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紅葉の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】

2024.02.25

新しいインテリアとして、紅葉の盆栽はいかがでしょうか。紅葉の盆栽は色の変化を楽しむことができ、とてもおしゃれですよ。そんな盆栽を育てるうえで重要なのは剪定。今回は、紅葉の盆栽を楽しむための育て方のポイント(特に、剪定の時期や方法)について詳しく解説します。

  1. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【その①】紅葉盆栽の特徴は?
  2. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【その②】紅葉盆栽の選び方
  3. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【育て方①】水やりのポイント
  4. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【育て方②】肥料やりのポイント
  5. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【育て方③】植え替えのポイント
  6. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【育て方④】夏越し・冬越しのポイント
  7. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【育て方⑤】病害虫対策のポイント
  8. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【手入れ①】芽摘み手入れの方法
  9. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【手入れ②】葉狩り手入れの方法
  10. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【手入れ③】剪定手入れの方法
  11. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【手入れ④】針金掛けの方法
  12. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【手入れ⑤】繁殖の方法
  13. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:(剪定のコツ①)剪定時期を知る
  14. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:(剪定のコツ②)剪定量に気をつける
  15. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:(剪定のコツ③)剪定始めの部分も大事
  16. 紅葉盆栽の剪定!時期や方法のポイントは?失敗しない育て方を伝授!【最新】:【まとめ】
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引用: https://www.pinterest.fr/
盆栽においては葉の切れ込みが5裂以上で、さらに深く入っているものを“モミジ”、他を“カエデ”と分類しています。「紅葉」と書いて“モミジ”と代表的に読ませるくらい、とりわけ秋も深まった時の色濃くなる様子が美しい樹木ですが、春から初夏にかけての胸が清々しくなるような新緑の美、そして冬になり縦縞が走った白い幹肌も枯れた美しさで魅了する寒樹と、1年中変化ある美しさが楽しめる人気の種類です。
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引用: https://www.pinterest.fr/
モミジは大きくカテゴリーに分けるとイロハモミジ・オオモミジ・ヤマモミジの3種類に分類しますが、盆栽用に使用されるのは日本海側に自生するヤマモミジがメインとなっています。特に盆栽として育成するのに人気が高い品種は、八つ房性の清姫モミジ、琴姫モミジ、織姫モミジ、そして新芽が赤く可愛らしい出猩々、清玄、紅千鳥などが挙げられます。イロハモミジも葉が小さいために、数種におよぶ品種が盆栽に仕立てられて出回っています。
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引用: https://www.pinterest.fr/
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引用: https://www.pinterest.fr/
紅葉盆栽を選ぶポイントですが、葉が小さくて、節の間がよく詰まった細い小枝がたくさん出ているものを選ぶのがコツ。秋になれば2枚の翼がプロペラ代わりになり、実がヒラヒラと落ちてくるので、実生も簡単に行なうことが可能です。実生をするならば、親樹を見て葉性の良いもの、枝ぶりの良いものを選ぶのが、よい盆栽を育成させるために最初の大事なポイントとなります。
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引用: https://www.pinterest.fr/
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最初の素朴な疑問として浮かぶのが、水やりの頻度でないでしょうか?紅葉盆栽では水やりの目安として、鉢土が乾いたらたっぷり水を与えるようにしましょう。紅葉は葉が広がっているため、たとえ雨が降っているから水はやらなくてもいいだろうと考えるのはNG。葉が傘となっていて鉢土に充分しみこんでいないことがあります。梅雨時も油断せずに必ず鉢土をまめにチェックしてを水やりを行なうこと。特に土が乾燥しがちな夏、水切れを起こしてしまうと葉先が縮れてしまい、秋に美しい姿での紅葉を楽しむことができなくなってしまいます。
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引用: https://www.pinterest.fr/
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引用: https://www.pinterest.fr/
新緑と紅葉を楽しむためには、窒素分が主体になっている玉肥を鉢土に施します。ホームセンターや園芸店で入手できますので、わからなければ店員さんにアドバイスを求めて下さいね。
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紅葉盆栽は1年か2年に1度、芽が伸び始める3半ば頃を目安にして基本用土で植え替える必要があります。細かい枝を出させるためには、それと同様に細かい根を作ることが大切になってくるので、土はよくふるって粒を揃え、根が細分化して張っていきやすいようにしてあげます。
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引用: https://www.pinterest.fr/
浅い鉢に植えて上根を広げるた場合、幹の立ち上がりが太ってくるのでどっしりと安定感のある重厚な姿にすることができます。また、植え替える時には底の部分を切り取り、根鉢を薄くすることを忘れずに。
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秋の紅葉に備えて、夏は強い直射日光によって葉焼けさせないよう、寒冷紗や葦簀で日除けを作って守ってあげる必要があります。また風で葉が傷むことや、乾燥で葉が縮んだりすることを避けるために、盆栽の置き場所にも気を配ってあげましょう。
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引用: https://www.pinterest.fr/
冬は枝を保護するためにムロに入れるか、比較的暖かい地方でも軒下や風当たりが強くない場所に置くようにし、こまめに日に当てて越冬させます。
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新芽の季節の大敵はアブラムシです。アブラムシを発見したらすぐに薬剤散布しましょう。また、風通しが悪くなるとウドンコ病が発生するリスクが高まりますので、蒸す季節には置き場所に注意し、予防として薬剤を散布しておくのがベターです。
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引用: https://www.pinterest.fr/
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細枝を出させるため、くわえて節間を間延びさせないために、伸ばしたくない枝の芽が膨らんできたタイミングを見計らって中心の芽を摘み取る、芽摘みの作業が必要となってきます。
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やり方のコツですが、ピンセットを使って芽を左右に開くようにするとやりやすいですよ。
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6月頃に入って新緑が出揃ったところで、全葉刈りと呼ばれる作業を行なっていきます。これは大きさが不揃いな葉を一度すべて刈り取ってしまうものです。初心者であると、多少ためらわれるかもしれませんが、その後に出てくる二番芽は葉の大きさが揃うため、紅葉の季節にはよりいっそう美しい姿を望むことができますよ。
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引用: https://www.pinterest.fr/
葉刈りを行なってからおよそ2、3週間が過ぎたところですっかり新芽が出揃います。しかし芽の数がかなり増えているため、春先に行なった芽摘み作業を再度行うことが大切になってきます。葉を刈り取った後は、枝振りがよく分かるため、不要な枝を剪定するのには絶好の機会と言えます。ちなみに古木になってきたならば全葉刈りにせず、勢いが強すぎるように見える上部のみを部分的に葉刈りします。
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引用: https://www.pinterest.fr/
落葉直前に枝を切ってしまうと枝から樹液が流れずに済みますが、それでも樹液が流れるようなら根切りをして植え替える必要があります。基本のポイントですが、枝作りは1節か2節を残して徒長枝を切り詰め、節間の短い枝を選んで二股に残すことです。なかでも第一節間が間延びしやすいため、良く見極めて剪定していきましょう。持ち込むうちに徒長枝は次第に減っていき、細枝が増えてくるようになりますよ。
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引用: https://www.pinterest.fr/
形状として瘤がない枝にしたいならば、節のすぐ上で剪定せずに、その先の節の下で切り、枝が枯れこんでから折り取るようにすれば瘤ができずに済みます。
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針金は落葉期にかけて、外すのは生長が盛んになる5月か6月頃が目安です。針金として適した素材ですが、アルミ線か、または銅線ならば薄紙を巻きつけて枝を傷つけないようにします。枝は芯枝と違って固いので折らないように細心の注意を払い、できるだけ長い時間をかけて効果を上げていくようにしましょう。
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また実生苗であれば、針金をかけて曲付けをすると思い通りの模様木を簡単に育成することが可能です。直線に伸びてしまった枝先をやわらかく見せたいならば少し上向き加減にできますし、不要な枝だけれど切りたくない、というような枝も針金で方向を修正できます。
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紅葉も終わり、茶色く変色して落ちてきた実を拾ったら、翼の中にある種子を鉢に取り蒔きします。すぐに蒔かないのであれば、乾燥しないように保存しておいて春先に蒔いても大丈夫です。本葉が開いたら1.5㎝から2㎝くらいのところで軸切りをし、バーミキュライトに挿してこれも乾燥に気をつけて管理します。節間がしっかり詰まった苗を作るためには大事な作業です。
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実生苗ならばまとまった数、たとえば20本から30本をまとめて2号鉢に植えて鉢上げして育成させると、寄せ植えにすることができます。鑑賞鉢に植えつけたところで外側の苗は針金をかけ、少し広がるような感じに整えましょう。
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引用: https://www.pinterest.fr/

落葉した後の冬がベスト

紅葉盆栽を剪定するのに一番適した時期は、落葉が終わった後、つまり冬となります。十分に紅葉の美しさを堪能し、落葉していくさまに詫び寂びも感じて楽しみ、枝に葉がなくなったことを見届けてしばらくしたら、剪定を始めましょう。落葉後なら葉がないので、枝ぶりがよく分かります。どの枝を剪定していくべきかが判断しやすいため、初心者でも失敗することなく安心して剪定作業を行なえますよ。
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引用: https://www.pinterest.fr/
くわえて冬は、木も成長を一旦ストップした休眠状態と言えます。つまり冬に剪定を行なうことで、麻酔がかかった状態でオペレーションをするような感じになるため、木へのダメージが少なくて済むのです。木々も成長著しい陽気がいい季節での剪定は、剪定しても切断面からすぐにまた別の新芽が出てくるので、全体的な樹形も悪くなってしまうのです。

散髪同様、一度の切りすぎはNG!

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引用: https://www.pinterest.fr/
散髪同様、初心者によくある失敗が、一度の剪定で多くの枝を切りすぎてしまう事です。少し切って様子を見て、また少し・・・というように一度に切る分量はなるべく最小限にとどめる方がベター。樹形を冷静に観察しながら、少しづつ切るには数日かけるのがベストです。
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時間をかけ、手塩にかけるのが盆栽の醍醐味でもあり、髪の毛同様で切りすぎは取り返しがつきませんが、少しずつなら着実に理想形へ持っていくことができます。そのうえ、木の成長力を越える剪定をしてしまうと、枯れるリスクも発生します。木の成長スピードは早いようで遅いものなので、焦りは絶対に禁物です。

根元から剪定をしよう

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引用: https://www.pinterest.fr/
つい目につきやすい枝先、葉の部分から剪定をしたくなりますが、紅葉を剪定する際は根元から剪定することが鉄則です。枝の先端を切ってしまうと、後でその剪定した先からまた芽が出てきてしまい、全体として先端部分に葉が密集して育成することになり、どこか重苦しくうっそうとした、見栄えが悪い盆栽となってしまうのです。また葉が密集してしまうことにより、木全体の風通しが悪くなり、病気にかかってしまう可能性が高くなります。
潔く根元から剪定してしまうのは、ついもったいないという気が働く上に、盆栽への愛着から可哀そうだと考えてためらわれますが、風を受けられずに盆栽が苦しい思いをしてしまいますので、ここはバッサリと根元から剪定しましょう。
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引用: https://www.pinterest.fr/
自然のなかで生きる植物の姿をコンパクトに再現し、美しさをダイレクトに間近で感じることができる盆栽。変化が顕著にわかる紅葉盆栽は、手を掛けると一層愛おしさが増すはずです。見るだけでも十分楽しめるものですが、実際に育ててみて、命や自然の尊さや美しさを是非実感してみて下さいね!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.pinterest.fr/