// FourM
Rqvgurv6w8dyfygdj6o5

暮らし・住まい

CATEGORY | 暮らし・住まい

夜に爪切りは大丈夫?おまじない・迷信や縁起が悪い理由をご紹介!

2024.02.25

幼いころに祖父母などのお年寄りから「夜に爪切りを切ってはいけない」と言われたことがある方も少なくありませんが、その意味は何でしょうか。そこで今回は、おまじない・迷信・縁起が悪い理由とともに「夜の爪切り」についてまとめています。

  1. 子供のころの迷信の真相とは?
  2. 「夜に爪切り」をしていけないとは?
  3. 夜に爪切りをしていけない意味と理由1:爪を切ることは縁起が悪い
  4. 夜に爪切りをしていけない意味と理由2:昔は刀を使っていた
  5. 夜に爪切りをしていけない意味と理由3:周囲の迷惑になるから
  6. 他にも迷信は多くある!
  7. 夜の爪切り以外の迷信やおまじない1:夜に口笛を吹くと縁起が悪い
  8. 夜の爪切り以外の迷信やおまじない2:霊柩車を見たら親指を隠す
  9. 夜の爪切り以外の迷信やおまじない3:火遊びをすると寝小便する
  10. 夜の爪切り以外の迷信やおまじない4:動物に関する迷信
  11. 意味を知ると納得できる!
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/97/975f41f34a1496126cf74eec3d39a9c2_t.jpeg
子供のときによく聞く話に「縁起が悪い迷信」があります。子供のときは「とにかく縁起が悪い」ということで、やってはいけないこととして教えてこられましたが、大人になると意味や理由などを知りたくなります。ここからは有名な「夜の爪切り」などの迷信の意味や、他の縁起が悪い迷信を紹介していきます。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/30/30522cf3ab90655f0570e3f23b47691c_t.jpeg
子供のときに聞かされた迷信の中で特に印象が強いのが「夜に爪切りをしてはいけない」というものです。この話は迷信の中でも特に有名ですが、「何故爪を切ってはいけないのか?」という疑問が大きい話でもあります。実際に何なぜ夜に爪切りをしてはいけないのか気になります。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/a5/a5f7cfd377a5a7c3542c5e65cac43153_t.jpeg
自分で爪を切るような年齢になると、この「夜に爪を切ってはいけない」という迷信を聞くようになります。まだ素直な年齢の内は言い付けを守りますが、迷信の効力も薄いのである程度の年齢になると迷信を破るようになりますよね。ここからは夜に爪切りをしていけない意味と理由について紹介していきます。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/f8/f89c6e0c7cb388585862167f22afc9e5_t.jpeg
まず始めの夜に爪切りをしていけない意味と理由は「爪を切ることは縁起が悪い」です。これは非常に昔の風習になりますが、そもそも爪を切ること行為自体が縁起悪いと言われています。これは近親者が亡くなったときに髪の毛を切ったり、爪を切り死者と一緒に葬ったと言われています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/35/357657cae4222419ae868fc2a1a565b5_t.jpeg
そのため、爪を切る行為が「死者」「死」を意味するものとして考えられていました。そのような縁起が悪い行為を闇が覆う夜に行うことで、より一層縁起が悪いという要素が付加されていると考えられています。このような流れで夜に爪を切ることが縁起が悪いとされています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/d6/d6c7f14841d65c91ab54024bf10d0d4d_t.jpeg
そして続いての夜に爪切りをしていけない意味と理由は「昔は刀を使っていた」です。この理由が最も有力と言われています。まず、昔は爪切りという道具がなく小さな刀や包丁、鉈などで爪を切っていたと言われています。そのため、爪を切る行為は非常に危険なものであると言われています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/c0/c0d95cadd70ed8b38460f27a00bdae79_t.jpeg
このように刀などを使って爪を切ること自体危険ですが、この時代の夜は非常に暗いです。今と違って電気がないのでロウソクに火をつけて灯りにしていましたが、そこまで明るくありません。このように夜に爪を切るということ自体が危険であることを意味している迷信です。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/e4/e4da3a99a17c7abf1475f11de6a42b8f_t.jpeg
そしてこの「夜に爪を切ってはいけない」という迷信の真意は、「夜に爪を切るなど危険な行為を平気で行う輩は、命知らずで早死にする」というものです。そのため親よりも早く死んでしまうため「親の死に目に会えない」と言われるようになったとされています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/85/85446af38239f6512842ed4d553f9d70_t.jpeg
そして続いての夜に爪切りをしていけない意味と理由は「周囲の迷惑になるから」です。このように昔は爪を切ること自体が危険なので、安全に行うためには灯りを増やしたり、刃物を研いだりする必要があります。この準備をするときの騒音が周囲の迷惑になるとともに、怪我をしたときの手当などで手間がかかったと言われています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/9a/9ae759b1ac3db00384b29526fa45ffc8_t.jpeg
この周囲の迷惑になるという意味が現代でも使われる理由になっています。現代の爪切りも「パチンパチン」と比較的大きな音が出るので、騒音扱いされることが多いです。実際に夜に爪切りをしてはいけない理由の多くは、今では当てはまらないことが多いです。

関連記事

引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/3e/3e7c8a60a6932e3e74a3e1eca1bf3319_t.jpeg
このような理由で夜に爪を切ってはいけないと言われています。昔から語り継がれている迷信は、その話が広まった時代背景が大きく影響しているので、現代とは大きく異なっていることが多いです。昔の生活を知る良いきっかけとして考えるのが良いです。ここからは夜の爪切り以外の迷信やおまじないについて紹介していきます。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/b1/b16e33412cd6466009fac8034d158845_t.jpeg
まず始めの夜の爪切り以外の迷信やおまじないは「夜に口笛を吹くと縁起が悪い」です。この夜に口笛を吹くという迷信には諸説ありますが、最も有力なのは迷惑行為を戒めるために広まったと言われています。実際に現代でも夜に口笛を吹くと、音が響いて周囲の迷惑になります。このようなことが昔からあったと言われています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/7d/7da246be3eec6a72c995e54197cfb430_t.jpeg
昔の迷信では「縁起が悪い」という抽象的なものではなく「蛇が出る」「怪物が出る」「泥棒が出る」が出ると具体的なものが出現するという迷信が多いです。実際に蛇は口笛に反応することで知られていますし、昔の泥棒は口笛でコミュニケーションを図っていたと言われています。また、口笛は昼に吹くと神様への祈りになりますが、夜に吹くと地獄と繋がり怪物を招いてしまうと言われてきました。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/6c/6c8290c4898721583be0f2232c393c05_t.jpeg
そして続いての夜の爪切り以外の迷信やおまじないは「霊柩車を見たら親指を隠す」です。子供のころに霊柩車を見かけてたら親指を隠していた人は多いです。実際に親指を隠さないと「親の死に目に会えない」「親が早死にする」という迷信が広がり、それを防ぐおまじないとして親指を隠すようになったと言われています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/2c/2c9a51e45a0e08a18113f4428fb09475_t.jpeg
この迷信は比較的新しいイメージがありますが、意外に古くから伝えられている迷信で江戸時代が発祥と言われています。元々は死者を運ぶ車は冥界と繋がっていたり、縁起が良くないものであり悪い気を帯びていると言われていました。そのため、死者を運ぶ車が自分の目の前を通ると悪い気に毒されてしまうために、自分の親指を隠すおまじないが広まりました。時代を経るに連れて親指の「親」が「両親」になったと言われています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/a2/a2e365dd1c968015eeef9a90c8defac3_t.jpeg
そして続いての夜の爪切り以外の迷信やおまじないは「火遊びをすると寝小便する」です。今でも有効活用されている迷信に火遊びを戒めるものがあります。実際に子供の火遊びは危険ですし、火事が広がってしまう可能性があります。そのため、どうにか子供に火遊びをさせないようにするため「寝小便」をするという迷信が広がりました。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/ce/ce8a99621363d94cb82884ff2703fa56_t.jpeg
この迷信にも諸説ありますが、1つの説に火遊びをすることで気分が高揚し寝る前にトイレに行くことを忘れてしまい寝小便してしまうというものです。もう1つは寝小便をしたときの「恥ずかしい」という気持ちを利用した、大人が考えた火遊びを予防する方法として広めたというものです。また、消火をするのに必要な水を連想して夢で起きた火事を消そうとして寝小便をしてしまうという理屈があります。

カラスに関する迷信

引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/e1/e1ada989384441a80a66c6b8d98b0f84_t.jpeg
そして続いての夜の爪切り以外の迷信やおまじないは「動物に関する迷信」です。特に有名なのが「カラスが鳴くと縁起が悪い」というものです。昔は今と比べて人が死んでから葬儀を行うまで時間がかかったと言われています。そのため、カラスが集まっているところには人の死体があると考えられたため、縁起が悪いと言われています。

黒猫に関する迷信

引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/c4/c45203b14c0561803a976de46b1f5f36_t.jpeg
動物に関する迷信で有名なのが、「黒猫が横切ると不吉」というものです。黒猫は真っ黒なビジュアルから「悪魔の使い」「魔女の下僕」など良い印象がありません。そのため不吉と言われていましたが、最近ではあまり人に懐かない黒猫が近づいてくることは幸運と言われています。実際に黒猫には良くないものを払う魔除けの力があると言われています。
引用: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/e1/e1612efca2e1eaedc47b43cd201f5aa8_t.jpeg
今回は有名な「夜の爪切り」などの迷信の意味や、他の縁起が悪い迷信を紹介してきました。実際に迷信の多くはかなり昔に広まったものが多いので、現代では意味が伝わりにくいものが多いです。迷信の多くは戒めとして広まったことが多いので意味などを知って損はありません。

関連記事