自宅で懸垂をして得られる効果
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懸垂は自重トレーニングで、最も効果が得られるトレーニングと言われています。また、【バーの高さまで顎を上げる】を英訳するとchin upとなることから、別名チンニングとも言われています。そんなチンニングではどういった効果を得られるのかを解説したいと思います。
自宅で懸垂をして得られる効果【広背筋】
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チンニングをすることで得られる効果の中でも、最も効果のあるのが広背筋です。広背筋は肩甲骨下にある筋肉で、股関節や腕を動かすために必要な筋肉で、この筋肉を鍛えることで逆三角形の背中を手にいれることができます。ただし、懸垂では広背筋を主に鍛えるので、正しい方法でトレーニングをしなければ怪我をしやすい筋肉でもあります。
自宅で懸垂をして得られる効果【大円筋】
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チンニングをすることで得られる効果の一つに、大円筋を鍛える効果があります。この大円筋は脇の下にある筋肉で、広背筋と同じく物を引っ張るときや、上にあるものを下に引っ張るときに使います。この大円筋を鍛えることで、逆三角形になった筋肉をより引き立ててくれる効果があります。
自宅で懸垂をして得られる効果【僧帽筋】
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チンニングをすることで得られる効果の一つに、僧帽筋を鍛える効果があります。首の付け根から背中まで広がる筋肉で、腕を持ち上げるために必要な筋肉で、この僧帽筋を鍛えることで、肩こりの改善や姿勢をよくする効果があると言われています。
自宅で懸垂をして得られる効果【上腕二頭筋】
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チンニングをすることで得られる効果の一つに、上腕二頭筋を鍛える効果があります。上腕二頭筋とは、腕の力こぶができる場所で、上腕二頭筋を鍛えることで、太くたくましい腕にすることができます。
自宅で懸垂をして得られる効果【三角筋】
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チンニングをすることで得られる効果の一つに、三角筋を鍛える効果があります。三角筋は肩にある筋肉で、チンニングでは、三角筋の後部を鍛えることができます。この三角筋を鍛えることで、肩幅を広くすることができます。
自宅で懸垂をして得られる効果【菱形筋】
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チンニングをすることで得られる効果の一つに、菱形筋を鍛える効果があります。この菱形筋は広背筋に隣接していて背中の筋肉です。この菱形筋を鍛えることでインナーマッスルも強化され、体幹を鍛えることができます。
自宅で懸垂するのに必要な器具
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次は、自宅でチンニングをするのに必要な器具は、【家庭用懸垂スタンド】や【ドアなどに備付ける懸垂装置】などがあります。ですが、市販されているチンニングの器具は1万円以上と高価なものがほとんどです。ですので、今回は自宅で使えるチンニングの器具を、自作で作るDIYの器具を作り方から紹介していきたいと思います。
自宅で懸垂するための自作DIY器具【懸垂バー】
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ホームセンターなどで購入することができる木材などを使って、懸垂バーを自作DIYする方法を紹介したいと思います。
自宅で懸垂するための自作DIY器具【懸垂バー】必要な道具
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まずは、自作DIYでの懸垂バーを製作するにあたっての必要な道具を紹介します。【2×4材】天井までの高さマイナス95mmの角材です。【ラブリコ2x4アジャスター】2×4材1本につき一つ必要になります。【丸材】この丸材は握るバーになりますので、あまり細いものでは耐久性がありませんので、極力太い丸材を選びましょう。【ソケット】先ほどの丸材を差し込んで固定するための部品ですので、先ほどの丸材に合わせたサイズにします。【土台用のコルクと板】懸垂バーを立てるときに、床が傷つかないように土台として使用します。以上が懸垂バーを自作DIYするのに必要な道具です。
自宅で懸垂するための自作DIY器具【懸垂バー】作り方
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まずは、購入してきた2×4材を研磨します。ホームセンターで売られているものは、元々研磨されているのでささくれなどで怪我をする恐れはありませんが、自身で研磨することでよりスベスベな質感になります。研磨するときは、200番台以上の目の細かいヤスリがおすすめです。このときに丸材も研磨することで、懸垂バーを握った時にスベスベで握りやすくなります。
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次は、研磨した2×4材にラブリコ2x4アジャスターをはめていきます。このラブリコには元々滑り止めのゴムがついてはいますが、懸垂では全体重をかけることで荷重が1点に集中してしまいます。
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そこで、床への傷防止も含めてコルクを土台として作ります。ラブリコの下に2×4材の残りと10mm厚ほどのコルクを下にひきます。そうすることで、荷重が点ではなく面にかかるので力が分散してくれます。このときの木材とコルクの厚み分を最初の、2×4材をカットするときに加えておくとカットの手間が増えずに済みます。
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次は、立てた2×4材にソケットをつけていきます。このソケットの位置がバーのつく位置になりますので、高さは自分好みに調整してください。また、つけるときは木ビスを使うのがいいのですが、いきなりビスで止めるのではなく、ビスを止める場所に下穴を開けておくことをおすすめします。下穴がないところにいきなりビスを止めると、木の目に沿って割れてくる恐れがあります。
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最後に2×4材の外側から丸材に向けてビスをもんで丸材を固定すれば完成です。もしも木材での懸垂バーでは折れるのではと不安なようでしたら、金物でも丸材はありますので、金物の丸材で作るのもおすすめです。このときは、曲げに耐性が弱いステンレス製よりも強度の高い鉄製の丸材がおすすめです。
自宅で懸垂するための自作DIY器具【チンニングスタンド】
先ほどは、木材を使って床と天井を突っ張りのような感じで、懸垂バーの作り方を紹介しましたが、次は金物を使っての自立式のチンニングスタンドの作り方の紹介をしたいと思います。
自宅で懸垂するための自作DIY器具【チンニングスタンド】必要な道具
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金物で自立式のチンニングスタンドを作るのに必要な道具は、まずは【単管パイプ】と呼ばれる丸パイプです。この丸パイプを2m×1本・1.5m×1本・1m×2本・80cm×1本を用意します。【直交クランプ】丸パイプと丸パイプを繋げる繋ぎ手の役割があります。【中間コーナーK繋ぎ】丸パイプを垂直に立てるときの繋ぎ手に使います。【自在クランプ】チンニングスタンドの足元の補強に使います。
自宅で懸垂するための自作DIY器具【チンニングスタンド】作り方
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このチンニングスタンドの作り方はいたって簡単です。まずは、2mの丸パイプに一つずつ直交クランプを取り付けます。この直交クランプの位置が懸垂バーになりますので、高さは自身の好みの高さに設置します。次に直交のもう片方に懸垂バーになる1.5mの丸パイプを設置します。直交クランプを設置するときは、外れないように17mmのスパナでしっかりと固定しましょう。
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次に中間コーナーK繋ぎを使って、自立式に組み立てます。この中間コーナーK繋ぎに先ほどの2mの丸パイプをそれぞれ差し込み、土台となる1mの丸パイプと80cmの丸パイプを差し込みます。このとき中間コーナーK繋ぎは六角レンチでしっかりと固定します。これで形としては完成なのですが、この状態では少しぐらついてしまい不安定ですので、足元の補強をします。
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このときに最初に用意した1mの丸パイプが1本あまっているかと思いますので、この丸パイプを半分に切断して、自在クランプを使って補強すれば完成です。
自宅で懸垂するための自作DIY器具【脱着式懸垂バー】
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次は自転車のハンドルを使った懸垂バーです。この方法ですと脱着式ですので普段の生活には邪魔にならず、道具も乗らなくなった自転車のハンドルを使ってできますので、コストもかかりません。天井の梁部分に基礎となる部分をしっかりと固定さえすれば、取り外しも自由で荷重にも耐えられるおすすめの懸垂バーです。
自宅で懸垂するための自作DIY器具【脱着式懸垂バー】必要な道具
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脱着式の懸垂バーを作るのに必要な道具は、【不要になった自転車のハンドル】【泥除けカバー固定の金属棒】【25.1mm径単管 2m】【19mm径鉄棒 約1m】【単管固定金具 3つ】の5点です。あとは設置に使う【電動ドリル】【六角レンチ】【モンキーレンチ】などが必要で、もし自宅で単管を切断するのであれば【グラインダー】も必要にはなりますが、ホームセンターでも単管の切断はしてくれるので、わざわざ購入しなくても大丈夫です。
自宅で懸垂するための自作DIY器具【脱着式懸垂バー】作り方
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まずは、2mの単管を40cmと1mにカットします。自宅で切断するのであればグラインダーやカナノコで切断しますが、もしもない場合は事前にホームセンターで切断してもらいましょう。切断した1mの単管と自転車のハンドルを入れ替えます。
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次は、1mの単管に補強として一回り細い19mmの単管を中に入れます。単管は中が空洞になっているので懸垂で荷重をかけてしまうと曲がってしまいます。中まで詰まっている鉄棒であれば補強をする必要はありません。
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次は、最初に切断した40cmの単管と先ほど加工した単管を、差し込んだときに抜けないようにピンで固定できるように下穴をあけておきます。この下穴を開けてピンをさせるようにすることで、完成後にも簡単にハンドルを脱着できるようにします。
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次は、脱着時に差し込むピンを作ります。これは泥除けカバー固定の金属棒を適当な長さに切断し、先ほど開けた下穴に差し込めるか確認します。このときのピンの長さは、短すぎるとトレーニング中に抜けてしまう恐れがあるので、15cmほどの長めのピンにしておきましょう。
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次は、天井の梁に固定したときに衝撃などで脱落してしまわないように、補強用のピンを差し込む下穴をあけます。ですので、先ほど差し込んだ単菅と被らない位置に下穴をあけます。
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次は、天井の梁に40cmの25.4mm径単管を取り付けます。このときにΩ型の取り付け金具を使い、梁に挟み込むようにして取り付けます。そして、先ほどの脱落防止のピンに引っかかるように取り付けることで、脱落を防ぐことができます。
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後は、トレーニングしたいときに、ハンドル部分を差し込んで、ピンをさせば完成です。トレーニングが終わればピンを抜くだけで簡単に脱着することができ、普段の生活にも邪魔にならないトレーニング器具となります。
まとめ
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いかがでしたでしょうか。今回はチンニングトレーニングに必要な器具を、自宅でもできるように自作DIYするための方法を紹介してきました。チンニングトレーニングは自重トレーニングの中でも、効果の高いトレーニングではありますが、トレーニングするにはわざわざジムまで通わなければならない人がほとんどで、中々トレーニングができなかったかと思います。ですが、今回の記事を参考にしていただき、自宅にチンニングトレーニングの器具を作ってしまえば、いつでも好きなだけトレーニングをすることができますので、自作DIYで無理なくトレーニングをしていただければと思います。