プリンターはゴミとして処分可能？
プリンターが壊れたときに、まず考えるのは、ゴミとしての処分方法ですね。そもそも、プリンターは、ゴミとして処分することができるのでしょうか。
家電リサイクル法対象ではない
家電リサイクル法が施行されてから、対象商品に関してはゴミとしての破棄ができなくなりました。家電リサイクル法の対象商品は、大きく分けて、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機です。液晶画面を含むパソコンは、ゴミとしての処分はできませんが、プリンターは対象商品には含まれていません。
処分方法は市町村による
プリンターは、基本的にゴミとして処分可能ということになりますが、ゴミの分別が市町村で異なるように、プリンターの扱いも異なるため、注意が必要です。不燃ゴミとして回収してもらえる市町村もありますし、粗大ゴミの扱いになるところもあります。中には回収できない市町村もあるかもしれないので、詳細は確認しなければなりません。
プリンターを処分するにはお金がかかる？
不燃ゴミのように、一般ごみとして回収してもらえるようであれば、無料で費用はかかりませんが、粗大ゴミとして使われるところにおいては、回収してもらうのに費用がかかります。その場合は、粗大ゴミ回収券を郵便局などで購入することになります。
プリンター処分にかかる費用
具体的な金額は、市町村によって異なりますが、プリンターの大きさに応じて300円ぐらいからとなっているようです。こちらも、詳細は市町村に確認する必要があります。一つの例として、東京都の千代田区では、下記のようにプリンターの処分は粗大ゴミ扱いで、20cm以下のものは300円となっています。
プリンター（高さ２０ｃｍ以下）300[B券300円]、プリンター（高さ２０ｃｍ超３０ｃｍ以下）600[B券300円] x 2、プリンター（高さ３０ｃｍ超）900[B券300円] x 3
プリンターをゴミで処分するときの注意点
インクカートリッジは別に処分する
プリンターの買い替えのときもですが、壊れたプリンターの中にも、使用していたインクカートリッジが入ったままになっているかもしれませんね。インクカートリッジは、リサイクルで使用されるので、インクカートリッジ専用の回収箱が電機店などに設置されています。また、ゴミとして処分したい場合は、可燃や不燃などで処分できるので、プリンターとは別に処分しましょう。
プリンターの持ち去り
あまりあってはいけないことですが、ゴミ捨て場にプリンターを捨てると、持ち去られることもあり得ます。見た目では、壊れたものなのか、まだ使えるのか判断ができません。中には、プリンターのパーツを使用したい人が持ち帰るケースもあります。粗大ゴミとして処分したものでも、持ち去られて不法投棄されることも、可能性としてはゼロではないことを念頭に置いておかなければなりません。
プリンターの処分方法はゴミ処理だけではない
プリンターは、ゴミとして処分できることがわかりましたね。でも、不燃ゴミとして処分できる場合は無料ですが、粗大ゴミの場合はお金がかかります。壊れたプリンターならいいと思うかもしれませんが、まだ使えるプリンターなら、無料でなければもったいないですよね。そんなときは、ゴミ処理以外の方法で、プリンターの処分方法も考えてみましょう。
プリンターの処分方法①リサイクルショップ
リサイクルショップなら、使わなくなったプリンターを買い取ってくれるかもしれません。もちろん、査定してもらう必要はありますが、同じ処分をするなら、少しでもお金に変われば嬉しいですよね。中古のプリンターだけでなく、壊れたものでも、パーツ用としてジャンク販売しているショップもあるので、壊れたプリンターだからと簡単に諦めなくても大丈夫です。
ハードオフ
テレビやオーディオなどの、家電製品を中心に扱っているリサイクルショップです。パソコンも販売していて、プリンターの買い取りも行っています。古い形式のパソコンも販売していたり、年式が古くても買い取り可能と掲げているので、聞いてみる価値はあります。さらに、ジャンク品の取り扱いもあるので、壊れたプリンターも買い取ってもらえる可能性もあります。
リユース生活提案ショップWEST
引用: https://reuse-west.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/img_nishijin-02.jpg
家電を中心に売り買いしているリサイクルショップで、店舗は福岡ですが、宅配での買い取りが可能です。ネット上で査定もしてもらえるので、わざわざ足を運ばなくても、買い取りの可否がわかります。中古はもちろん、付属品がなかったり、動かないなど壊れたものも買い取り可能になっています。査定に納得できない場合は、キャンセルもできるので、聞いてみて損はありません。
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プリンターの処分方法②フリマ販売
リサイクルショップでの買取同様、ゴミとしての処分よりも、場合によってはお金がもらえる処分方法です。写真を撮影したり、説明文の記載など、手間はかかりますが、多くの人の目に触れることができるため、買い手がつく可能性も高くなります。
メルカリ
引用: https://www-mercari-jp.akamaized.net/assets/img/common/common/logo.svg?355588449
フリマアプリの中では、メルカリは知らない人がほとんどいないほど有名ですね。メルカリでは買えないものはないくらい、多くの物が出品されています。多くの利用者がいるので、プリンターが欲しい人が見つかるかもしれません。
ヤフオク
引用: https://s.yimg.jp/images/auc/pc/top/image/2.0.0/logo_yahuoku_01.png
フリマと並んで、多くの利用者がいるのは、オークション形式のヤフオクです。オークションなので、意外に高値がつくこともあります。また、オークション以外にフリマ出品もできるので、すぐに処分したい場合は、オークション終了を待つことなく落札できるフリマ出品がおすすめです。
フリマ出品で注意すること
自分が購入者の立場となって考えればわかりますが、フリマやオークションは、実物を見て購入することができません。その点、購入者にとってはリスクを伴うことになります。そのため、出品時の記載は、メーカーや製造年など詳細を記載する必要がありますし、壊れたものを動作するなどの虚偽もいけません。個人間の取引になるため、トラブルを起こさないように慎重になるらなければいけないので、リサイクルショップでの買取よりもデメリットはあります。
プリンターの処分方法③買い替えによる下取り
新しくプリンターを買い替えるなら、家電量販店などで下取りを行っているところもあります。ただ、全ての店舗で下取りしているわけではありませんし、下取り可の店舗でも、条件があることもあります。無料での引き取りであればいいですが、処分料が必要な場合もあるので、買い替え処分を検討しているなら、購入前に店舗の条件を確認しなければなりません。
プリンターの処分方法④メーカーの回収
メーカーによっては、プリンターを回収してくれるところがあります。とはいえ、無料でプリンターを回収してくれるメーカーは、ほぼないので、処分料を支払うことになります。メーカー直接の回収という安心感はありますが、無料ではないところがおおくデメリットになります。
プリンターの処分方法⑤クリーンセンターへの持ち込み
壊れたプリンターなど、すぐに処分したいときには、クリーンセンターへの持ち込みが一番早く処分できます。ゴミでの処分と変わりませんが、無料とは限らず、処分にかかる手数料が必要となる場合があるため、こちらも各市町村で確認が必要です。
壊れたものの回収が可能なことや、早く処分できるというメリットはありますが、どのように処分されるかは最後まで見ることができないため、データの処理はしっかりしておかなければなりません。
プリンターの処分方法⑥回収業者の引き取り
リサイクルショップとも、メーカー回収とも違う、回収業者というものがあります。多くはパソコンなどをはじめとする、生活家電を中心に回収を行っていて、会社として業務を行っています。そのため、回収は無料ではないことがほとんどです。
中には、転売目的で回収している業者もあるので、無料で引き取ってもらえることもあります。ただし、回収業者に依頼する場合は、言い値になってしまうため、必要以上に料金がかかってしまうなら、避けるほうが無難です。データ漏えいの恐れもあるため、信頼と実績がある回収業者に依頼するのがポイントです。
プリンターを処分するときの注意点
データを消去する
パソコンなどの個人情報が満載な電子機器は、処分時にデータを消去することは基本中の基本です。プリンターも例外ではありません。ただ単に、コピーのみの使用であれば問題ありませんが、最近の機種では、データを保存するタイプのプリンターもあります。
名前や生年月日などのデータはもちろん、写真のプリントアウトに使用していたときには、画像を保存している可能性もあります。そのままでは、個人情報のデータが漏えいしてしまします。特に、ゴミ置き場からプリンターが持ち去られたりした際には、どこへデータが漏れるか分かりません。処分時には、必ずデータを消去しましょう。
ハードディスクの消去
上辺だけデータを消去しても、ハードディスクに残っていることもあります。また、消去しても、今の技術では、データを復活させることは、それほど難しいことではありません。初期化したあとに、できれば不必要なデータを上書きして、自分のデータを復活できないように細工することも、情報が漏れないようにする工夫の一つです。
付属品の確認
メモリーカードなどが、挿しっぱなしになっていないか、処分前に必ず確認しましょう。せっかくデータを消去しても、付属品にデータが残っていれば元も子もありませんよ。
プリンターの処分方法【おすすめ買取業者】
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プリンターの処分方法【おすすめ無料回収業者】
パソコンダスト
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買取業者とは違い、お金に変えることはできませんが、無料でプリンターを回収してもらうことができます。対象商品ではない場合は、送料がかかりますが、梱包して送るだけなので簡単で確実に引き取ってもらえます。ゴミとして処分してもお金がかかるなら、早くて確実に引き取ってもらえる業者を利用するのも、おすすめです。
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まとめ：処分方法を参考に壊れたプリンターもすっきり片づけましょう
プリンターの処分方法について、まとめました。処分に困るプリンターですが、意外に簡単に処分することができます。ただし、どの処分方法を選ぶにしても、個人情報を含むプリンターは、データの消去は確実に行っておきましょう。処分方法を参考に、お好みの方法ですっきり片づけましょう。
