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ビールの作り方講座!これであなたも簡単に手作りビールが作れる!

2024.02.25

手作りビールは自宅で簡単にビールが楽しめる方法です。作り方がむずかしいというイメージがあるかもしれませんが、意外にも簡単!そこで今回は、手作りビールの作り方についてご紹介いたします。発酵のコツからビン詰めまで詳しく解説しますよ!

  1. 作り方も簡単!手作りビールはOK?
  2. 簡単!手作りビールの作り方とポイント
  3. 簡単な手作りビールの作り方① 材料・ビールの素を煮込む
  4. 簡単な手作りビールの作り方② タンクに注ぐ
  5. 簡単な手作りビールの作り方③ 予備発酵
  6. 簡単な手作りビールの作り方④ 発酵栓の装着
  7. 簡単な手作りビールの作り方⑤ 1次発酵の期間と温度
  8. 簡単な手作りビールの作り方⑥ 1次発酵の進行
  9. 簡単な手作りビールの作り方⑦ 1次発酵終わりには味見
  10. 簡単な手作りビールの作り方⑧ 1次発酵〜2次発酵のタイミングとコツ
  11. 簡単な手作りビールの作り方⑨ 2次発酵のやり方
  12. 簡単な手作りビールの作り方⑩ ビンの洗浄・ひび割れ確認
  13. 簡単な手作りビールの作り方⑪ ビンに材料を入れる
  14. 簡単な手作りビールの作り方⑫ タンクからビール詰め
  15. 簡単な手作りビールの作り方⑬ 打栓〜保管方法
  16. 手作りビールは簡単!飲み頃の時期
  17. まとめ
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手作りビールはむずかしい印象があるかもしれませんが、意外に簡単です。中にはビールを手作りしていいのかと心配な方もいるでしょう。ちなみに酒税法にはこのように書かれています。
(酒類の定義及び種類) 第二条 この法律において「酒類」とは、アルコール分一度以上の飲料(薄めてアルコール分一度以上の飲料とすることができるもの(アルコール分が九十度以上のアルコールのうち、第七条第一項の規定による酒類の製造免許を受けた者が酒類の原料として当該製造免許を受けた製造場において製造するもの以外のものを除く。)又は溶解してアルコール分一度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含む。)をいう。

出典元:酒税法(e-Gov)

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つまり酒税法によると、自宅でアルコール度数 1%以上のお酒を作ってはいけないことになっていますが、アルコール度数 1%未満であればOKとされているわけです。ですから、安心して手作りビールを楽しむことができますね。
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手作りビールは誰でも簡単にできるビール作りです。手作りビールのポイントは、温度管理と丁寧な消毒にあります。この2つがきっちりと出来ていれば、簡単にビールを作ることができるわけです。
引用: https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/solotta/cabinet/gyoumu/50903.jpg
ビール作りでは適切な温度管理とアルコール消毒のどちらも大切なのですが、ビール作りは発酵を行うイーストが決め手となるので、特に消毒が大切といわれます。タンクの中にカビが入るとその瞬間にダメになってしまいますから、使用する道具は念入りにアルコール消毒しましょう。
手作りキットでビール作りをするのであれば、付属のアルコールスプレーを使うとして、市販のものを使うときは成分がエチルアルコールと精製水のみのスプレーを使用するのがおすすめ。他の成分が混ざったスプレーは、ニオイの原因になることがあるので、使用は控えるといいでしょう。
引用: https://shop.r10s.jp/eagleeyeshopping/cabinet/k1/13/k1-e232858h.jpg
自宅で手作りビールを作るときに必要な材料は、大きめの鍋、コンロ、おたま、発酵用タンク、消毒スプレー、ビールの素、砂糖、イースト、水です。水はおいしく作るならミネラルウォーターがおすすめですが、水道水でも問題ありません。どれも簡単に買えるものばかりなのでそろえやすいのではないでしょうか。
引用: https://shop.r10s.jp/sixem-shop/cabinet/periperi/224200_main.jpg
手作りビールの作り方は、まず1次発酵からスタートします。鍋にお湯を3L程度入れて沸騰させて火を止め、ビールの素を入れてよく溶かしましょう。ビールの素は黒茶色のどろどろとした黒糖飴のような液体で、なめると苦みと甘みを感じます。ビールの素が溶けたら、そこに砂糖を加えてしっかりと溶けるまで煮込みましょう。
引用: https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/sakeland/cabinet/00591219/03398914/img59747660.jpg
タンクは事前にしっかりと洗って水気を切って、乾燥させておきましょう。タンク内まで十分に乾いたら、アルコールスプレーで念入りに消毒しておきます。タンクの準備ができたら、ビールの素を発酵用タンクの中に入れていきます。
引用: https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/sakeland/cabinet/dogu/img37631296.jpg
鍋が重いので、コツとしては安定した地面にタンクを置いて、ビールの素を上から注ぎこむようにするといいでしょう。丁寧な作業を心がけつつも、ある程度勢いよく流し入れた方がこぼれにくいのでおすすめ。ビールの素をタンクに入れたら、タンクの総量分までミネラルウォーターを加えて準備完了です。
引用: https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/eproducts/cabinet/kimg-32/e232874h.jpg
タンクにビールの素を注ぎ終えたら、イーストで予備発酵のビールをつくります。予備発酵は夏など暖かい季節であれば、直接タンクにパラパラと入れても構いません。冬場など寒い時期であれば、コップで予備発酵を作ってタンクに注ぐと発酵の仕方がスムーズです。
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予備発酵はコップに半分程度作れば十分で、作り方は40度未満のぬるま湯に砂糖を10g溶かします。あとはコップにラップをして待つだけで、30分くらいすると発酵がはじまります。お湯の温度を40度未満にするのは、お湯の温度が40度を超えるとイースト菌がもたなくなるからです。
タンクの中の液温が30度前後に落ち着いたら、発酵したイーストをタンクに加えて、1次発酵は終了となります。
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1次発酵までの作業が終了したら、タンクに発酵栓を取り付けます。発酵栓はビールの発酵がどのくらい進んでいるのかを確認する重要なアイテム。2次発酵の作業に入る前までは、この発酵栓の状態を見て発酵を管理することになるのでとても大切ですね。
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1次発酵にどのくらいの期間が必要かは季節や温度管理の状態によって変わってきます。手作りキットの説明書であれば、7〜10日間と書かれていることが多いですが、あくまで目安として考えるのがいいでしょう。発酵自体は、仕込みが終了してから3日程度で少しずつ起こるようになります。
ビール発酵に最適な温度は18〜26度といわれているので、タンクの温度をちょうどその温度になるように管理するといいでしょう。ですが、暖かい季節であれば放って置いても自然に温度が上がりますが、寒い冬はそうもいきませんよね。
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ですから、タンクの温度をあげるために何かしらの工夫が必要です。たとえば、発泡スチロールや段ボールにカイロをつけて温めたり、ペットボトルにお湯を入れて温めたりといった具合。逆に夏場の暑い時期には冷やすための工夫が大切です。きっと簡単にできてコスパもいい、温度管理の方法があるはずですよ!
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1次発酵中は発酵の様子が気になるでしょうけれど、タンクのふたはなるべく開けないのがおすすめです。早ければ、仕込みの次の日から発酵がはじまることもありますが、そこは我慢。発酵栓から発酵の様子を確認するようにしましょう。
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発酵が進むとタンクの中には泡が増えていきます。次第にアクが出るようになってくると、発酵も最終段階に入り、そこからはゆるやな発酵が続きます。季節や温度によっても変わりますが、だいたい1週間ほどでビールの香りがする状態へ。ですが、発酵はまだ進行中なのでもうしばらく置いておきましょう。
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発酵から7日ほど経ったら、一度味見をしてみましょう。順調に発酵が進んでいれば、その頃には発酵も終わりに近づいています。
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発酵の終了を確かめるのに最も確実なのは比重計を使うことですが、なくても味見をすることで充分に発酵の進行具合はわかるものです。ポイントは甘みの残り具合で、まだ発酵途中であれば味に甘さを感じます。
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手作りビール初心者であれば、1次発酵からビン詰めの2次発酵へのタイミングに苦労することも多いものです。1次発酵が終了したかどうか見極めのコツは、発行栓の動きをよく見ること。
発酵栓が完全に止まって入れば発酵が終了していますし、発酵栓が動いていれば、ごくわずかでも発酵が進んでいるという状態です。また、発酵栓にたまる水は平行にならないこともあるので注意するといいでしょう。
1次発酵は、糖分が急速にアルコールと炭酸ガスに分解されていくので、仕込みはじめは加速度的に発酵が進みます。ですが、発酵終了に近づくとあまり変化が見られなくなり、ゆるい発酵状態が長く続きます。つまり、発酵はある日ピタッと終わるのではなく、ゆっくりと終了に向かっていくのです。
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これを知っているだけでも、1次発酵終了のタイミングがわかりやすくなるのではないでしょうか。
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10日も過ぎると1次発酵もいよいよ終了段階です。味見をして甘みが消えていれば、2次発酵であるビン詰めのタイミングと思っていいでしょう。味見したときのビールの味はおいしくはないかもしれませんが、ビールの風味になっていればそれで問題ありません。
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発酵がほとんど見られなくなって、1次発酵も終了したらビン詰めの作業に入ります。
ビン詰めに使用するビンは、事前に洗剤で洗って、すすぎもしっかりとしておきます。水気がなくなるまで十分に乾燥させたら、アルコール消毒を忘れずにおこないましょう。
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注意点として使用するビンは、軽量ビン以外のものにしてください。軽量ビンを使用すると打栓器で王冠をはめるときに、ビンが割れる恐れがあります。また、ビンにひび割れがないかもよく確認しておくといいでしょう。
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ビンの洗浄とチェックが済んだら、ビンにプライミングシュガー(砂糖)を約4g入れましょう。ビンにプライミングシュガーを加えると炭酸ガスが発生して、2次発酵が起こります。また、5g以上のプライミングシュガーを入れるとビンが割れる可能性があるので注意が必要です。
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ビンに砂糖を入れ終えたら、タンクからビンにビールを注いでいきます。はじめにタンクコックの内側をアルコール消毒して、ビンの中に雑菌が入り込むのを防ぎましょう。コックのアルコール消毒が完了したら、コックをひねってビールを入れていきます。注ぐ量は、ビン内の上部5cmに空きが残るくらいに留めるのが目安です。
使用後のコックのふたは少しゆるめに締めておくと、発酵栓の水にビールが逆流するのを防ぐことができます。また、タンク内のビール残量が少なくなるとオリが混ざりやすくなるので、ビン詰めには表面のきれいなビールだけを使用するようにするのがおすすめです。
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ビン詰めしたときにビールが泡立つようであれば、まだ発酵が完全に終了していないという証拠なので、発酵が完了するまでもう少し時間を空けるようにしましょう。
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ビン詰めまで完了したら、ビンに王冠をかぶせてふたをします。手作りビール作りで最もテンションが上がる作業かもしれませんね。
使用する王冠は必ず消毒スプレーで殺菌するようにして、特に内側部分はしっかりと消毒しておきましょう。王冠は打栓器で取り付けていきますが、しっかりと閉じようとするあまり打栓を強くやりすぎると、ビンが割れることもあるので注意してください。
打栓後はしっかりふたが閉まっているかの確認のために、ビンを逆さまにします。ビンの飲み口からビールが漏れてこなければOK。手作りビールの完成です!
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手作りビールの保管は、風通しのいい冷暗所でおこないましょう。涼しい日陰でしっかりと熟成させていくことで、おいしい手作りビールに仕上がりますよ。
ちなみに使用後のタンクを洗う際は、汚れがひどいときもあるので、タンクに水を入れて2日ほど置いてから洗浄すると洗いやすくなります。
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手作りビールは、熟成から3ヶ月目くらいでおいしく飲めるようになります。ですが、1〜2ヶ月で飲んでも若いビールの味がしておいしいので、待ち遠しいようでしたら早めに飲むのもアリかもしれませんね。
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手作りビールはアルコール度数1%未満であれば、法律的にも問題ありません。作り方のコツは、適切な温度管理とアルコール殺菌の2つにあるので、この2点さえ意識すれば作り方自体は簡単です。手作りビールは発酵が順調に進んでいるかを見守る作業が中心になりますから、誰でも簡単にできます。
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ビール作りは季節や温度が関係するので思い通りにいかないこともありますが、そこがビール作りのおもしろいところでもあります。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://shop.r10s.jp/sakeland/cabinet/00591219/03398914/img59747652.jpg