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スーツのポケットに関するマナーを紹介!ふたの出し入れの使い分け方は?

2024.02.25

スーツのポケットのふたは入れるのと出すの、どちらが正しいかと聞かれて、即答できる若者は少ないことでしょう。実はスーツのポケットのふたに関するマナーは、場の種類によっても異なります。そこで今回は、マナー違反にならないスーツのポケットの扱い方について、お話しします。

  1. スーツのポケットのふたの役割
  2. スーツのポケットのふたのマナーの基本
  3. スーツのポケットのふたのマナー①ビジネスシーン
  4. スーツのポケットのふたのマナー②結婚式
  5. スーツのポケットのふたのマナー③就職活動
  6. 人に会う前に必ず身だしなみを整えよう
スーツには「シングル」と「ダブル」の2種類があります。その種類の違いはボタンの並び方にありますが、若者はシングルを、役職がある方がダブルを着ることが多いです。どちらの種類のスーツにも、当然ポケットはついています。スーツのポケットはモノを入れるためのものですが、ふたは何のためについているか、改めて聞かれると戸惑うかもしれませんね。
スーツのぽいけっとのふたには、内部にホコリや汚れが入らないようにする役割を担っています。そのため、屋外にいる時と室内にいる時では、スーツのポケットの扱い方が異なるのです。それを知らないままでいると、マナー違反と思われることがあるので注意が必要です。
実はスーツのポケットのふたの扱い方にも、決まったマナーがあります。それは、雨や風、ホコリなどがポケットに入る可能性が高い屋外では、スーツのポケットのふたを必ず出すことです。
しかし、室内にいる時にはそうした配慮は不要なので、スーツのポケットのふたは中に入れ込むのがマナーです。営業職が取引先の担当者と会う際には、スーツのポケットのふたの状態を必ず確認したいところです。見る人が見れば、マナー違反だと気付かれ、マイナス評価につながる可能性があります。
では、スーツを着る場面の種類によって、ポケットのふたをどうすべきかについて、整理しておきましょう。まず、ビジネスシーンでのマナーです。取引先を訪問するなどの目的で屋外を歩く時、あるいは現地調査など外での作業の時には、ポケットのふたはきちんと出しておきましょう。
ですが、内勤職の方の場合は、オフィスに入る際にポケットのふたを中にしまうのがマナーです。その場合は、通勤時だけスーツのポケットのふたを外に出すようにしてください。年配者のなかでも、スーツに興味・関心の高い人は、着方のマナーをチェックしています。特に取引先の方と会う時には、細心の注意を払いましょう。
結婚式や披露宴といったフォーマルな席では、スーツのポケットのふたを出すべきかどうか、迷う男性が多いです。礼服をはじめとするフォーマルスーツのポケットには、ふたがついていないのが一般的です。
そのため、スーツでフォーマルな席に参加する時には、必ずポケットは中にしまいましょう。それがマナーです。
就職活動を行う際には、学生もスーツを着ることになります。企業の採用担当者は短時間で数多くの学生に会い、採用の可否を決定しなければなりません。その意味では、第一印象の良さが命運を分けるといっても、過言ではないのです。そう考えると、スーツの着方のマナーができていることは、高評価につながる可能性があります。
そこで、面接時にはスーツのポケットのふたは中にしまう習慣をつけましょう。ただし、面接会場が屋外だったり、会場移動があって外に出る機会がある時には、必ずポケットのふたは外に出します。そして再び屋内に戻ったら、ポケットのふたを中に入れるのです。こうした一連の動作が自然にできるようになると、マナーに厳しい採用担当者の目に留まる確率があがるはずです。

場に適した着方を徹底しよう

今回は、マナー違反にならないスーツのポケットの扱い方について、お話ししました。これまでポケットのふたに意識を向けていなかった人には、驚く内容だったことでしょう。ですが、スーツの着方によって、相手の印象を左右するので、覚えておきたいマナーです。日々のなかで実践してくださいね。

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