突然ですが、もし今日が人生最後の日だとしても自信を持って「後悔のない人生だった」と言い切れますか？多くの人は、1つや2つくらい後悔していることがあるはずです。では、自分の人生を後悔せずに生きるためには何をすればいいのでしょうか？

そこで本記事では、今日からできる人生を後悔しない方法についてご紹介します。その前にまずは、人生の先輩たちが後悔していると感じた理由について見ていきましょう。

自分のやりたいことに挑戦するよりも、安定を選んで現状維持し続ける方もいるのではないでしょうか？

確かに安定は大切ですが、やりたいことをやらずにいると

「あのとき挑戦すればよかった」

「せっかくならやりたいことをやればよかった」

と後悔をしてしまいます。

また、年齢が若ければ若いほど出来ることの範囲が広がりますから、若いうちに勇気を出して一歩踏み出すことが大切です。

他の人の評価や声を気にしすぎて“他人主体の人生”になると、失敗したときに大きな後悔を抱くことになります。

というのも、とある選択肢を自分で選んで失敗したなら

「自分の選んだ道だから仕方ない」と納得できます。

しかし、他人の評価を気にして選んだ選択肢で失敗してしまうと

「あの人のせいだ」「あの人がいなければ失敗しなかったのに…」と後悔してしまうのです。

金銭面や体力面など、様々な都合によって夢を諦めなければいけないこともあります。

しかし、「自分には才能がないから」という理由で夢を諦めてしまうと後悔の元になります。

夢は才能ではなく、諦めない心と努力があればいくらでも叶えられます。

そのため、才能だけを理由にして夢を諦めてしまうと

「あのとき頑張っていればできたかもしれない」と後悔してしまうのです。

生きていると何度も選択を迫られます。どれを選択するかは個人の自由ですが、お金や地位などの欲望だけで選ぶと後悔しやすくなります。

パナソニックを一代で築き上げた実業家の松下幸之助氏も「迷いは欲望に由来する」との言葉を残しています。この言葉からも分かるように、欲望は誤った選択肢を導きやすくするのです。

人生は長いようで短く、人間が生きられる時間は限られています。

そのため、何も考えずにただただ無意味に時間を過ごすと「あのとき勉強しておけばよかった」「もっと旅行へ行けばよかった」といったように後悔してしまいます。

「世界一周したい」「自分のお店を開きたい」といった大きなことから「有名なカフェへ行きたい」「英語の勉強をしたい」などの小さなことまで、自分がやりたいと思ったことは全てリストへまとめましょう。そして、リストに書かれたことを叶えるために行動してみてください。

1つ1つクリアすることで自分に自信がついていき、最初は叶えられないと思っていたことも現実味を帯びていきます。もし叶えられなかったとしても、物事をやり切ることで何か1つは得るものがあります。そのため、あとから後悔することもないのです。

自分の気持ちを押し殺して無理していると精神的にも苦しくなってしまいますし、後悔する原因にもなります。そのため、改めて自分と向き合って本当にやりたいことは何か、今何がしたいのかなどを考えてみましょう。他人の目や評価は一切気にせず、自分の気持ちに従って行動することが大切です。

人間はいつ死んでしまうか分かりません。もし今日が最後の日だとしても「後悔はない」と胸を張って言えるよう、1日1日を大切に生きましょう。有益な時間を過ごすためにも、その日1日で達成できるような目標を掲げてみてください。そして、目標達成に向けて全力で挑んでみましょう。

自分がつまらないと感じることは辞めてしまいましょう。特に仕事は辛い、つまらないと感じながら続ける人が多いです。生きていくために欠かせない仕事をスパッと辞めることは難しいかもしれませんが、それでもダラダラと嫌な仕事を続けるより、自分が興味を持って出来る仕事にシフトチェンジした方が後悔せずに生きられます。

また、自分の好きなことをしながら仕事できれば、やりがいが感じられ人生が充実したものになるでしょう。

恋愛、仕事、人間関係など人生には選択が付きものです。もしどれを選択しようか迷ったときは自分の直感を信じてみてください。自分のことをよく知っているのは自分です。他人に判断を委ねるよりも後悔のない選択ができるでしょう。

ストレスを溜めすぎると、体や心を病んでしまいます。特に心を病んでしまうと動けなくなったり、頭の中が負の感情で埋め尽くされたりして辛い状況になってしまいます。1度きりの人生を楽しく後悔なく過ごすためにも、適度にストレスを解消しましょう。また、自分のストレスとなっている原因を探って、根本から排除することが大切です。

友達や恋人など一緒にいて楽しくない、もしくは自分が苦しくなるような人間からは距離を置きましょう。無理していると精神的にも苦しくなってしまいますし、なにより一緒にいて楽しくない相手に自分の時間を割くのはもったいないです。それならば思い切って関係を切り、自分のやりたいことをやった方が後悔のない人生が送れます。

恋愛において多いのが、好きな相手に思いを伝えなかったという後悔です。

「当たって砕けろ」という言葉があるように、成功するかどうかは考えず、勇気を出して告白してみることがおすすめです。

もし失敗したとしても、この世の中には男性も女性もごまんといます。

次のチャンスはいくらでも転がっていますから、

「あのとき告白すればよかった」「思いを伝えればよかった」

と後悔するより一歩踏み出して告白してみましょう。

両親でも友達でも、感謝の言葉を伝えるのを忘れないようにしましょう。人間はいつ死んでしまうか分かりません。

元気だった人が突然この世からいなくなってしまうこともあるでしょう。どれだけ後悔しても、この世からいなくなってしまった人に直接感謝の気持ちを伝えることはできません。

そのため、伝えられるときにきちんと「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えておきましょう。

人生は他人ではなく、自分自身で作りあげるものです。あなたの判断、選択肢、行動によって後悔のない人生が送れるかどうかが決まります。他人の評価や声は一切気にしなくて大丈夫です。あとから振り返ったときに「人生悔いなし！」と言えるよう毎日を大切に生きて、そして自分のやりたいことをやってくださいね。