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シミ虫の恐怖!驚愕の生体と害・誰でも出来る簡単対策法とは?

2024.02.25

家の本棚やベッドの上にいることがある虫「シミ」。見た目がフナムシに似ているので気持ち悪いと思う人も多いでしょう。特に初めてシミを見る人は、室内に虫が出たことに対する不快感や、害があるかなど気になりますよね。シミが出る原因・対策法を紹介します。

  1. この生き物は何?シミ虫の生体
  2. シミ虫に害はあるの?
  3. シミ虫が出る場所は?
  4. なぜ?シミ虫が出る原因
  5. 誰でもできる!シミ虫の対策法
  6. シミ虫の駆除① 殺虫スプレーを使う
  7. シミ虫の駆除② 煙・霧の出る殺虫剤を使う
  8. シミ虫の予防① こまめな掃除と換気
  9. シミ虫の予防② とにかく湿気を除去
  10. シミ虫の予防③ アロマやハーブを置く
  11. シミ虫の予防④ いらない本やダンボールを処分
  12. まとめ

シミ虫の生体

シミは、漢字で「紙魚」と書き、紙を好物にする害虫です。羽はないので、飛ぶ心配はありません。体長は1cmほどで、体は平たく小さいため、狭い隙間にも入りやすい形をしています。動き方はクネクネしていて、速く動くのが特徴です。英語ではシルバーフィッシュと呼ばれるそうです。種類はいくつかあるのですが、銀色の体をしたものが一般的です。シミが厄介なところは、エサがなくても1年以上生きるというところですね。

シミは夜行性

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シミは、夜行性のため日中の明るい時間帯よりも人が寝静まった夜に活動します。ただ、室内でも光が当たりにくい場所があるときは、昼間でも見かけることがあります。

人の体には無害

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お子さんのいるご家庭で特に心配なのは、シミが人に害を与えるかどうかでないでしょうか?見た目は不快に感じるでしょうが、シミは刺すことも噛むこともないので、人の体には無害です。他の虫の病原菌を運んできたり、毒を持っていたりということもありません。出会ったときの不快感をのぞけば、とりあえずひと安心ですね。ですが、食害はあります。シミは本をかじったり、かけ軸の表面をかじったりしてボロボロにしてしまいます。特に和紙が好物のようです。

衣類や食料品も

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また本や紙だけでなく、衣類の繊維や小麦粉、米などを食べることもあります。ですから、シミは害虫と呼ばれるのです。

「書籍害虫」とも呼ばれるシミ

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シミは「書籍害虫」とも呼ばれ、本棚や本の隙間に出やすい虫です。というのも、シミは暗くじめじめした場所を好む虫だからです。

押し入れやクローゼットにも

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部屋の中であれば、押し入れやクローゼットにいることもあります。

トイレなどの水回り

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ほかにトイレ、風呂場、キッチンなどの水回りも湿気がたまりやすいので出会いやすいですね。中には、お米のストッカーの中にいたというケースもあります。

少しの隙間にもぐりこむ

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シミは体が平たく小さいので、タンスの奥やかべの隙間といった人の手が届かないところにもひそみます。家に和室がある場合は、たたみとたたみの隙間にも入りこみます。なかなか手強いです。

ほこりが原因になる

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シミは暗く湿ったところが好きなので、掃除されていない部屋や汚く使っている場所に出ることが多いです。モノがたくさん置かれているところも、シミが発生する原因となりやすいです。というのも、このような部屋では「ほこり」をためこみやすくなるからです。ほこりが水分を吸収することで、シミが好きな湿った環境をつくってしまいます。

要注意!夏は高温多湿

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特に夏場は高温多湿になるので、シミが暮らすのに最適な条件がそろいます。そのようなことから、シミの原因となる、ほこりを取り除くことが大切といえます。ですが、仕事もしつつ、毎日家の中を掃除するというのは大変ですよね。おすすめは、休みの日など空いた時間に「今日は10分やる」など、時間や掃除の範囲を決めて取りかかることです。少しずつ取り組むのがいいですね。

大きく2種類

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室内のシミを対策する方法は大きく分けて、駆除と予防の2種類があります。

自分に合った対策法を選ぶ

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直接的な対策方法としては、新聞紙、掃除機、ティッシュなどを使って捕まえるのが一般的です。ただ、シミは動きが速いので、こちらが驚いている隙に逃げられることもあるでしょう。ここでは、駆除の具体的な方法と予防や対策についてご紹介します。シミが発生する原因をつくらないためにも、ご家庭の状況に合ったものを選んで使ってみてくださいね。
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最も手軽ですぐに効果が期待できるのは、害虫駆除用のスプレーを使うことです。目の前にシミがいるときや、シミ発生の原因がわかっているときには、スプレーでサッとやっつけることができます。ただ、シミは小さい虫なので、あまり近くでスプレーを噴射すると、駆除と同時にどこかへ飛んで行ってしまいます。ですので、少し離し目にしてスプレー使うのがいいでしょう。また、こういったスプレーには毒性があります。ご家庭に小さいお子さんやペットがいる場合には、スプレー使用後に噴射して残った液をふきとるなどアフターケアが必要です。

姿が見えない広範囲の駆除に

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ご家庭に小さいお子さんがいる場合、見えない害虫対策をしておきたいと思う親御さんもいます。今は目の前にシミがいなくても、「この前、室内で見かけた」など、どこにシミの原因があるか分からないこともあるからです。煙や霧の出るタイプの殺虫剤を使うと、タンスの奥や部屋の隙間などの見えない部分にいるシミも効果的に駆除できます。家の隅々まで駆除できるので、シミの原因が分からないときにも使えますね。

マンションには霧タイプ

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マンションに住んでいる場合は、ご近所トラブルを避けるため煙の殺虫剤はなかなか使えないものです。ですが、霧タイプの殺虫剤であればその心配もないでしょう。モクモクと煙が出ないので、火事やボヤと間違われる心配もありません。

部屋をきれいに掃除

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シミが発生する原因をつくらないためには、こまめな掃除が大切です。きれいな部屋を保つことで、シミは家の中に棲みにくくなります。忙しい毎日を送っていると、つい掃除はまとめてやりたくなってしまいます。ですが、ほこりはふわふわと軽いうちに取り除くほうが、掃除もラクでおすすめです。

定期的に換気をする

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また、定期的に窓を開けて換気をすると、風の通りがよくなり、湿気の予防につながります。本棚の本も月1回などペースを決めて陰干しすると、本の隙間にシミが入ることを避けられます。いくら換気をしても部屋が汚いままだと湿気の原因となるので、掃除と換気はバランスよくやるのがいいでしょう。
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シミは日光と乾燥が嫌いな虫です。天気の良い日は、部屋にたっぷりと日光を入れるようにしましょう。そうすることで、かべやたたみの隙間にも光が入り、シミの予防になります。本棚やタンスは除湿剤で対策するのがいいでしょう。押し入れなど湿気がこもりやすい場所は、きれいに掃除をしたあとで、扇風機などで風を送るようにすると湿気の除去に役立ちます。また、毎日使うベッドやふとんも湿気がこもりやすいです。定期的に天日干しをしたり、布団乾燥機をかけたりして湿気を除去しましょう。シミの侵入を防ぐという意味では、密閉ケースをもおすすめです。防虫剤と一緒に保管することで、大切な本や衣類を守ってくれます。
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シミは、ハーブやアロマ系の香りを嫌うと言われています。特にラベンダーの香り。部屋の中に芳香剤として置けば、シミ予防になるでしょう。ですが、人によってはラベンダーの香りが苦手という人もいます。そういう人は、煮込み料理などに使われる、ローリエ(月桂樹)がいいかもしれません。ローリエもラベンダーと同じようにシミ予防に効果があるようです。ただし、使用するアロマによっては着色する可能性があるので注意が必要です。アロマをかべの隙間などに垂らして使うときには、いらない布で試してみるなど、着色がないか確認してから使うといいでしょう。
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シミは本の隙間にいることもありますが、ダンボール内の空洞にも侵入していることがあります。室内のシミの発生を防ぐには、いらない本やダンボールを捨てることが大切です。本やダンボール、紙類が家の中にたくさんある状態は、シミにとってエサの宝庫となるからです。読まなくなった本はネットで売るなどすると、臨時収入も入ってくるうえ、部屋も片付くのでいいかもしれませんね。不要な本やダンボールはできる限り減らすことで、シミ予防になります。
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シミは体にとって無害ですが、室内で見かけると不快に感じる虫です。家の中に出た場合は、これ以上の侵入を防ぐためにも、早めの駆除がおすすめです。お子さんやペットのいるご家庭では、駆除のしかたもそれほど選べないかもしれません。その場合は、まずやれることから始めてみるといいでしょう。繰り返しになりますが、シミ対策には、掃除と除湿が大切です。日頃から部屋をきれいにして、湿気を取り除いておくことで、心もカラダも元気に過ごせるはずです。