そもそも日本人にはあまり茶髪が似合わない？！
茶髪には、明るい雰囲気や垢抜けた感じに見せるなど、プラスイメージがありますが、中には茶髪にしたけど似合わなかった…という人もいます。でも、そんなに落ち込む必要はありません。日本人は、色素の濃い薄いはあっても、生まれながらにして、黒髪であることがほとんどです。つまり、黒髪が似合う人種なのです。
ただ、だからと言って、すべての人が茶髪が似合わないというわけではなく、おしゃれにきまっている人もいますよね。そこで、考えられるのは、日本人の中でも、茶髪が似合う人と似合わない人がいるということです。茶髪が似合わないのには、ある特徴があるのです。
茶髪が似合わない人の特徴
①顔が薄い
茶髪が似合わない特徴の一つ目は、顔が薄いことです。日本人をはじめ、アジア人は、欧米人に比べると、目鼻立ちがハッキリしていないことが多く、顔が薄い人が多いですね。悪い意味ではなく、日本的な美人には、あまり茶髪が似合わないということになります。可愛らしい顔立ちであっても、金髪などの明るい茶髪にすると、ヘアカラーに顔が負けてしまい、髪の印象だけが強く残るため、似合わないのです。
②眉毛が黒く太い
もともと黒髪の日本人は、眉毛も黒ですね。そのため、髪を明るく茶髪にして、眉毛はそのまま黒色だと、違和感を覚えることになります。何となく、想像できると思いますが、金髪で眉毛だけ黒だと、明らかにおかしいですよね。しかも、眉毛が太い場合は、かなり目立ってしまいます。そのため、眉毛が黒く太いことも、茶髪が似合わない特徴になります。このあたりは、茶髪に変えるまえに、考慮すれば、うまく対処できるのではないでしょうか。
③メイクが薄い（すっぴん）
メイクが薄いということも、茶髪が似合わない特徴として挙げられます。メイクが薄い、或はすっぴんであるということは、日本的な顔立ちが、そのまま出ていることになるからです。メイクをすれば、アイブローやアイメイクをしたり、立体的な顔立ちに見せることもできます。ナチュラルメイクは、万人受けしますが、茶髪との相性としては、よくありません。
④ロングストレートヘアー
髪型によっても、茶髪が似合わない特徴があります。それは、ロングのストレートヘアーです。もちろん、顔立ちによっては似合う人もいるかもしれませんが、日本人の多くは、ロングでストレートヘアには茶髪は似合いません。アジアンビューティーに対しても、同じことが言えます。アジアンビューティーな女性も、黒髪が似合いますよね。髪がキレイに見えるからこそ、茶髪にはしていないのです。
⑤日焼けした肌
肌の色の特徴でいうと、日焼けした肌にも茶髪が似合いません。小麦肌は健康的でいいですが、茶髪との相性は良くありません。日焼けした肌で、髪色を明るくすると、少しチャラいイメージになってしまいます。金髪の外国人の人も、顔や肌が白いから似合っていますよね。
⑥肌色が黄色より
茶髪が似合わない6つ目の特徴は、肌色が黄色よりということです。黄色人種である日本人には、茶髪はあまりに合いません。とはいえ、肌の色は様々なので、黄色よりの人もいれば、青みを帯びた色の人や、オークル系のような人もいます。基本的には、透明感があって、明るい肌や、ピンクオークル系の肌の人のほうが、より茶髪が似合います。
自分には茶髪が似合わない？
茶髪が似合わない人の主な特徴を解説しましたが、メイクの有無や髪型、眉毛の特徴は自分で判断できても、肌の色は深く観察しないとわからないかもしれません。自分が、茶髪に似合わない人の特徴に当てはまるのか知るためには、肌の色も把握しておくといいでしょう。
イエベなのかブルベなのか？
引用: https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=456x10000:format=png/path/sfd6b07ae38bf2824/image/i5e1356b231803c39/version/1512986748/4%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%81%A8%E3%81%AF.png
イエベやブルベと言われても、何のことかわからないかもしれませんね。コスメやファッション系で、よく使われる言葉で、イエローベース・ブルーベースを略して、イエベ・ブルベと呼んでいます。これは、後で解説するパーソナルカラーの一つです。
肌や髪、瞳などに調和する色のことで、簡単に言えば、自分に合う色を指します。ざっくり分けると、イエベは温かみのある黄色よりのベージュ系の肌の人に多く、ブルベはクールな印象の青みがかったローズベージュ系の人に多いと言われています。自分がイエベなのか、ブルベなのかということも、茶髪が合うか合わないかの特徴につながります。
イエベとブルベの見分け方①腕の血管の色
引用: http://pbs.twimg.com/media/DHBbpQ1V0AAej1i.jpg
肌が明るいからブルベと思いがちですが、一概にそうとは限りません。イエベとブルベを正しく自分で判断するために、簡単な診断方法をご紹介します。まずは、腕の血管の色を見てみましょう。イエベの人は、血管が緑色に見え、ブルベの人は青く見える傾向にあります。判断がつきにくい場合は、他の人と比べてみるとわかりやすいです。
イエベとブルベの見分け方②白目の色
よく見ないと難しいかもしれませんが、白目の色が水色っぽい人はブルベです。アイボリー系の人はイエベです。充血していると判断ができないので、充血していないときにチェックしましょう。
イエベとブルベの見分け方③キットの使用
引用: http://femininestyle.jp/upload/save_image/11092305_58232d33c6166.jpg
イエベかブルベを診断できるキットが販売されていて、腕の内側に全色塗ってみて、浮いているかなじんでいるかで判断する方法があります。自分の肌に直接塗ることで、より具体的に判断が可能になります。自分の顔の色に合う、ファンでの色も判断できるので、上記の方法で診断が難しい場合は、試してみるといいかもしれませんね。
自分のパーソナルカラーも知っておきましょう！
パーソナルカラーとは？
パーソナルカラーというのは、肌・目・髪の色から診断する、自分自身に合う色のことです。人それぞれ、持って生まれた肌や瞳の色が違うため、すべての人に同じ色が似合うとは限りません。そこで活躍するのが、パーソナルカラーです。
パーソナルカラーでは、春・初・秋・冬の4つの季節グループに分けられ、まず自分がどこに所属するのかを診断します。その結果によって、自分に似合う色が診断でき、ファッションやメイクに生かすことができます。
春・秋タイプはイエベ
大きく分けると、春・秋タイプはイエベになります。春は暖色系の色が似合うタイプで、春のイメージのとおり、彩度の高いカラーが似合います。肌の色は明るいアイボリーベージュの人が多いです。秋タイプは、同じく暖色系ですが、主にアースカラーが似合います。肌の色は、象牙のようなクリーム色の人が多いです。
夏・冬タイプはブルベ
夏タイプは、ふんわりとしたパステル系の色が似合います。肌の色は、ピンクベージュの人が多いです。冬タイプの人は、寒色系のビビットな色で、ロイヤルブルーやボルドー、白なども似合います。肌の色は、顔に赤みがなく、白いのが特徴で、白目と黒目のコントラストがハッキリしている人が多いです。
茶髪が似合わないときの改善策①
小麦肌は美白対策をしてみる
日焼けをした肌には、茶髪が似合わないと前述しましたね。ヒサロなどで焼いた肌はもってのほかですが、ただ日焼けした程度であれば、茶髪のトーンによっては、似合うかもしれません。ただ、色白のほうが似合うことは確かなので、可能であれば美白対策をしてみるのも、一つの手です。
茶髪が似合わないときの改善策②
眉毛を整える
太めのしっかりした眉も人気ではありますが、あまりにも存在感がありすぎると、茶髪にしたときに違和感を感じてしまいます。茶髪にするなら、眉も整える必要があります。長さをそろえて、きれいに整え、眉の色も加味に合わせて茶色にすると、より一層似合うようになりますよ。
茶髪が似合わないときの改善策③
メイクが薄い場合はしっかりメイクにする
顔が薄いと茶髪が似合わないということなので、できるだけ日本人らしさを消すために、普段ナチュラルメイクやすっぴんで過ごしている人は、しっかりめのメイクにしてみましょう。
茶髪が似合わないときの改善策④
透明感のあるメイク
顔が薄いときは、しっかりメイクをしたほうが、茶髪が似合います。でも、メイクを濃くすればいいかと言えば、そんなことはありません。派手なメイクに茶髪を合わせると、ケバイという印象を与えかねません。透明感があり、白い肌が茶髪には合います。特に、目や口などのパーツが大きめの人は、透明感のあるメイクを心掛けましょう。
茶髪が似合わないときの改善策⑤
やわらかい印象にする
きっちりと整った雰囲気や、きりっとした印象では、茶髪とは相性がよくありません。そこで、全体的にやわらかいメイクに仕上げるのが、改善策になります。ピンクオークル系の肌が、茶髪には合うので、やわらかい印象のメイクに取り入れてみましょう。
茶髪が似合わないときの改善策⑥
パーソナルカラーをメイクに取り入れる
引用: https://cdn.amebaowndme.com/madrid-prd/madrid-web/images/sites/420696/427966118b61d9a33af63702a30a93ed_de7a6aacd056890072cded6e0e5f315c.png?width=400
茶髪が似合うようになるためには、メイクにもこだわらなければなりません。黒髪に合うメイクと、茶髪に合うメイクは少し違うからです。ピンク系やブラウン系が茶髪には合うと言われますが、肌の色にも個人差があるので、同じピンク系やブラウン系のカラーでも、パーソナルカラーに合うカラーを、メイクに取り入れることが大切です。
茶髪が似合わないときの改善策⑦
チークやアイメイクも変える
茶髪には、チークを濃く入れ過ぎたら派手になりすぎますし、強い色を入れると、ギャルっぽくなってしまいます。そうならないためには、肌になじむナチュラルなピンクを入れるのがいいでしょう。また、目元は眉とも近いので、この部分が薄すぎたり、濃すぎても違和感があります。ブラウンやベージュの明るい色で、アイメイクしていくのがおすすめです。
茶髪が似合わないときの改善策⑧
髪型を変えてみる
ロングストレートヘアも、茶髪とは相性が悪いということですね。アジアンビューティーな顔立ちの人は、黒髪がよく似合いますが、茶髪にしてみたいなら、思い切って髪型を変えてみるのもおすすめです。ショートにしてみたり、パーマをかけたりすると、印象が大きく変わるので、茶髪が似合うようになります。
茶髪が似合わないときの改善策⑨
髪色を考えてみる
茶髪と言っても、ダークなブラウンから金髪まで、幅広くあります。黒髪に近い、茶髪もあるので、どうしても茶髪にしたいなら、茶髪のカラートーンを考慮してみましょう。そのためには、自分のパーソナルカラーを把握しておく必要になります。
茶髪が似合わないときの改善策⑩
ファッションを変えてみる
茶髪のカラートーンにもよりますが、ファッションが似合わないこともあります。そんなときは、ファッションスタイルを変えてみるのも、改善策としておすすめです。また、パーソナルカラーを診断して、自分に似合うカラーを、ファッションに取り入れることも、重要です。
まとめ：茶髪が似合わないときは改善策を試してみましょう
いかがでしたか。茶髪が似合わない人の特徴と、対策法を解説しました。もともと茶髪が似合わない特徴に当てはまったとしても、改善法で対策すれば、茶髪が似合うようになります。また、ご紹介したパーソナルカラーを駆使すれば、茶髪はもちろん、ファッションやメイクまで、自分に合うカラーで、素敵に変身することができますよ。
