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信頼しても信用するな!二つ言葉の意味の違いと仕事での重要性!

2024.02.25

似たような言葉ってたくさんありますが、信頼と信用もそのひとつだと思います。一体それぞれの意味にどんな違いがあるのでしょうか? なんでもないことのようですが、実は信頼と信用の些細な意味の違いにこだわれば、仕事や生活にものすごい影響が表れてくるんです!

  1. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】信頼と信用
  2. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】結局どう違う?
  3. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】一過性か継続的か
  4. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】期待されるか尊敬されるか
  5. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】友達か恋人か
  6. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】信用と信頼を仕事に生かす
  7. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】信頼されるには?
  8. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】最後に
  9. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】オマケ①信用にまつわる名言集
  10. 【信頼と信用の違いは?仕事に役立つ意味と定義】オマケ②信頼にまつわる名言集
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重症と重体、稼ぐと儲ける、ソウルとマインド、「あれ」と「それ」。似たような意味だけど微妙に違う言葉ってたくさんありますよね。何となく違うのはわかるけど、改めて意味を問われると「??」ってなってしまうことが多いと思います。
信頼と信用もそんな「微妙に違うけれど、どう違うかわかりにくい言葉」のひとつだと思います。一体どう違うのでしょうか? まずは手っ取り早く辞書で調べてみましょう。

信用(大辞林第3版)

① 人の言動や物事を間違いないとして、受け入れること。 「彼の言葉を-する」 ② 間違いないとして受け入れられる、人や物事のもつ価値や評判。 「 -がある」 「 -を落とす」 「商売は-が第一だ」

信頼(大辞林第3版)

ある人や物を高く評価して、すべて任せられるという気持ちをいだくこと。 「部下を-する」 「 -を裏切る」 「 -性」 「 -度が高い」 「 -が置けない」 〔類義の語に「信用」があるが、「信用」はうそや偽りがなく確かだと信じて疑わない意を表す。それに対して「信頼」は対象を高く評価し、任せられるという気持ちをいだく意を表す〕
ということです。
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やっぱり信頼と信用は違いがあるということはわかりましたが、結局どう違うのか分かりにくいですね。まとめるとこういうことでしょうか。
とにかく信じられるなあって思うのが信用。一方、「もうこの人なら間違いない! 全部おまかせしちゃう!」という態度になったら信頼。こういうことでないかと思われます。信用のレベルがあがったら信頼になる、と言ってもいいでしょう。
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あともうひとつ、時間の長さの違いもあるようです。信用とは「信じて用いる」と書きますね。用いるわけですから、ある意味、相手を「手段」として考えているわけです。だからもしかするとそのとき限りの付き合い、その場限りの取引で終わる可能性があります。これが信用です。
一方信頼は「信じて頼る」と書きますから、相手はなくてはならない存在なわけです。ちょっとだけ依存していると言ってもいいでしょう。頼りにする、頼もしく思うというのは一過性のものではなく、ある程度継続する信じ方です。
信用は行為、行動であるのに対し、信頼は態度という定義をしてもいいですね。
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もうひとつだけ、信用と信頼の意味の違いについて考えてみたいと思います。
信用というのは、相手に能力があることを知ってるから用いる、という意味です。そこにあるのは期待感です。お金を貸しても返してもらえるという期待がある、という状態が「信用」です。
一方信頼は、一目置く部分がある場合の態度ですね。過去の実績がほかの人よりずば抜けているとか、自分よりも優れた能力を持っているなと思ったとき、人は誰かを信頼します。そこにあるのは期待を上回る尊敬の気持ちです。もちろん尊敬は言い過ぎかもしれませんが、少なくとも期待する以上の何かを持てる、という態度が信頼ではないでしょうか。
ざっくり言ってしまうと、期待できるのが信用、尊敬できるのが信頼。そういうことになるかと思います。そうなると、信用を失うと期待も失い、信頼を失うと尊敬も失うことになります。
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また、こういう切り口はいかがでしょうか? 信用できるのは友達、信頼できるのは恋人。
つまりですね、信用できる人は友達になります。でも、逆にいうとせいぜい友達どまりです。でも信頼できる人なら恋人にできます。なぜなら友達よりも恋人のほうが関係が密で濃いからです。
信用できても信頼できないという人は、友達にはなっていいでしょう。でも信用できても信頼できない人は恋人には向いていません。友達どまりか恋人になるかの判断のひとつの基準として、信用と信頼が挙げられると思います。
ということは、自分が恋人として選ばれるためには信頼できる人間にならなければいけないということになります。期待の応えるだけでは足りないんですね。大なり小なり尊敬か尊敬に似た感情を持ってもらわないと、恋人としては選んでもらえないかもしれません。少なくとも、お互いを信頼し合ってるカップルの結びつきは強いです。
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さて、以上のように信用のレベルの高いものが信頼だとわかりました。信用は一過性で終わる可能性があります。信頼はある程度継続する態度です。では、仕事において信用と信頼、どっちを得たほうがいいかというと、それはもちろん信頼ですね。
ただし、信頼を得るためにはまず信用を得なければいけません。信用と信頼が別のものではなく、同じもののレベル違いなので、最初は信用を集め、それが積み重なったのち信頼されていくのです。
信頼される人間になるのは簡単なことではありません。長い時間がかかります。でも、それだけ継続的に信頼してもらえます。どっちにしても、信用され、信頼されれば仕事はスムーズに運び、味方になってくれる人は増え、生産性は上がります。銀行は信用さえあればお金を貸してくれますが、友達や同僚は信頼がないと貸してくれません。信用をいかに信頼まで成長されるかが仕事をしていくうえで大事になってきます。
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では、どうすれば信頼される人間になるのでしょうか? 繰り返しますが、信頼されるためには信用されなければなりません。信頼とは期待されることですから、まずは相手の期待を裏切らないことです。
挨拶はしっかりする。約束の時間は守る。見栄を張ったり卑屈になったりせずに、正直と素直を心がける。そういう基本的なところはちゃんとしたいですね。そのうえで、相手の期待を上回るような結果を出せば、それが尊敬につながり、信頼になっていきます。
そのためには、自分がブレないこと。私情や感情に振りまわれないこと。相手の話をしっかり傾聴することなどが大切になってきます。
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人間は社会のなかでしか生きていけませんから、大なり小なり人から信用されることは必要です。そして信用を集め、信頼される人間になればなるほど生きるのが楽ちんになってきます。信頼は磨けば磨くほど増える財産なのです。
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最後にオマケで、いくつかの名言をご紹介したいと思います。まずは信用に関する名言です。
お客様から「尊敬」されるようになれば、たとえ他の会社が安い価格を提示しても買って下さるだろう。商売の極意とはお客様の尊敬を得ることだ。売る側に高い道徳観や人徳があれば、信用以上のものが得られる

稲盛和夫(京セラ創業者)

事業には信用が第一である。世間の信用を得るには、世間を信用することだ。個人も同じである。自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。信用は実に資本であって商売繁盛の根底である。

渋沢栄一(理化学研究所創設者)

私は笑わない人間を信用しない。

マヤ・アンジェロウ(アメリカの女優、活動家)

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信用の名言に続いては、信頼にまつわる名言集です。
人は、他人を信頼することによって 信頼を得る資格が与えられる。

スティーブン・R・コヴィー(アメリカの経営コンサルタント)

信頼を失うくらいなら、むしろお金を失った方がよい。

ロバーロ・ボッシュ(ドイツの発明家)

名言はほかにもたくさんあります。世界中の偉人が「人を信じること」について多くの言葉を残していますね。もし気に入った名言があったら、紙に書いて部屋に貼っておきましょう。
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