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マナー・作法

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スーツと礼服は何が違う?見分け方から状況ごとの使い方まで紹介!

2024.02.25

就活で黒いビジネススーツを用意するのが慣例の現代、それを礼服としても使用する若者が増えているようです。ですが、スーツと礼服は使い方に違いがあり、簡単に見分けがつきます。そして、状況によってはマナー違反になるのです。そこで今回は、スーツと礼服の違いを紹介します。

  1. 礼服とスーツは用途が異なる
  2. スーツとは違う礼服①モーニング
  3. スーツとは違う礼服②燕尾服
  4. スーツとは違う礼服③タキシード
  5. スーツとは違う礼服④ディレクターズスーツ
  6. スーツとは違う礼服⑤ダークスーツ
  7. スーツとは違う礼服⑥ブラックスーツ
  8. スーツと礼服を着る場の違いを覚えておこう!
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スーツと一口にいっても、「ビジネス用」と「冠婚葬祭用」に大別されます。特に結婚式やお葬式に参列するときには、礼服を着るのがマナーです。礼服はフォーマルウェアなので、ビジネスシーンでスーツ代わりに着ることはありません。スーツと礼服には明確な違いがあり、どんな場で着るかによって使い方が変わります。常識がある人は見分けられるので、場をわきまえて着用することが不可欠です。
礼服は「正礼服」「準礼服」「略礼服」の3つに分類され、使い方が異なります。正礼服として一番格式が高いのが、「モーニング」です。これは、昼に結婚式を行う新郎と両家の父、公式な式典への参列者、記念パーティーの主催者、葬式の喪主が着るという使い方です。
見分け方としては、フロックコートの前裾が切り落としてある、後ろが長めにカットされていることです。デザインが独特なので、違いはすぐにわかるはずです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BtsBja2neLc/
「燕尾服」は、夜の正礼服です。結婚式や披露宴など、格式の高い催しのときに着用します。
モーニングとは違い、ジャケットの裾が2つに割れていて、まるで燕の尾のようなところが、見分けるポイントです。それが、燕尾服の名前の由来もあります。
「タキシード」は、本来は夜の準礼服として着用するものです。しかし近年は、正礼服として着る人が増えています。夕方以降に行われるパーティーへの参列者が着るという、使い方になります。
タキシードを着るときには、必ずブラックタイを付けなければなりません。その点を忘れないようにしましょう。
「ディレクターズスーツ」とは、ブラックスーツより格調が高いものになります。ディレクターズとは、重役という意味なので、ブラックスーツとは着こなしが違います。
ディレクターズスーツは基本的に、黒のジャケットとグレーのベスト、コール地のストライプスラックスを合わせるものです。
「ダークスーツ」は、ブラックスーツとともに略礼服にあたります。形はブラックスーツと違いません。ですが、濃いネイビーやグレーのスーツを指し、結婚式や式典の参列者が着用します。その場合は、シルバーグレーのネクタイをするのがよいでしょう。お葬式にダークスーツを着るときには、黒のネクタイと靴下にするのがマナーです。

喪服だけではない

「ブラックスーツ」と聞くと、喪服を連想する人が多いことでしょう。ですが、ネクタイを明るめの色にしたり、ポケットチーフを入れたり、ハットと合わせることで、結婚式や披露宴、さまざまな式典に着ることができます。正礼服のブラックスーツには「AMFステッチ」が入っていますが、準礼服はないのが一般的です。
とはいえ、お葬式では光沢のある生地のブラックスーツを着るのはマナー違反です喪服としての使用頻度が高い場合は、漆黒色を選び、白いYシャツを着用します。さらにバッグや靴はエナメルのものを選ばないという配慮が必要です。靴も、トレーとチップやプレーンとぅが望ましいです。購入の際にも、生地をきちんと見分けましょう。

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今回は、スーツと礼服の違いを紹介しました。ブラックスーツを着る頻度が高いと思いますが、礼服は時間帯やどこに着ていくのか、参列時の立場によって選ぶべきものが変わります。使い方を間違うとマナー違反になってしまうので、大人の一般常識として覚えておきましょう。