カロリーの低いお酒とは？
ダイエット中は太る原因が気になるので、お酒は我慢するということがあるかもしれません。普段、アルコールを飲んでいた方からするとそれが結構なストレスになることもありますよね。カロリーが高い印象のあるお酒は、ダイエット中に飲んではいけないと思っている方もいるでしょうが、たとえ低カロリーでも太ることは大いにあるものです。
そもそも純粋なアルコールは、熱やエネルギーとして外に出ていく仕組みなので、体に溜まらないようになっています。アルコールに太る印象があるのは、お酒に砂糖や塩分などの成分が入っているからです。ですから、純度の高いアルコールを選ぶとカロリーがおさえられるので、体内に脂肪を蓄積しにくくなります。
【カロリーの低いお酒】ダイエット中におすすめのアルコール
お酒は飲むと体が温かくなっていきますよね？ 少量のアルコールは飲むと血流がよくなるなどプラスの効果をもたらしてくれるので、ダイエット中にもおすすめです。ただ、アルコールは高カロリーのものから低カロリーの種類まであるので、どれでもおすすめというわけではありません。
ダイエット中は、せっかく積み重ねてきた成果をジャマしないお酒を選ぶことが大切です。ここでは、ダイエット中におすすめアルコールについてまとめてみました。
【カロリーの低いお酒】ダイエット中におすすめのアルコール1 ウィスキー
低カロリーでダイエットをしているときにもおすすめのアルコールの一つに、ウィスキーがあります。アルコールには大きく、「醸造酒」と「蒸留酒」の2種類があって、それぞれ作り方が違うため、糖分にも差があるものです。
醸造酒は、お米や穀類などを発酵させて出来上がったお酒のことですが、蒸留酒はそこに熱を加えて、アルコールを中心に仕上げたもの。純粋なアルコールを中心にビンに詰めているので、比較的カロリーは低くなります。
ウィスキーもこの「蒸留酒」に含まれ、他のお酒と比べて低カロリーといわれる種類です。だいたいウィスキーのカロリーは、100mlあたり約240キロカロリーで、一方のビールのカロリーは100ml：40キロカロリー、梅酒は150キロカロリー前後とされています。
そう聞くと「ビールの方がカロリー低い！」と思うかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。アルコール度数の高いウィスキーはグラス1杯でも満足するかもしれませんが、ビールはコップ1杯で満足できますか？ 2杯、3杯と飲んでしまうこともありますよね。
仮にウィスキーは水割りにして、量を増やしてもアルコール度数は変わらず、カロリーも変化しません。カクテルにでもしない限りは、かなり糖質を控えたお酒なので、ダイエット中にもおすすめといえるのです。ウィスキーはとても強いお酒なので、飲むときはお水と一緒に飲むようにするといいでしょう。
【カロリーの低いお酒】ダイエット中におすすめのアルコール2 焼酎
蒸留酒である焼酎も、低カロリーで、体に脂肪をためこまないお酒といえるので、糖質が気になる方におすすめ。独特の香りや味がするので、好き嫌いがわかれるアルコールといえますが、ダイエット中にもお酒が飲みたいときには向いています。
引用: https://shop.r10s.jp/liquor-boss/cabinet/03382778/img80163721.jpg
焼酎のカロリーは、一般的に一升瓶などの「本格焼酎」になっている「乙類」と、サワーなどに使われる「甲類」とで違いがあります。乙類のカロリーは、100mlあたり約140キロカロリーとされていて、甲類のカロリーは約200キロカロリーです。
焼酎は、甘いカクテルベースなどにすると飲みやすくて美味しいですが、ダイエット中は高カロリーになってしまうので、あまりおすすめできません。できるだけカロリーをおさえてお酒を楽しみたいのであれば、炭酸やフルーツ果汁を混ぜて飲むと、低カロリーのままアルコールを味わうことができますよ。
【カロリーの低いお酒】ダイエット中におすすめのアルコール3 赤ワイン
カロリーが低く、糖分ひかえめのお酒としては赤ワインもダイエット中に向いているとされます。赤ワインのカロリーは、100mlあたり7３キロカロリー前後で焼酎などと比べても低くおさえられています。
ブドウを主な原料とする赤ワインは割と飲みやすいお酒といえるので、気をつけないと飲み過ぎてしまうこともありますが、注目すべきは含まれる成分です。赤ワインには、体に脂肪がたまりにくくなるポリフェノールやエラグ酸が含まれているので、太りにくい身体をつくる効果があるとされています。
太るイメージがあるワインですが、アルコールには糖分を熱に変えて発散する特徴があるので、高カロリーのアルコールを飲んだからといって必ず太るということではありません。すべてのお酒が脂肪の原因になるわけではないので、多少のワインはダイエットに効果的といえます。
【カロリーの低いお酒】太りやすいアルコール
お酒が好きな人であれば、糖質制限中やダイエット中であってもお酒が飲みたいと思うのも仕方のないことかもしれません。大切なのは、そのときにどんなお酒を飲むかということです。ここでは、ダイエット中に控えたいアルコールについてご紹介するので、含まれるカロリーなどに注目してみてくださいね！
【カロリーの低いお酒】太りやすいアルコール1 ビール
すでに少し説明してきましたが、ビールは糖質を多く含むためダイエット中には不向きといえます。ビールは意外と低カロリーなので、「ダイエットにも向いているのでは？」と感じやすいですが、問題なのはアルコール度数が低く、たくさん飲めてしまうこと。
缶ビール1本にしても350mlの量がありますし、お酒好きの方であれば、2本、3本と飲んでしまうことも少なくありません。本来ビールはダイエット中も少量ならOKとされるものですが、飲み過ぎてしまう傾向が強いので、カロリーを気にするのであれば控えるのがベストといえます。
また、ビールに含まれる炭酸は胃を刺激するので、食欲が増進するというのも、ダイエット中にあまりおすすめしない理由の一つですね。
【カロリーの低いお酒】太りやすいアルコール2 日本酒
近年はフルーティーな種類も増えてきて、女性からも人気がある日本酒。カロリーは100mlあたり100キロカロリーとウィスキーよりも控えめです。日本酒は甘い口当たりで飲みやすいお酒ですが、主にお米を原料としているので、糖分が多く太りやすいとされます。ほどほどの量であれば、日本酒も体にはいいですが、糖質が気になる方は他のお酒に切り替えるなど対策するのがおすすめです。
カロリーの低いお酒でおすすめはウィスキー！
ダイエット中にお酒が飲みたくなったときは、ウィスキーなどの蒸留酒を選ぶようにすると頑張った成果をムダにせず済みます。
低カロリーの中でもウィスキーは特におすすめで、理由はコスパの良さにあります。自宅でお酒を楽しむのであれば、たくさん飲めるアルコールはお金がかかります。ウィスキーは、40mlなどの少量でソーダ割り・水割りなど幅広いテイストを楽しめるうえ、糖質も低いです。
ビールなどに含まれるプリン体もほぼカットされているので、痛風を防ぎ、健康にもいいといえます。
ダイエット中は要注意！カロリーの低いお酒で太るワケ
もともとアルコールは飲んでも、熱として体の外に出ていく性質を持っているので、飲んでも太る心配のない飲み物です。お酒を飲んだことで太ったというのであれば、それは「飲み過ぎ」または「おつまみ」が原因といえます。
ダイエット中に、ウィスキーなど低カロリーのお酒を飲んでいたとしても、量が多かったり、おつまみやお菓子などを食べたりしていれば、当然太りやすくなるもの。お酒を飲むときはカロリーの低さも大事ですが、飲む量や食事にも気をつけるといいですね。
まとめ
本来、アルコールは脂肪として体に残らないものですが、カクテルなど糖質を多く含む場合は太りやすくなってしまうもの。ダイエット中はウィスキー、焼酎などの蒸留酒を飲むようにすると、ビールなどと比べて飲む量がおさえられるのでおすすめです。お酒を飲むときは食事やおつまみに気をつけると、ダイエットの効果を維持することができますよ！
