおいしさを味わうことができます。ミョウバンの臭いを取り除く手間も省けるので、おいしいウニをすぐに楽しむことができます。
まとめ：ウニのまずい原因を取り除いておいしく食べよう！
今回は、なぜウニがまずいと感じるかについての原因や、スーパーのまずいウニのおいしい食べ方などをご紹介してきました。いかがでしたか？ウニがまずいと感じていた原因は「ミョウバン」にありました。スーパーのまずいウニは、塩を使用してミョウバンの臭いを取り除くことでおいしく食べられます。スーパーのウニがまずいと感じたら、ぜひおいしい食べ方を試してみてください！
