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お酒で筋肉痛になる原因は?知られざる「アルコール筋症」を解説!

2018.10.01

お酒を飲み過ぎた次の日に、筋肉痛になった経験はありませんか?実はこれ、「アルコール筋症」と呼ばれるお酒による一種の筋肉痛の症状なのです。体内にあるビタミンの消耗などにより筋肉痛が引き起こされるのです。今回はその症状や原因や対策を紹介していきます!

  1. お酒を飲んだだけなのに筋肉痛?
  2. 「アルコール筋症」とは?
  3. 「アルコール筋症(筋肉痛)」の原因①ビタミン不足
  4. 「アルコール筋症(筋肉痛)」の原因②タンパク質合成の抑制
  5. 「アルコール筋症(筋肉痛)」の予防策(お酒を飲む前に)
  6. 「アルコール筋症(筋肉痛)」の対応策(お酒を飲んでいるとき①)飲むお酒の種類
  7. 「アルコール筋症(筋肉痛)」の対応策(お酒を飲んでいるとき②)食べ物
  8. 「アルコール筋症(筋肉痛)」の対処法(症状が出たとき)
  9. 「アルコール筋症」と運動による筋肉痛の違い
  10. 「アルコール筋症」で筋肉痛が続く場合
  11. まとめ
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お酒を飲み過ぎると、頭痛や吐き気をともなう二日酔いになったことがある人は多いでしょう。また、お酒を飲んだ次の朝目が覚めると、体の節々が痛むような筋肉痛を経験したことはありませんか?二日酔いならまだしも、なんで筋肉痛に…と不安になる人もいるかもしれません。
ですが、これは病気ではありません。「アルコール筋症」と呼ばれるごくごく一般的な筋肉痛です。
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お酒が原因?!

「アルコール筋症」とは、お酒を飲んで摂取したアルコールが、体内の筋繊維を破壊することで発生する様々な筋系の症状です。飲み過ぎによって引き起こされ、次の日に起きると、筋肉痛になったり、足がつったりします。また、筋力そのものの低下も症状の一つとされています。
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お酒の飲み過ぎでビタミン不足に

アルコールを摂取することにより筋肉痛になる原因を見てみましょう。お酒を飲むと、体内に有毒なアセトアルデヒドという成分が生成されます。その毒素をさらに水や二酸化炭素に分解するために、体内のビタミンなどの栄養素を大量に消費します。
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ただ、ビタミン6という物質については注意が必要です。過剰摂取しすぎると筋力が衰えたり、他にも体に異常をきたす場合があるので気をつけましょう。
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お酒の飲み過ぎによるタンパク質合成機能の抑制

アルコール筋症になる一つの要因をもう一つ挙げます。お酒の飲むとアルコールによって、タンパク質の合成する働きが弱まります。タンパク質は三大栄養素の一つであり、筋肉の形成のためには必要不可欠です。つまり、アルコールによりタンパク質の合成が邪魔され、筋肉を形成できなくなった結果、筋力が低下していくのです。
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空腹のときにお酒を飲むと悪酔いしたり、二日酔いになりやすいというのはよく知られた事実です。アルコール筋症にも同じことが言えます。空腹で胃が空っぽのときにお酒を飲むと、アルコールが空の消化管(胃や肝臓など)に触れる面積が広がり、吸収されやすくなります。それにより血中のアルコール濃度が通常よりも速く上がるのです。
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つまり、アセトアルデヒド分解のためのビタミンをより多く消費したり、タンパク質の合成を抑制する働きを強めたりします。そのため、飲食物を体内に取り入れてからお酒を飲むようにしましょう。粘膜を保護する乳製品が効果的だという意見もあります。
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それでは、飲みの場ではどうすればよいでしょうか。まずは飲み物から考えましょう。
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まず飲み過ぎについて。飲む量を変えられないのであれば、お酒を飲みながら水やお茶などソフトドリンクを飲むようにしましょう。ソフトドリンクを補給すると、利尿作用が働き、体内のアルコールを体外へ排出しようとします。つまり、アルコール分を含まない水分をしっかり取って、アルコールを体の中に残さないようにすることが大事です。また、ミネラル分を含むスポーツドリンクは、水などよりも早くアルコールを外へ出そうとしてくれるので有効です。
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飲むペースについても注意が必要です。いわゆる一気飲みなど、短時間で多量のお酒を飲み過ぎると、血中のアルコール濃度が急速に上がり、体内にアルコールが吸収されます。それが原因で、筋細胞が破壊され、アルコール筋症となります。ですので、間に水をはさみつつ、なるべく一気飲みなどは避けて、常識的なスピードで飲みましょう。
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次に食べ物について見てみましょう。ビタミン不足ですが、上述のようにビタミンはアルコールの分解によく消費されるため、摂取しないとアルコール筋症になりやすくなります。そのため、積極的にビタミンを摂るために、大豆、豚肉、焼き海苔などの食材を使った料理を食べるようにしましょう。
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また、タンパク質を摂取することもアルコール筋症には有効です。肉や魚など、それらを多く含む食べ物を食べるとよいでしょう。筋トレの後によく飲まれるプロテインも筋肉組織の回復に役立ちます。
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朝起きて、アルコール筋症になっていた場合を見てみましょう。 飲んでいるときと同じ処置になりますが、やはり水やスポーツ飲料を飲み、有害なアルコールを体外に尿として排出することが重要です。二日酔いにも効果があるので試してみてください。同様に症状が出た後であっても、体のバランスを整えるために、ビタミンを摂取することも重要です。
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そして、痛みが引くまではお酒を決して飲まないようにしましょう。筋肉痛が引かないままお酒を飲むと、後述の「慢性アルコール筋症」など症状を悪化させてしまいますので、注意してください。

お酒による筋肉痛の仕組み

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これは筋繊維がアルコールによって破壊されるだけで、超回復は見込めません。アルコール中毒の人にやせ形の人が多いのは、これが原因と言われています。

運動による筋肉痛の仕組み

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筋トレやスポーツなど運動した後の筋肉痛とアルコールが原因の筋肉痛とは、痛みとしては似ていますが、その仕組みは少なからず異なっています。 前者は、超回復という現象が起こるために筋繊維の破壊はあったとしても、ビタミンなど栄養素への影響はなく、筋力低下は起こりません。
超回復とは、筋力トレーニング後に24~48時間くらいの休息をとることによって起こる現象で、休息の間に筋肉の総量 がトレーニング前よりも増加することをいいます。(中略)筋肉を増加させるには、筋肉の破壊と修復を繰り返さなければなりません。筋力トレーニングを行うことによって筋肉は破壊され、それから「24~48時間」かけて徐々に修復されます。トレーニング後は筋肉が破壊されてしまうので、トレーニング前よりも筋肉の総量 は減少しますが、適切な時間休息を与えることで修復され、さらには超回復が起きて、一度減少してしまったはずの筋肉がトレーニング前よりも大きな筋肉になるのです。

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通常であれば、二日酔いと同様にアルコールによる筋肉痛はそれほど長引くものではありません。しかし、あまりにも長引く場合は、病院など医療機関で診断を受けるのがいいでしょう。また、痛み止めをドラッグストアで購入して飲む場合は、飲みすぎた後の胃への負荷も考慮しましょう。胃の粘膜を保護する牛乳やヨーグルトなどの乳製品を併用するのがここでもおすすめです。
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1回きりのアルコール筋症ならばさほど問題はないですが、アルコールを摂取する期間が長いと注意が必要です。長期の飲酒によるアルコール筋症は症状が出にくく、気づけないことがあります。そんな中でも確実に筋力の低下は進んでいるのです。これは「慢性アルコール筋症」とよばれています。少量であっても、長期的に飲むことで総アルコール量は増え、体に悪影響を及ぼすので、休肝日を作るようにしましょう。
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飲みニケーションという言葉があるように、お酒は大学生や社会人として生活していくうえで、欠かせないものとなっています。そんな現代社会だからこそ、お酒の持つリスクは知っておきたいものですね。楽しむために飲むお酒を飲み過ぎて、自分が飲まれないように気をつけながら、ほどほどにたしなみましょう。

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サムネイル画像は下記より引用しました。
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