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自転車フレームの塗装を自分でやるには?アルミフレームをDIYで塗装しよう!

2024.02.25

近年DIYが流行っていますが、自転車のアルミフレームの塗装を自分でDIYする人も増えてきています。ですが塗装は下手にしてしまうと汚く見えてしまいます。そこで今回は、自転車のフレームの塗装をどうすれば綺麗にできるのかや料金について解説していきたいと思います。

  1. 自転車のフレームの塗装とは
  2. 自分で自転車のフレーム塗装をする方法
  3. 自分で自転車のフレーム塗装をする方法【古い汚れ取り】
  4. 自分で自転車のフレーム塗装をする方法【古い傷取り】
  5. 自分で自転車のフレーム塗装をする方法【下地塗装】
  6. 自分で自転車のフレーム塗装をする方法【本塗塗装】
  7. 自分で自転車のフレーム塗装をしたときにかかる料金
  8. お店で自転車のフレーム塗装をしてもらうときの料金
  9. 自転車フレームをDIY塗装した例①
  10. 自転車フレームをDIY塗装した例②
  11. 自転車フレームをDIY塗装した例③
  12. まとめ
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引用: https://www.instagram.com/p/B51g-YulrZG/
自転車を乗る人の中で、ヴィンテージバイクに乗る人が増えてきましたが、古い自転車を自分でDIYで直して乗る人も増えてきています。一般的には、お店に持って行って直してもらうのですが、中には自分でDIYしたいという人もいるかと思います。そこで今回は、古くなった自転車を自分でDIYする方法、その中でもアルミフレームの塗装について解説していきたいと思います。
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引用: https://www.instagram.com/p/B508lNClCWE/
まずは、古くなった自転車をバラバラに分解してしまいます。何故分解してしまうのかと言いますと、古い自転車ですので、使えない部品も多々あるかと思います。そんな使えない部品は、新しい部品に交換しなければなりません。また、今回解説するアルミフレームの塗装に関しても、自転車の完成形であれば、塗装する際に他の部品にも色が付いてしまい、汚くなってしまいます。ですので、アルミフレームはアルミフレームだけにばらさなければなりません。
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcSFqLESTnd6jYIegwzivVv0LK-V2-o7RqgGXLHGvT9RaXumanLURw
自分で自転車のアルミフレームをDIYをするのに必要な道具は、今のアルミフレームに付いているホコリを取らなければなりません。そこで必要になってくるのが【シンナー】です。シンナーを使ってホコリやステッカーなどのノリを取っていきます。
引用: http://www.paint-city.com/imgdb/webman_item_outline/s10901-2.jpg
このときに使うシンナーは、ラッカー系の強力なものではなく、塗料用薄め液で大丈夫です。
引用: https://blogimg.goo.ne.jp/cnv/v1/user_image/10/7b/3b3e7676b26a09eb1d5b0ea93c98936a.jpg?dw=800,cw=800,q=80,da=s,ds=n
次にする作業は、錆びや傷を取っていきます。アルミフレームなので、錆びないと思っている人がいるようですが、アルミであっても錆びてきます。また、フレームは雨風に晒されているので、見た目は錆びがないように見えて、塗装の下は予想以上に錆びている場合があります。
引用: https://urabus.jp/upload/files/r03.jpg
方法としては、【ペーパー】で古い塗装の下にある金属地が出るまで擦ります。キレイに全てとれましたら、車屋さんで売っている【下地処理材】を塗っていきます。この下地処理材を塗ることで、新しい錆びが出てくるのを防いでくれます。
引用: http://livedoor.sp.blogimg.jp/conorild502/imgs/f/c/fc7c187c-s.jpg
次に下地塗装をしていきます。先程したのは錆びが出にくくなるようにする下地処理で、今からするのは、本番の塗装をするときに、ムラなく塗れるようにするための塗装です。フレームに針金などを付けて、吊り下げれるようにします。寝かしたまま塗装すると反対側を塗装できませんので、吊るした状態で全体を一気に塗装してしまいます。
引用: https://jp.images-monotaro.com/Monotaro3/pi/full/mono36943812-150217-02.jpg
そこで今回使用する下地塗料は【プラサフ】という下地処理材を使います。プラサフとは下地処理材のプライマーとサフェーサーの中間のもので、傷などを埋めてくれる効果と、本番の塗料を定着させやすくしてくれる二つの効果があります。
引用: http://livedoor.blogimg.jp/sliverlaboratory/imgs/9/b/9b56a4ad.jpg
次は最後の工程である本塗塗装です。本塗塗装ではご自身の好きな色の【缶スプレー】を使用します。このとき、先ほどの下塗りのときと同じように、吊り下げた状態のまま塗装していきます。まずは、パイプの集合部・エンド部・BB集合部などの塗りくい場所を先に塗ります。そこが終わればすべてのパイプを縦に、水平に距離を保ちながら吹いていきます。
引用: https://urabus.jp/upload/files/r06.jpg
スプレーを吹くときは、近づけすぎたり離れすぎず一定の距離を保つことが、きれいにムラなく仕上げるコツです。市販の缶スプレーではプロ用のものに比べると勢いがありませんが、だいたい10cm~15cm話して吹くのが理想的です。また、本塗は一度ですべて塗ってしまうのではなく、3度ほど重ね塗りするときれいに塗れます。また、塗装をする前には、【240番のペーパー】をかけて塗装の食いつきを良くした方が、よりきれいに仕上がります。
引用: http://182th.com/img/5f7379ba2228551dd75e088c7fdfeade_s.jpg
今回紹介した方法でフレーム塗装したときの料金ですが、材料で【シンナー】が1缶で1000円、傷取りに使う【ペーパー】が100円、錆びがでにくくなる【下地処理材】が2000円、下塗りで使う【プラサフ】が900円、塗装前に使う【240番のペーパー】が150円、最後に本塗用の【缶スプレー】が今回は3缶使用し、色にもよりますが3缶で4000円です。そして、すべての合計の料金が8150円になりました。これはあくまでも一例の料金で、下地処理をしなかったり、本塗の色によっても料金は変わってきます。
引用: http://ysroad.co.jp/matsuyama-emifull/wp-content/uploads/2017/07/dsc_0338.jpg
次に自分で塗装するのは自信がなく、お店でしてもらいたいと思っている人もいるかもしれませんので、参考までにお店で塗装をしてもらった場合の料金についても、少しお話させていただきます。まずは、お店で塗装してもらう場合ですが、お店によっては塗装はしてくれるが、自転車を分解はしてくれない場合がありますので、注意が必要です。料金もお店によって全く異なるので、あくまでも参考程度に思っていただき、実際お店でしてもらうのであれば、事前にお見積りを取った方がいいでしょう。
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引用: https://www.instagram.com/p/B50l3oFjhKT/
それでは料金についてですが、だいたい3万円~5万円ほどするようです。自分で塗装することに比べるとだいたいだはありますが、5倍~10倍ほど見ておいた方がいいでしょう。また、フレームに文字を貼り付けてくれたりもするので、もし可能であれば、塗装は自分でして文字の貼り付けはプロに任せてみるのもいいかもしれません。ただし、店によってはそれだけではしてくれない可能性もありますので、事前の確認をしておいた方がいいでしょう。
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引用: https://blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/4853dd8b7df883fa9dad79243d8d3e6b/?img=79168522e1ff1559079d750fc5de0be5
このフレームはパッと見た感じではキレイな色をしていますが、細かいとろこまで見てみると、所々錆びが出てきてしまっています。
引用: https://blogimg.goo.ne.jp/cnv/v1/user_image/07/bf/66bb0f4cbceb9d32c91c1fc62c0f0422.jpg?dw=800,cw=800,q=80,da=s,ds=n
そして、これが仕上がったフレームです。鮮やかな赤色からガラッと変わって、シックなグレーに塗装をし直しました。このようにガラッと変えることで、今までとは全く違う自転車に変えることができます。
引用: http://fanblogs.jp/zeke00/file/20161231_223350.jpg
こちらは、10年落ちの自転車ですが、今回は塗装をして色を変えるのではなく、クリア塗装で艶を出していく場合です。中古を購入するとデザインは気に入っても艶がなくなってしまっている場合が、多くあります。そんなときには艶出しをするだけでも雰囲気を変えることができます。
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こちらが、艶出しをした後の状態です。見事に艶が出て細かい傷も消えて、中古とは思えない輝きになりました。
引用: http://livedoor.blogimg.jp/teturou_k/imgs/a/2/a2cffb39.jpg
次に自転車フレームを塗装した例は、古くなった自転車は茶錆びが発生してしまい、見た目が汚くなってしまいます。ですが、キチンと下地処理も行い、塗装をした上で最後にクリア仕上げをすれば、下の写真のような仕上がりになります。
引用: http://livedoor.blogimg.jp/teturou_k/imgs/c/a/ca1719cd.jpg
これが、先程のフレームの塗装をし直した完成形です。古くさいカラーだったフレームが、一気におしゃれなフレームに変わりました。また、最後にクリア塗装をしたことによって、より良いフレームに変わりました。
引用: http://blog.worldcycle.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/testach01.jpg
いかがでしたでしょうか。今回は自分でDIYをして自転車のフレーム塗装をする方法と、その料金について解説してきました。自分ですると店でしてもらうよりも大幅に安くなりますし、愛着も湧いてきます。ですので、今回の記事を参考にしていただき、自分のお気に入りのデザインに塗装してみてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/718369/584288/thumbnail/t-sirius.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/04/04/img_5898.jpg