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フォームミルクの作り方講座!スチームミルクとの違いや使い道も!

2024.02.25

ラテ好きやカフェなどによく行く人であれば、フォームミルクを家でも作れたらいいなと思うことでしょう。そこで今回は、フォームミルクの作り方についてご紹介いたします。気になるスチームミルクとの違いについても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

  1. フォームミルクとは?
  2. フォームミルクとスチームミルクの違い
  3. マシンで作る!おすすめのフォームミルクの作り方・手順
  4. マシンで作る!おすすめのフォームミルクの作り方①材料を準備
  5. マシンで作る!おすすめのフォームミルクの作り方②空気を送り込む
  6. マシンで作る!おすすめのフォームミルクの作り方③音の聞き分け
  7. マシンで作る!おすすめのフォームミルクの作り方④温度を測る
  8. マシンで作る!おすすめのフォームミルクの作り方⑤ミルクを拭き取る
  9. マシンで作る!おすすめのフォームミルクの作り方⑥よく混ぜる
  10. マシンで作る!おすすめのフォームミルクの作り方⑦ポイント
  11. マシン不要でおすすめ!フォームミルクの作り方
  12. まとめ
引用: https://image.rakuten.co.jp/heartlandtrading/cabinet/top/bv-bmf600xl-01.jpg
カフェなどでエスプレッソやラテを注文すると、口あたりなめらかでおいしいですよね。自宅で作ろうと思っても、なかなかむずかしく思うようにいかないこともあります。あのラテなどの上にのっているふわふわのやわらかい泡はフォームミルクと呼ばれる名前です。エスプレッソやラテ、紅茶で作るラテには欠かせない存在ですね。
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フォームミルクは、飲んだときの口当たりがいいだけでなく、見た目にもツヤがあって、バリスタが模様を入れるととてもキレイ。飲んでしまうのが惜しくなりますよね。
フォームミルクは空気を混ぜることで泡になるのですが、その泡はとてもきめ細やかです。繊細な泡であるだけにどうやって作るのか気になると思いますが、フォームミルクの泡はエスプレッソマシンのスチームを使うことで作れます。スチームをミルクで温めると、同時に泡も発生するためフォームミルクが出来るのです。
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もちろん、フォームミルク無しでもラテ系の飲み物を飲むことはできますが、きめ細かい泡のフォームミルクが加わることで、味わいにメリハリが出るので、よりおいしくエスプレッソ系の飲み物を楽しむことができます。ちなみにフォームミルクは「フォームドミルク」と呼ばれることもありますが、どちらも同じものですよ。
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バリスタによっては葉っぱのデザインなどを入れてくれる、ふわふわ感のあるフォームミルクですが、似たような名前にスチームミルクがあります。この2つの違いとは一体何なのでしょうか?
フォームミルクはスチームを使って、ミルクを温めることで生まれるクリーミーな泡のことですが、スチームミルクとはミルクをスチームで温めたときに残った液体の部分のことをいいます。つまり、スチームミルクは泡以外のことであって、ホットミルクということですね。
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エスプレッソマシンのスチームを使って、フォームミルクを作るとその性質上、同時にスチームミルクも出来ます。泡の部分と液体の部分の2種類に分かれるわけですね。このフォームミルクとスチームミルクの割合は、ドリンクの名前にも関係していて、カプチーノであればフォームとスチームの割合は5:5、ラテであれば1:9とされています。
同じ材料を使っていても、フォームとスチームの割合で名前が変わるなんておもしろいですね。
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バリスタなどのプロであってもフォームミルク作りは一つの試練とされているようです。キレイな泡を作るために何度も練習を繰り返して、少しずつ上手くなっていきます。その意味で、私たち素人が自宅でフォームミルクを作ろうとすると、ツヤもなく泡がつぶれてしまうことも多いもの。
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ですが、ここでご紹介するフォームミルクの作り方を見れば、限りなくカフェのラテやエスプレッソに近いフォームミルクを作ることができます。ふわふわもこもこ感いっぱいのなめらかな味わいをぜひ自宅でも楽しんでみてくださいね!
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家できめ細かい泡のフォームミルクを作るときに必要なのは、エスプレッソマシン、ピッチャー、温度計、スケール(計測器)、よく冷えたミルク、の5点です。
フォームミルクの作り方は、まず、ピッチャーにミルクを入れます。ミルクは事前に冷蔵庫などでよく冷やしておくと、スチーム時間が長くなるので、キレイなフォームミルクに仕上がりやすくなります。特にフォームミルク作りが初めての方であれば、ミルクの量は多めにしてチャレンジするのがおすすめ。
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ピッチャーにミルクを入れたら、ミルクがノズル内に逆流するのを防ぐため、スチームノズルを空の状態でふかします。空ふかしをしないままフォームミルクを作り始めると、エスプレッソマシンが故障することもあるので、忘れずにおこないましょう。
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ピッチャーにフォームミルクを入れて、空ふかしまで完了したら、次にスチームノズルの先をミルク入りのピッチャーにつけて、バルブを全開にしましょう。バルブを全開にすると空気が十分に入り、ミルクと混ざることで、ツヤのあるキメ細かい泡が出来やすくなります。
泡立ちのいいキレイなフォームをつくるためにも、空気をたっぷりと送りこみましょう!
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バルブ全開で空気をピッチャーに送りこんだら、ノズルはピッチャーから落ちそうになるくらいギリギリの場所に置くようにします。外れるか外れないかくらいのところに置くのがポイントですね。あまりピッチャーの内側の壁にくっつけすぎないようにすると、やりやすいですよ。
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徐々に音が変わってきて「ゴボゴボ」なっていたのが「チリチリ」という音に変わったら、上手くフォームミルクが出来ているサイン。
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ノズルの位置を調整してフォームづくりも進んできたら、ミルクを全体になじませるために一定方向に回転を与えて、流れをつくっていきます。ミルクがぐるぐると回って全体が混ざるように、同じ方向に対流させましょう。
スチームミルクがクリームのようになってきたら、ノズルをミルクの下側に入れて、約65度の温度になるまでしばらく待ちます。ミルク全体の温度が65度になるか、音が変わってきたらスチーム終了なのでノズルを外しましょう。
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温度を測るときは温度計があれば便利ですが、中には「65度ってどのくらいの温度?」と思う方もいるでしょう。自宅に調理用の温度計がないと方も案外多いものです。
目安としては、手でピッチャーにかるく触れたとき、触っていられないくらいの温度がだいたい65度とされています。触れるのは一瞬ですからヤケドの心配もほぼありませんので、温度がわからない方はパッとピッチャーに触ってみてもいいでしょうね。
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スチーミング終了後は、すぐに清潔なダスターでノズルに付いたミルクを丁寧にふき取りましょう。放置するとミルクが固まってしまったり、菌が発生したりすることもあるので、早めにふくのが大切。
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スチーム直後のノズルは熱くなっているので、気をつけて作業するようにしてくださいね。
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また、バルブを開いてノズルに入ったミルクを出し切ることも忘れずにおこないましょう。ノズルに残ったミルクを洗浄しておかないと、衛生的に問題があるだけでなく、マシンの故障にもつながるので、ミルクが固まる前に作業します。
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ひととおり片付けが終わったら、ピッチャーのミルクを回してフォームミルクとスチームミルクが均一になるように混ぜます。くるくるとピッチャーを回すことで、泡がマイルドでなめらかな仕上がりになりますよ。あとは、マグカップにミルクを注いで出来あがり!
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以上がフォームミルクの作り方の手順になりますが、ここではいくつかフォームミルクをキレイに作るためのポイントについてご紹介しておきます。

スチームは何度もできない

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ミルクは何回もスチームすることができないので、サクサクと作業するようにしましょう。手早くスチームしていくのが大切。

65度以上に温めない

ミルクの温度は65度を超えると、ミルクの成分が分離をはじめます。また、飲んだときに甘さを感じにくくなるので、温度管理には注意するといいでしょう。
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エスプレッソマシンがないとフォームミルクが作れないかといえば、そんなことはありません。100均で買える泡立て器でもフォームミルクを作ることができます。
作り方としては、まず、電子レンジで温めたミルクを用意します。ボールにミルクを入れ、泡立て器を使ってミルクの表面をなぞるように混ぜていけばOK。ポイントは、空気を一緒に混ぜるようなイメージで泡立てていくことです。
マグカップにミルクを注ぐときは、先に液体のスチームミルクを入れて、泡のフォームミルクはスプーンなどですくって注ぐと、キレイに仕上がりますよ!
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いかがでしたでしょうか? エスプレッソ系の飲み物の上にのったフォームミルクは、ふわふわでツヤのあるやわらかい泡。きめの細かい泡で、液体のスチームミルクとは全く別ものです。
自宅で作るときは、エスプレッソマシンを使って、できるだけ手早くおこなうことが大切。スチームするときは、65度以上の温度にならないように注意が必要ですね。ぜひ、自宅でカフェのようなクリーミーな泡を楽しんでみてくださいね!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://image.rakuten.co.jp/heartlandtrading/cabinet/appliance/bv-bmf600xl-4.jpg