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SSDの価格推移まとめ(~2019高騰はいつまで続く?グラフ付きで解説!

2024.02.25

HDDが遅くてSSDに移行したいと考えている人は多くいると思います。ですが、SSDの価格の推移が高騰し続けているので、二の足を踏んでいるのではないでしょうか。そこで今回は、SSDの価格の推移はいつまで続くのかを、グラフを使いながら解説していきたいと思います。

  1. 過去と比べてみてどれぐらい高騰しているのか
  2. SSDの価格の推移が高騰する理由とは
  3. SSDの価格の推移が高騰する理由①生産が需要に追いつかない
  4. SSDの価格の推移が高騰する理由②メーカーのリスク管理意識
  5. SSDの価格の推移が高騰する理由③スマホへの供給を優先
  6. ビットコインの影響でSSD価格の推移が下がる?
  7. SSDの価格推移がビットコインと連動する理由
  8. SSDの出荷台数は増えてきている
  9. いつまでSSDの価格推移の高騰は続くのか
  10. 現在は少しづつ価格は下がってきている
  11. それでも今買いたいならどすれば得か
  12. まとめ
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世間ではパソコンのパーツ、特にSSDやメモリなどが高騰していると言われていますが、実際のところどれぐらい高騰しているのでしょうか。
これはデスクトップ用のメモリモジュールですが、2016年末の価格が9,957円だったのに対して2019年2月では下のグラフになっています。
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2017年に入ったぐらいから、右肩上がりに上昇しています。他の商品でも2017年頃から右肩上がりに価格が上昇してきています。では、何故価格が高騰してきているのでしょうか。
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現在は、HDDからSSDへの以降が進んできていますが、ここまで主流になりつつあるSSDでも、価格が高騰を続けています。では、何故主流になってきてもSSDの価格は下がらずに高騰し続けているのでしょうか。
引用: https://www.networld.co.jp/files/4914/9085/7568/image01.png
SSDにはフラッシュメモリが使用されていて、このフラッシュメモリはSSDだけではなくスマートフォンなどにも使われています。そして、そのスマートフォンが日本だけではなく世界中で大量に使われているので、フラッシュメモリを生産・販売しているメーカーが需要に追いついていないので、価格も下がることなく高騰を続けていると言われています。
引用: https://www.networld.co.jp/files/9314/9094/7878/image02.png
また、生産メーカーは設備投資に何兆円もの費用をかけてフラッシュメモリを製作するので、世界の情勢などを見極めてフラッシュメモリの需要を予測し生産するのですが、その予測が甘く過剰在庫になってしまい、価格の下落を防ぎたいと考えるので、メーカーもリスクを負えずにフラッシュメモリが不足してしまうので、フラッシュメモリの価格が高騰するので、SSDも高騰が続いています。
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そして、フラッシュメモリを生産している企業は、フラッシュメモリを生産しても、世界中で最も需要のあるスマートフォンへ供給するので、SSDは後回しにされ中々フラッシュメモリを手に入れることができないのも、価格が高騰を続ける理由の一つです。
引用: https://usshi-na-life.com/wp-content/uploads/2018/03/pcpa-tu9.png
また、世界情勢による為替の影響も少なからず、価格の推移が高騰し続けている理由ではあります。しかし、為替は多少でも予測はできますが、フラッシュメモリ不足は予測できないのが現状です。ではこの価格が高騰し続けるのは、いつまで続くのでしょうか。
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確実な話ではないですが、ビットコインとSSDの価格は連動していると言っている人がいます。では、何故ビットコインとSSDの価格が連動していると、言われているのでょうか。
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では、何故ビットコインが下がり出したら、いつまでも高騰を続けていたSSDの価格が、下がり出したのでしょう。
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あくまでも仮説ではありますが、ビットコインが高騰している間は、ビットコインの発掘作業をするのにハイスペックなパソコンが必要でした、ハイスペックなパソコンということは、SSDも需要があったわけです。ですが、そのビットコインが急落すれば、当然ハイスペックなパソコンを使って、ビットコインの発掘をする人が減ります。そして、新規でしようという人も減るので、SSDの需要も落ち着いてきて、SSDの価格が下がるという理由です。
先程ビットコインの急落によって、SSDも価格は下がったと言いましたが、いつまでも下がることはなく、すぐにまた高騰が始まりました。
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引用: https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1111/220/html/photo1_o.jpg.html
ですが上のグラフを見てもわかるように、SSDの出荷台数は増えてきているので、いつまでも高騰することなく価格も下がってくるのではと言われています。
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引用: https://www.instagram.com/p/B5BiaPYFoQ0/
SSDとHDDの出荷台数で比較してみても、2010年にはSSDは1%しかなかったものが、2017年には30%になり単純に30倍の出荷台数に増えています。出荷台数が増えるということは、いつまでも高騰が続かずに価格も比例して下がってくるのではないでしょうか。
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引用: https://www.instagram.com/p/B5cwWwQFQgQ/
台湾の報道によると、フラッシュメモリが2019年に供給過剰になり、価格が下がってくるとのことですので、必然的にSSDも2019年中には、価格が下がってくるのではと言われています。
また、SSDの価格が下がることによって、今まで慎重になっていたノートパソコンへのSSDの導入が、現状の45%程度から50%以上にまで増えるのではと、言われています。
ただし、パソコンに搭載されているSSDは、256GBが中心になり、より容量の多い512GBが主流になるのは、2020年以降とも言われています。また、SATSSDではなくより高速なPCleSSDは普及率が30%程度ではありますが、NANDの価格が下がることによって、普及率が50%を超えて主流になるのでは、とも言われています。
高騰している高騰していると言ってきましたが、現在は少しづつではありますが、価格は下がってきています。
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上のグラフを見てもらってもわかるように、2016年の10月頃から上昇したグラフが現在では、上昇する前ぐらいまで下がってきています。
他のSSDでも同じような現象が起きてきています。
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このSSDも同じ時期に価格が上昇し始めて、最安値まではいきませんが少しづつ価格は、さがってきているようです。
今が最安値ではなく、商品の人気などによって個体差はあるかもしれませんが、今後はさらに下がっていくと予測できるので、時間的に余裕があるのであれば、もう少し様子を見てもいいかもしれません。
今は、SSDが高騰していて今後は、値下がりするとは思いますが、それでも今どうしても買わなければならない人もいるかと思います。では、そんなこの時期に買うには、そうすれば安く買えるのでしょうか。
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今買うならば、日本のアマゾンで買うのではなく、アメリカのアマゾンで買う方が安く買えます。なぜかと言うと、単純に為替のレートによるものです。日本で買ってもアメリカで買っても同じメーカーの同じ商品を買うならば、金額以外に変わるものはありません。すべての商品がそうだとは限りませんが、もし購入したいとお考えなら、一度アメリカのアマゾンをチェックしてみるのも、一つの手段かもしれません。
引用: http://images.anandtech.com/doci/8104/SSD_PCIe_Group_AIC_and_2.5dri.jpg
いかがでしたでしょうか。今回は、SSDが高騰する理由やいつまで高騰するかなどを、グラフを使いながら説明してきましたが、現状下がってきてはいますが、予測ではありますが今年中には、SSDの価格はもっと下がってくるのではと、思っていただけたかと思います。ですが、あくまでも予測ではありますので、ご自身で判断してより良い物を購入していただければと思います。また、その過程で今回の記事が少しでも参考になれば、幸いです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.komplett.no/product/828769/datautstyr/lagring/harddiskerssd/ssd-25/samsung-850-evo-250gb-25-ssd#