カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：大人になったらわきまえるべきTPO
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成人して社会人になると、度々ご招待を受ける結婚式やパーティー、そしてホテルの催しで指定されている「ドレスコード」。大勢の人が集まる場所では、TPOをわきまえて、そのシーンごとにふさわしい装いをすることが必要になってきます。しかしドレスコードにもさまざまな種類があることをご存知でしたか？何となく聞いたことはあっても明確な違いがわからないという人が案外多いものではないでしょうか？
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今回は、今さら聞けない大人のたしなみとしてドレスコードを基本から丁寧におさらいし、「カジュアル」と「フォーマル」の違いについてきちんとご紹介しましょう。これでどんな場所からどのような類の招待状が来ても、「何を着ていったらわからない・・・」と頭を抱えたり、気が引けるあまり欠礼してしまうこともなくなり、堂々と出席して心から楽しむことができるはずですよ。
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カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：【その①】ドレスコードの基本
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ドレスコードの「ドレス」というのは、“まとうもの”を意味します。そのコード、つまり“身にまとうものの決まりごと”という意味です。その指定があった場合、会合の場所や時間帯、主旨によって衣服が決まってくるのです。ドレスコードが指定されていなくとも、暗黙の了解である程度スタイルが決まっているのは、高級レストランやパーティー、冠婚葬祭などのシーンになります。そしてドレスコードはそこからフォーマルスタイルとカジュアルスタイルの2つに大分することができます。
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カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：【その②】フォーマルとは何か
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フォーマルという言葉があっても、日本ではフォーマルスタイルが予想されるような場所でも、招待状には「平服で」と書き添えがあったりしますよね。ただこれは平服と言っても普段着のTシャツにジーンズなどの服装を指すものではないので要注意。結婚披露宴や入学式の場では略礼装を意味します。したがってよそ行きのワンピースやネクタイ着用のスーツスタイルの節度ある公式スタイルで出席しなければなりません。
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カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：【その③】カジュアルとは何か
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カジュアルスタイルも、厳密に「カジュアルエレガンス」と「スマートカジュアル」の2種類に分けられることをご存知でしたか？どちらも公式な集まりの場で指定されることが多いものですが、後者の場合は少し砕けた場、たとえば高級レストランやホテルでの昼の食事シーンにあてはまります。かちっとしていても自由度があり、控えめなアクセサリーで差をつけるようなスタイルです。男性ならノーネクタイ、ノージャケットのスーツスタイルが可能ですよ。
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カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：【その④】フォーマル時の服装
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結婚式のメインキャストとしてお招きを受けた場合のスタイルが相当します。明るいうちならば、肌の露出を避けた膝丈くらいのワンピースドレス、アフタヌーンドレスで出席します。夜ならば肩やデコルテ、背中が開いている華やかなドレスを着用しましょう。素材は昼はオーガンジーやシフォンなどの優しく柔らかいフェミニンで控えめなもの、夜ならば光沢があって映えるベルベットやサテンが最適です。
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カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：【その⑤】セミフォーマルの服装
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会社の記念パーティーなどで求められる服装がこちらです。男性はスーツにネクタイ、ジャケットはマストになります。女性は昼夜に関わらず肌の露出が少ないものを選びます。マットな質感の素材やアクセサリー、スカートならば膝下やミモレ丈ものです。光沢がないこと、落ち着いた雰囲気であることが重要です。
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カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：【その⑥】インフォーマルの服装
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親しい友人同士でのちょっと記念を兼ねたパーティー、リラックスした披露宴や二次会などでの装いです。シックなワンピースやスーツ、ツーピースをセレクトし、アクセサリーは上品なパールもの、夜ならば煌めきが美しく映えるジュエリー系のアクセサリーをつけるとよいでしょう。
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カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：【その⑦】カジュアルの服装
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ドレスコードの「カジュアル」は、ジーンズにスニーカーのような普段着のカジュアルとは意味が違ってきます。ここがよく間違えられやすい点ですね。
①カジュアルエレガンスの服装
ホテルやレストランで夜の食事を楽しむ時のスタイル。ワンピースドレスが原則ですが、露出の高いものであれば必ずジャケットやカーディガンなどの羽織ものを合わせていきましょう。アクセサリーは小さめでパールや一粒ダイヤくらいのものが適しています。靴はヒールなしは礼に反しますので、ローヒールでもパンプスを。ストッキングもマストです。
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②スマートカジュアルの服装
普段ものよりちょっとよそ行き感のある、きれいなシック調のワンピースやスカート、トップスには素材の良さや形がきれいなシンプルなブラウスを合わせます。バッグについてはハンドバッグがベストですが、小ぶりで上品ならばショルダーバッグもOK。エナメル素材などエレガントに決まります。夏場ならば小さめのストローバッグも可。靴はストラップがついていれば、サンダルタイプも可能です。
カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：【その⑧】どちらでもないケースは？
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ドレスコードに前述以外にも格式があります。フォーマルとカジュアルのどちらにもくみしない“スマートエレガンス”と“ビジネスアタイア”がそれです。
①スマートエレガンスの指定時
フォーマルほど最高の格調や礼装は求められません。日本ではこのスタイルが求められる場面が多いでしょう。ドレッシーなワンピース、ラメなどが控えに入っていて華やかさがあるけれども、肌の露出は控えられたフェミニンな服装がこれに当たります。もしデコルテが開き気味だったり、ノースリーブであればロング丈、もしくはレーシーなカーディガンなどを羽織ればよいでしょう。
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②ビジネスアタイアの指定時
学術発表会や受賞式の場などで指定が多いものです。受賞者自身はフォーマルスタイルですが、出席者ならば節度あるエレガントスタイルを。パンツスーツでも構いませんが、パール系などのアクセサリーで優美なフェミニンさを加味することを忘れずに。男性はネクタイ着用のスーツスタイルです。
カジュアルとフォーマルの意味と違い、ファッションコーデは？今日から大人の余裕を！：【まとめ】
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自分のスタイルだからと、TPOをわきまえずにフォーマルが必要とされる場所でカジュアルな格好をしていったりすれば、お招きいただいた方にも大変失礼にあたり、無粋な人として認識されてしまって次からはどこからもお声がかからなくなってしまうものです。スマートな大人としての礼儀であるフォーマルとカジュアルの使い分け、しっかり押さえてあなたの印象を良くしましょう。
