// FourM
Bob2cms94vbbhe2x4wjh

お酒(E)

CATEGORY | お酒(E)

蒸留酒って何のこと?その作り方や種類をわかりやすく解説!

2024.02.25

「蒸留酒」という言葉を聞いたことがある人は多くいるかもしれません。しかし、「蒸留酒とはどのようなお酒ですか?」と聞いてみると、なかなか説明できない人がいることも確かです。そこで今回は、蒸留酒についてその作り方から具体的な種類まで詳しく知っちゃいましょう!

  1. 蒸留酒を語る前に!お酒にはどんな種類があるの?
  2. お待たせしました!蒸留酒ってなに?
  3. 【蒸留酒との違いは?】醸造酒ってなに?
  4. 【蒸留酒との違いは?】混成酒ってなに?
  5. 【蒸留酒との作り方を比較してみよう!】その①:蒸留酒の作り方
  6. 【蒸留酒との作り方を比較してみよう!】その②:醸造酒の作り方
  7. 【蒸留酒との作り方を比較してみよう!】その③:混成酒の作り方
  8. 【例えばこんなお酒!】代表的なお酒って何がある?その①:蒸留酒
  9. 【例えばこんなお酒!】代表的なお酒って何がある?その②:醸造酒
  10. 【例えばこんなお酒!】代表的なお酒って何がある?その③:混成酒
  11. 【蒸留酒のおすすめな飲み方!】その①:焼酎
  12. 【蒸留酒のおすすめな飲み方!】その②:ウイスキー
  13. 【蒸留酒のおすすめな飲み方!】その③:ウォッカ
  14. 【蒸留酒のおすすめな飲み方!】その④:テキーラ
  15. 【蒸留酒のおすすめな飲み方!】その⑤:ブランデー
  16. 【まとめ】知識を身に付けて様々な蒸留酒を飲み比べてみよう!
蒸留酒についてお話する前に、知っておいてほしいのが世の中に存在しているお酒の種類です。これらを知っておかないと蒸留酒について説明がしにくいので、先にお伝えしておきたいと思います。
お酒には、「醸造酒」、「蒸留酒」、「混成酒」の大きく分けて3つの種類があります。その製造法でこの3種類のお酒に分けられているのです。
聞いたことがある人は多くいる「蒸留酒」です。さて、それでは蒸留酒とはどのようなお酒のことを指すのでしょうか?
蒸留酒とは、簡単に言うと醸造酒を蒸留して作ったお酒のことを指します。蒸留という過程を経ると、そのアルコール度数は元の醸造酒のものより高くなります。ただし、蒸留した後に水などを加えて度数を落したものも蒸留酒と呼ぶので、中には度数がそこまで高くないものも存在します。

一般的な蒸留酒のアルコール度数はどれくらいなの?

蒸留した後に水などを一切加えていないものを原酒と呼びます。原酒の焼酎のアルコール度数は、37~45度とかなり高めです。
市販されている、蒸留した後にアルコール度数を調整されているものでも、その度数は商品によって非常に様々あります。そういった製品は、アルコール度数が20~25度のものが多く占めるようです。
蒸留酒を説明する際に出てきた「醸造酒」です。さて、それでは醸造酒とはどんなお酒を指すのでしょうか?
醸造酒とは、各酒の原料を酵母菌によりアルコール発酵させることによって作るお酒です。その作り方で、蒸留酒のようにアルコール発酵させた後に蒸留という製法を取らないので、アルコール度数はそこまで高くなりません。
蒸留酒、醸造酒と並んでお酒の種類に登場するのが「混成酒」です。それでは、混成酒とはどのようなお酒なのでしょうか?
混成酒は、再製酒と呼ばれることもあり、そこにはその作り方が関係ありそうです。
混成酒は蒸留酒や醸造酒を元に、そこに果実やハーブ、甘味料や香料を加えたお酒のことです。
上記で簡単に蒸留酒の作り方をお話しましたが、蒸留酒と他の種類のお酒を知ったところでもっと詳しく蒸留酒の作り方を見てみましょう。
お酒は、ものすごく簡単に言うと水とエタノール(アルコール)からできています。蒸留は、水とエタノールの沸点の差を利用し、エタノールを先に蒸発させて再び冷却し液体に戻すことにより、アルコール度数のさらに高いお酒を得る作り方です。
その蒸留という製法で作られたものが蒸留酒になります。
醸造酒は、酵母菌によるアルコール発酵のみで作られるお酒のため、そのアルコール度数も16度~20度が限界です。その作り方は、原料に糖分が多く含まれるかどうかで少し変わってきます。
原料に糖分を多く含む場合は、酵母菌を加えてしまうだけでアルコール発酵が可能です。一方で、原料に糖分をあまり含まない場合は、その原料をまず糖化させ、そしてアルコール発酵をさせて作っていきます。
混成酒は、蒸留酒や醸造酒に果実や植物の皮、ハーブなどを加えてその香りをお酒に移し、砂糖やシロップ、着色料などを加えて味を調えたものです。
そのアルコール度数は蒸留酒や醸造酒といった異なる種類のお酒から作られるため非常に様々で、低いもので8度から、高いものでは55度もあるものも存在します。
蒸留酒について、その意味と作り方についてお話しました。それでは蒸留酒には具体的にどのような種類のお酒が含まれるのでしょう?代表的なものをご紹介します!

代表的な蒸留酒のお酒って?その①:焼酎

焼酎の主原料は米や麦、サツマイモなど、そして水があり、これらに麹を加えてアルコール発酵させた後に蒸留という工程を経て作られるお酒です。黒糖焼酎や泡盛といったお酒も焼酎に含まれます。

代表的な蒸留酒のお酒って?その②:ウイスキー

ウイスキーは大麦やライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化させた後に、これを酵母によって発酵させて蒸留したお酒のことを指します。

代表的な蒸留酒のお酒って?その③:ウォッカ

ウォッカは、主な原料は大麦や小麦、ライ麦、ジャガイモなどの穀物で、それらを糖化させ発酵させた後に蒸留をします。そこからさらに白樺の炭で濾過して作られるお酒がウォッカです。

代表的な蒸留酒のお酒って?その④:テキーラ

主原料はアガベやテキラナ、ウェベル、バリエダ、アスルなどの植物です。それらを燻製に近い形で長時間蒸し焼きにし、その蒸し焼きしたものをすり潰し汁を絞り出します。そしてその絞り汁を発酵させ、最低2回以上の蒸留工程を経て作られるものがテキーラです。

代表的な蒸留酒のお酒って?その⑤:ブランデー

ブランデーは、白ワインなどの果実酒を蒸留させ樽に入れ、熟成させて作られるお酒です。そのアルコール度数は低いものでも40度弱から、そして高いものでは50度程度と、醸造酒に比べてグッと度数が高くなります。
蒸留酒の作り方の元となる醸造酒です。醸造酒にはどのような種類のお酒があるのか、見てみましょう!

代表的な醸造酒のお酒って?その①:ビール

ビールの主な原料は麦芽やホップ、水ですが、その他にも副原料として、米やとうもろこし、でんぷん(スターチ)、糖類を使用しているものもあります。

代表的な醸造酒のお酒って?その②:日本酒

日本酒の主な原料は、米や米麹、水です。そしてそこに酵母や乳酸菌を加えます。 その他には、醸造用アルコールやアミノ酸、調味料、糖類といった副原料を使用している日本酒も存在します。

代表的な醸造酒のお酒って?その③:ワイン

ワインの主な原料はブドウです。さらに自然酵母によってアルコール発酵させ、その後熟成させてできたものがワインです。
なかなか耳慣れない混成酒ですが、その代表的なものを聞けば意外と身近なお酒が該当することがわかります。その種類をチェックしてみましょう!

代表的な混成酒のお酒って?その①:リキュール類

リキュールは、蒸留酒に果実やハーブなどを加えて香りを移した後に砂糖やシロップ、着色料などをさらに加え整えたお酒です。

代表的な混成酒のお酒って?その②:梅酒

梅酒は、ご存知の方も多いとは思いますが、蒸留酒に青梅を加えて一定期間漬け込んだお酒を指します。

代表的な混成酒のお酒って?その③:ベルモット

ベルモットは、白ワインにニガヨモギといった香草やその他にもスパイスを配合をし作られたお酒のことです。
居酒屋さんなどで目に触れる機会の多い焼酎ですが、そのおすすめな飲み方はどんなものがあるのでしょうか?ぜひこんな飲み方にチャレンジしてみてください!

焼酎のおすすめな飲み方!その①:ロック

焼酎の本来の味わいを一番に味わえるとおすすめなのが、ロックです。ロックグラスをあらかじめ冷やしておき、大きめの氷を入れましょう。そしてその氷に当てるように注ぐことがポイントです。

焼酎のおすすめな飲み方!その②:水割り

そのままだとアルコールが強くて飲めない、でも焼酎の風味を楽しみたい!という方におすすめなのが水割りです。作り方は基本的にはロックと同じです。そこに水を加え、お好みの濃さになったら飲みましょう。炭酸水で割っても良さそうです。

焼酎のおすすめな飲み方!その③:ジュース割り

さらにカジュアルに、お酒の苦手な方も楽しめるとおすすめなのがこのジュース割りです。水割りや炭酸割りしたところにお好きなフルーツジュースを加えます。数種類のフルーツジュースをミックスしてもいけそうです。

ウイスキーのおすすめな飲み方!その①:ストレート

シングルと呼ばれる量は30mlで、ダブルと呼ばれる量は60mlです。シングルでは、グラスに約1/3~1/2を注いだ量になるそうです。これ以上にウイスキーの味を楽しめるものはないおすすめの飲み方です。

ウイスキーのおすすめな飲み方!その②:ハイボール

テレビのCMでもよく登場するのが、このウイスキーハイボールです。シングルの量30mlに、炭酸を90mlほど注ぎます。ウイスキーと炭酸の割合は1:3がちょうど良いそうです。まだストレートやロックでは飲めない、という人に気軽に楽しめるおすすめな飲み方です。

ウイスキーのおすすめな飲み方!その③:ホットトディ

なかなか聞いたことのないホットトディという飲み方です。これはある有名な朝ドラにも登場した飲み方だとか。ウイスキー10mlにお湯を60ml注ぎ、そこにさらにはちみつ(もしくは砂糖)を大さじ2杯入れます。最後にレモンを絞れば完成です。
なんと、この飲み方は風邪の諸症状や美肌効果に効き、女性にもおすすめの飲み方なんだそうです。

ウォッカのおすすめな飲み方!その①:ウォッカトニック

ウォッカをトニックウォーターで割る飲み方です。トニックウォーターとは、炭酸水に香草や柑橘類のエキスを加え、さらに糖分を加えて整えた清涼飲料水のことを指します。このトニックウォーターを入れる前にライムを絞るとまた一段とおいしくなりおすすめだそうです。

ウォッカのおすすめな飲み方!その②:モスコミュール

ウォッカをジンジャーエールで割る飲み方です。ジンジャーエールには甘口と辛口があり、好みに合わせてさらに選べるとおすすめな理由になっています。

ウォッカのおすすめな飲み方!その③:スクリュードライバー

スクリュードライバーは、ウォッカをオレンジジュースで割った飲み方です。オレンジジュースで割るので甘くなり、お酒があまり得意ではない人にもおすすめな飲み方です。

テキーラのおすすめな飲み方!その①:テキーラショット

ショットグラスにテキーラを注ぎ、その他にくし切りにしたライム(レモンでも可)、塩を用意します。まずはライムをかじり、すぐにテキーラを一気に流し込み、塩を少し舐めます。これがテキーラショットの飲み方です。テキーラは度数が高く、アルコール中毒にもなる可能性がありますのでほどほどにしておきましょう。

テキーラのおすすめな飲み方!その②:マルガリータ

テキーラ30ml、ホワイトキュラソー15ml、ライムジュース15ml、塩適量と用意するものが少々多いのがマルガリータです。塩以外をシェイカーに入れて混ぜ、グラスの飲み口に塩を付けて飲みます。なかなかお家で作りにくいような気もしますが、これをサッと出せれば一目置かれるかも?!

テキーラのおすすめな飲み方!その③:メキシコーク

テキーラ30mlにコーラを注ぎ、くし切りにしたライムを添えたら完成です。テキーラの飲み方でも甘く飲みやすいとおすすめですので、まずはこちらのメキシコークから挑戦してみてはいかがでしょうか?

ブランデーのおすすめな飲み方!その①:ストレート

ブランデー本来の味わいや風味が楽しめるのがストレートです。時間をかけてじっくりと飲むのが通の飲み方で、チェイサーを用意して飲むと良いそうですよ。

ブランデーのおすすめな飲み方!その②:ブランデースプリッツァー

ブランデースプリッツァーは、ブランデーを炭酸で割り、そこにオレンジなどのフルーツを入れた飲み方です。カクテル風の飲み方になるので、甘さも加わり飲みやすく、女性にもおすすめな飲み方です。

ブランデーのおすすめな飲み方!その③:カフェロワイヤル

なかなか聞いたことのないのがこのカフェロワイヤルという飲み方かもしれません。これは、まずはコーヒーをカップに注ぎ、スプーンに角砂糖を乗せます。その角砂糖にブランデーを染みこませ、火を付けます。青い炎と広がるブランデーの香りを楽しんだら、コーヒーと混ぜて飲みます。雰囲気も合わせて楽しめると、デートにもおすすめです。
蒸留酒について、その意味と作り方、種類やおすすめの飲み方までご紹介しました!いかがでしたでしょうか?ここで少し振り返ってみましょう。
1.お酒には、「醸造酒」、「蒸留酒」、「混成酒」の大きく分けて3つの種類がある
2.蒸留酒とは、簡単に言うと醸造酒を蒸留して作ったお酒のことを指す
3.蒸留とは水とエタノールの沸点の差を利用し、エタノールを先に蒸発させて再び冷却し液体に戻すことによってアルコール度数のさらに高いお酒を得る作り方のこと
4.蒸留酒には焼酎、ウイスキー、ウォッカ、テキーラ、ブランデーといった種類のお酒がある
蒸留酒のことを深く知れたのではないでしょうか?より詳しく知ることで一段とおいしく楽しんで飲みましょう!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://www.ashinari.com/2012/10/18-371981.php